NEWS(最新情報)
記事一覧
2018年12月30日
コツコツは勝つコツ
最近はあらゆる分野で『効率化』という考え方が主流になっていると感じます。
「仕事を効率化して残業を減らそう」
「勉強を効率化して最短で合格しよう」
などなど効率化することが良いという流れが確かに存在します。
あらゆる事象を効率化して最大限の利益を得るのは素晴らしいことです。
しかし一方、この効率化という言葉を「努力の量を減らす」「長く地道な鍛錬は無駄」という意味合いで使っている人も多いのではないでしょうか?
そしてそれは「楽をしたいだけ」という心理状態に繋がっているのではないでしょうか?
(さらに…)
2018年12月27日
その痛みの原因は局所か全体か?
スポーツにおける慢性的な障害の原因を局所に見出すか、全体(他の部位)から考えるかは
しばしば議論になる観点です。
皆様はどのようなフィルターで局所か全体かの判別をしていますか?
四国は香川県で活動しております、赤山僚輔です。
(さらに…)
2018年12月24日
スポーツにストーリーを
文:岩渕 翔一
なぜそのスポーツをしているのか?
なぜスポーツトレーナーをしているのか?
なぜその試合を見にいくのか?
なぜそのチームを応援するのか?
なぜそのシューズを履くのか?
クリスマスイブにお届けする、これからのスポーツの在り方。
全てにストーリーを
トレーナー界でいえばトレーニング理論で溢れている。JARTAのトレーニングもその溢れたトレーニング理論のうちの1つに過ぎない。
最新のスポーツギアは各メーカーともに優れた機能が備わった商品を販売している。
例えば1万円するランニングシューズであれば、NIKEもASICSもadidasもNew Balanceも、どのメーカーもその価格帯で相応の素晴らしい機能を備えている。
好みや嗜好、合う合わないを差し引けばどれを選択してもさほど変わらない機能性が備わっているはずだ。
質が良いのはもはや当たり前の世の中になりつつある。
プロ選手であれば強くてうまいのは当たり前。
トレーナーであれば良いトレーニングを提供できるのは当たり前。
教育者であれば良い教育ができるのは当たり前。
しかし今は、もはや質が高いだけでは生き残れない時代だ。
例えば、一昔前は美味しくないラーメン店は普通にあったが、現代ではラーメン屋のラーメンが美味しいのは当たり前だ。
どこもこだわりを強く持っている上に美味しい。しかし、潰れるラーメン店は多くある。こだわりがあって他にはない味で間違いなく美味しいのにも関わらず。
それはスポーツも例外ではない。
では何が選択されるための決め手になるか?生き残るための決め手になるのか?
それこそがストーリーだ。
人々は自身の想いや価値観をそのプロダクトに乗せ投影する。
スポーツであれば、想いや価値観を共有できる選手やチームを応援する。だからこそ見ているものは、まるで自分のことのように熱狂し感動する。
オリンピックで日本人として日本チームを応援するのはほとんどの国民が自然にしていることだろう。
それもストーリーがあるからだ。
4年に一度しか行われないスポーツの祭典で「同じ国で産まれた自分たちの代表が世界で戦っている」というストーリーがすでに無条件で出来上がっているからだ。
しかし、オリンピックのようにストーリーは勝手に簡単にはできないし、そんなトップの大会に出場できるのはトップの中のほんの一握りの選手だけだ。
心を刺激する、揺さぶる
NIKEが一週間ほど前に最新のアプリをリリースした。キャッチコピーは、
「ジブン仕様の、NIKE始まる。」
だ。
アプリを開くと分かるが、
「NIKEブレザーチャッカ:デザイン誕生まで」とか、「ジョーダンのデザイナーたちが、ゲーム用の最新シューズに秘められたストーリーを語り合います」とかキャッチーなストーリーを前面に出して商品の展開を行なっている。
(アプリ内の情報は2018年12月21日現在のもの)
しかも、画像や動画は例外なくカッコいい。
スポーツ界はここも重要だ。今やスポーツはファッションの一部になっている。「カッコいい」ことはスポーツにストーリーを乗せる上で必要不可欠なものだ。
「最初から最後まで機械で作られた大量生産商品」と「一流の職人がその手で時間をかけて仕上げた唯一無二の商品」というとおそらく後者に心を揺さぶられる人が多いだろう。
しかし待ってほしい。
前者が、「1000人の技術者が試行錯誤を繰り返し3年がかりでやっと完成したこれまでにない機械で作られた商品」だったらどうだろう?
このようにストーリーは勝手にできるものではない。そしてストーリーが「ない」ということもあり得ない。
ストーリーは「ある」ものでも「ない」ものでもない。作るものなのだ。
ストーリーそのものはカッコ悪くても泥臭くても構わない。必要なのは、
「カッコよく演出された人を惹きつけるストーリー」
これこそが今後必要になるものだ。
セルフプロデュース力が鍵になる
選手やチームであれば応援してもらうためやスポンサーを探すために自分自身にストーリーを作らなければならない。
スポーツトレーナーであれば選手やチームに知ってもらうため、使ってもらうためのストーリーを作らなければならない。
つまり、自分自身やチームを「セルフプロデュース」しないといけないということだ。これはスポーツ云々関係なく実はすごく重要なことで、「社会で生きていく力」を養う。
ストーリーを作るためには、
・自分自身をしっかり見つめなおすこと
・人々がなにに興味や関心を持ち、感情を揺さぶられるのかを感じる嗅覚
この2つがなければ、人を惹きつける魅力的なストーリーは作れない。
この2つは人間関係を良好に築くために必要なものだし、どんな仕事をする上でも必ず必要になるものだ。
実はアスリートがストーリーを作り、自身をセルフプロデュースするべき理由はここにもある。
アスリートのセカンドキャリアについてはスポーツ業界全体で取り組むべき課題だ。
今まで野球しかしてこなかった。野球がなくなった今、なにをどうすればいいのか分からない。このような話は多く聞く。
それは文字通り「野球しかしなかった」からだ。
しかし、ストーリーを作り、自身をセルフプロデュースすることをしていたらどうだろう?
人々が何に興味をもち、自分は何をどうアピールすればいいのか。
それはどんな仕事であれ仕事の根本そのものであるはずだ。
ストーリー作りはセカンドキャリアを歩む際や社会で生き抜くために、なにをするのかの選択と、どうすればいいかという行動を、スポーツをしている時から養うことに繋がるのだ。
今後、なにをするにも生き残るためには必ずストーリーが必要だ。
なによりストーリーを作るのは楽しい。
当然だ。人々が興味をもち熱狂するものを探す作業なのだから、その未来をみてワクワクしないはずがない。
スポーツにストーリーを
一度意識してみてはどうだろうか。
合わせて読みたい記事
・スポーツは科学だ
・ 愛される選手になる
・子どもの夢を叶えるには動ける身体が必要だ
・強いチームにあるもの
2018年12月22日
JARTAが「手本力」を重要視する理由
JARTAの考え方のひとつとして「手本力」があります。
JARTA認定スポーツトレーナーコースでは考え方や知識・技術だけでなく、この「手本力」もトレーナーの能力として重要視しています。
この「手本力」は、JARTAが他のトレーナー団体と大きく違うところのひとつではないでしょうか。
では、なぜJARTAはこの「手本力」を重要視するのでしょうか。
北海道で活動しています認定スポーツトレーナーの矢口雅人です。
(さらに…)
2018年12月21日
年末年始休業のお知らせ
いつもJARTA公式ページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、2018年12月28日(金)〜2019年1月6日(日)を年末年始休業日とさせていただきます。
この間にお問い合わせのあったご連絡につきましては、新年1月7日(月)以降に対応させて頂きます。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年12月17日
ウォーミングアップは進化する
文:岩渕翔一
日本スポーツはこれまでの通りのウォーミングアップをやっていては間違いなく勝てなくなる時代がやってきます。
これから、ウォーミングアップは急速に進化する。
その理由と進化に必要なのは2つのポイントです。
スポーツは練習前も試合前もウォーミングアップを必ず行います。様々な考え方がありますが、現状全くウォーミングアップをしないというのはほとんどないと言っていいと思います。
ウォーミングアップの内容やかける時間は当然競技によってもカテゴリーによっても変わりますが、
ランニング→体操→ストレッチ→アジリティなど→その競技の道具を使っていく
多くの競技でだいたいこのような流れで行われるのが一般的だと思います。時間にするとおよそ20〜30分程度でしょうか。
なぜウォーミングアップに進化が必要なのか
理由は様々にありますが、決定的な進化させざるを得ないことが今年スポーツ庁から発信されました。
「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」
(参考資料:スポーツ庁HPより)
関わりのある方はガイドラインをしっかり読んでいただきたいのですが、書いてあることを一部抜粋すると、
・休養日は週2日以上で、平日は1日以上、土日で1日以上
・夏休みなど長期休業中は部活動も長期の休養日を設ける
・1日の活動時間は平日2時間、休日3時間程度
・科学的トレーニングを導入し、短期間で効果が得られる活動にする
・スポーツクラブなどと連携し、地域のスポーツ環境整備を進める
・大会の統廃合を進め、学校が参加する大会数の上限を定める
ということです。つまり、「教師の過度な負担を軽減しつつ、短い時間且つ効率的で根拠のある練習を行える楽しい部活動」でないといけないということです。
ウォーミングアップに求められる2つの考え
以上のことから、指導者やトレーナーに今後より強く求められる能力として「タイムマネージメント能力」があげられるでしょう。
与えられた時間をいかに効率的且つ効果的な練習にするのか。平日2時間しかない活動時間に、「ただのウォーミングアップ」に30分も費やすのは勿体ないという感覚はほとんどの方が持てるのではと思います。
ではどうしていけばいいのか。必要な考えは2つです。
1.ウォーミングアップを無くす
2.ウォーミングアップそのものがトレーニングもしくは練習になる
1.ウォーミングアップを無くす
ウォーミングアップを無くすというのは、時間がないから行わないということでなく、いつでも競技を行えるような心身の準備を行うよう指導していくということです。
JARTAでは、ミッドストレッチという競技レベルの負荷を日常レベルに落とし込む方法(ブログ記事|投手の野球肩と野球肘を予防する方法)や、ウォーミングアップの前に、プレウォーミングアップをしなさいという教育を選手やチームにしていきます。
プレウォーミングアップとは全体のウォーミングアップに入る前に各個人の個人的な課題やケアするべきポイントをしっかりやっておきなさいということですが、それが浸透していけばウォーミングアップは限りなく0に近づけていけます。
また、ウォーミングアップを無くすということに関してはJARTA代表中野のブログでもその意図が記事になっています。
ウォーミングアップ不要論
2.ウォーミングアップそのものがトレーニング若しくは練習になる
サッカーのモウリーニョ監督はボールを使わないトレーニングや練習を行わないことで有名です。
「戦術的ピリオダイゼーション」というポルトガル発祥のトレーニング概念がありますが、根底には「サッカーはサッカーの練習でしか上手くならない」という考え方があります。ですので、モウリーニョはウォーミングアップをフォーメーションの形を取って行うそうです。
各々が自分のポジションにつき、戦術の中ですることの多いスプリント方向やボール出しを行いながらウォーミングアップをするので戦術のトレーニングにもなっているということです。
この考えをウォーミングアップに導入するのです。
どうやって?と思われるかもしれませんが、それこそがこれから指導者やトレーナーの能力や工夫が問われる根本的なところです。ですので、考えることでしか解決しません。
コツは、
・トレーニングやウォーミングアップを行う環境を一から考え直すこと
・常にダブルタスクにできないかを考えること
この2点です。
(さらに…)
2018年12月12日
重心感知能力を高めるための3つの要素と鍛え方
スポーツにおいて、方向転換、コンタクトの強さ、スピード、バランスなどが必要となる場面は多くあります。
スポーツの局面に応じて身体を動かすためには、まずは今この瞬間の自身の体勢がどうなっているか、わからないと次の動きに移れませんよね。
今この瞬間に、自身の体勢がどうなっているのかを感知するために必要なもの、それが重心感知能力なのです。
「重心感知」というと、頭部の傾きを感知する前庭や加速度を感知する三半規管などが頭に浮かぶ人もいるかもしれません。
しかし、前庭や三半規管を鍛えてパフォーマンスアップにまでつなげるためには、相当な反復練習と時間が必要になります。
そこで今回は、重心感知能力のより効率的な鍛え方を千葉で活動している認定スポーツトレーナーの福原良太が解説していきます。
(さらに…)
2018年12月08日
2018年12月05日
【フットサル・サッカー関係者向け】1回30分。日本代表選手が毎日続けるトレーニングとその効果とは?
■フットサル日本代表皆本晃選手とJARTA
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。
JARTA代表である中野崇はフットサル日本代表皆本晃選手のトレーニングサポートをしています。
そこで、今回は皆本晃選手のインタビュー動画を紹介します。
動画の主な内容は皆本選手がJARTAトレーニングを選んだ理由とその効果、フットサルが上手くなるための身体操作やトレーニングを中野崇が指導している様子などです。
是非ご覧ください。
フットサル日本代表皆本晃選手
<主な経歴>
2009年中国国際フットサルトーナメント準優勝
2009年東アジアフットサル選手権準優勝
2013年第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ準優勝
2013年INTERNATIONAL FUTSAL TOURNAMENT準優勝
2014年AFCフットサル選手権優勝
2018年AFCフットサル選手権準優勝
- フットサル日本代表皆本晃選手のインタビューはこちらから
https://jarta.jp/dispatch/interview_minamoto/
■インタビューの11の質問
実際にインタビューを行った11の質問を紹介します。
皆本晃選手のフィジカルトレーニング
【インタビューの11の質問】
- JARTAのトレーニングをやってみた感想は?
- 苦戦したトレーニングとは?
- 皆本晃オススメのJARTAトレーニング
- JARTAトレーニングをやりだしてからの変化は?
- プレーでの変化をもう少し具体的に
- どのようにJARTAトレーニングを導入していますか?
- JARTAのトレーニングを継続する理由
- スペインでのプレー経験を踏まえて、日本と海外のトレーニングの違い
- 外国人選手と日本人選手の違い
- 日本人選手の特徴
- 皆本晃がトレーナーに求めること
と具体的な11の質問で、インタビューに答えてもらいました。
■皆本晃選手の生の声
インタビューの11の質問の一部をお伝えします。
【トレーニングを導入してからの変化について】
インタビュアー:JARTAトレーニングをやりだしてからの変化は?
皆本選手:「今まではベーシックな筋力トレーニング、パワーをつけるトレーニングをずっとやっていた。
しかし、力を発揮できず、パワーを持て余していた。
JARTAトレーニングをしてから、トレーニングがつながってきた、活かせるようになってきた。
いろんなトレーニングやストレッチすることで、今までにない神経が芽生えて、意識がいくようになった。筋肉痛や疲労する部位が変わってきた。
動画では熱い想いを語ってくれています。
まだ動画を見ていないフットサル・サッカー関係者の方は必見です。
見たことがあるよっていう方も、実際の日本代表のトレーニングを見ることができる数少ないチャンスです。
動画ではフットサル・サッカーが上手くなるヒントがたくさん含まれています。
繰り返し見て、パフォーマンスアップに是非役立ててください。
・フットサル日本代表皆本晃選手のインタビューはこちらから
https://jarta.jp/dispatch/interview_minamoto/
・日本代表と同じトレーニングでパフォーマンスアップしたい、JARTAトレーニングサポート依頼についてはこちら。
http://jarta.jp/dispatch/
お気軽に問い合わせください。
・スポーツトレーナーになりたい、JARTA理論を学びたい方はこちら
https://jarta.jp/j-seminar/course/apply/
今回は「なぜフットサル日本代表皆本晃選手がJARTAトレーニングを選んだのか?その実際の効果は?」を紹介させて頂きました。最後までお読み頂きありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年12月02日
一流選手のトレーニングを取り入れる前に
「このトレーニング面白そうだな」
昨今、テレビやインターネットにより様々なトレーニング理論に触れることができるようになりました。
どの理論も選手のパフォーマンス向上のため、試行錯誤の上に構成されているものばかりです。
憧れの選手がやっているトレーニングは魅力的に見え、ついついマネしてみたくなるものです。
個人的にマネをしてみるというのは短期的に見ると効果的な場合もあります。
ただ、真剣に長期的に行う場合は、競技の特徴と自身の課題を明確にしてからトレーニングを選択する必要があります。
(さらに…)
2018年11月30日
POLA×JARTAコラボイベント開催
12月7日(金)18時より、ディアモール大阪のビューティーブースにてPOLA様とのコラボイベントを開催いたします。
参加費は無料です。詳細は以下ご覧ください。
プロアスリートも実践!
肩こり改善、腰痛改善、姿勢改善、スタイルアップなどの効果があるTレフストレッチを体験していただけます。
【Tレフストレッチをお勧めする3つの理由】
・座ったままでもたっても簡単、手軽に実践可能
座っていても立っていても数秒で出来るので、
デスクワーク中、営業で外出中などでも気軽に行える
・痛くない、キツくない、気持ちいい
きついことや辛いことが嫌いな方も安心
・必要な時間は数秒!短時間でできる
忙しくて時間がないという方もほんの隙間時間、
ながら時間でストレッチが可能
【Tレフストレッチ*の3つの効果】
・硬い筋肉を柔らかくし、「コリ」や「痛み」を改善
・体幹のインナーマッスルを刺激して姿勢改善、スタイルアップ
・血液の巡りを良くして疲労回復
- * Tレフストレッチとは??
- JARTAが提唱する、アロースポイントというポイントを刺激しながら行うトレーニング系ストレッチ
【イベント概要】
日程|2018年12月7日(金)18時〜(30分程度)
場所|ディアモール大阪ビューティーブース
講師|岩渕翔一
2018年11月28日
【サッカーにおける加速機能の最大化】
サッカーに限らずスピード、アジリティ能力の向上はさまざまな競技で必要になってきます。
ただし、それぞれの競技においてスピード、アジリティ能力がどのような局面、タイミングで発揮されるのかという点を押さえた上でなければなりません。
例えば陸上短距離とサッカーのスピード、アジリティ能力は一緒なのか?
共通項はランニング動作ということから非常に多いのは当然です。
しかしサッカーの動作、局面を考える際に相違点が多くあるということもまた当然の事実です。
(さらに…)
2018年11月26日
日本がサッカーW杯で勝つために
イタリアスポーツ界が抱える根本的課題は日本と同じだった。
そこから見えた日本人選手が世界で活躍するために必要なこととは。
認定講師の岩渕翔一です。
今年の9月に1週間日本での仕事を休ませていただき、イタリアへ行ってきま
した。
イタリアでは、
・日本人留学生とのトレーニングや交流
・ASローマフットサルでのトレーニング指導と練習見学
・ノルウェーフットサル代表監督とのディスカッション
・ラツィオvsオスティアのフットサル試合観戦
・ラツィオフットサルでのトレーニング指導と練習見学
・ラツィオレディーズフットサルの練習見学
・ラグビー試合観戦
・セリエA、ローマvsキエーヴォ試合観戦
・ラグビーの施設見学とスタッフとのディスカッション
・プロバスケットチームの練習見学とトレーニング指導
・ASローマ下部組織SAVIOの施設見学、練習見学、トレーニング指導
などを行ってきました。
競技では、サッカー、フットサル、バスケット、ラグビーの4競技を見てきたわけです。
我々が見てきた施設はどれも素晴らしい施設で、その競技に専念するには充分過ぎる環境がそこにはありました。
さすがサッカー王国イタリア。
そう思っていたところで、それぞれのチームや競技でみてきた選手やそれぞれのチームスタッフが語ったのは危機感と我々から貪欲に学ぼうとする姿勢でした。
まず、各競技のチームや選手に見られた共通項は、
・練習であれ試合であれ実戦形式のものはかなり激しく行う
・身体(特に下半身)が非常に硬い
・重心が高く、視野が広い選手が多いが、急落下ができないため加速や方向転換に課題がある
・一つ一つのプレー精度はそれほど高くない
・フィジカルトレーニングは一般的なもの
・ボールを使った戦術練習や練習法はアイディアが豊富で非常に工夫されている
こういったことが目につきました。
次に、それぞれのチームスタッフやトレーナーから多く聞かれたのは、
・子どもが基本的な運動ができなくなっている
・フィジカルトレーニングにかけれる時間が凄く少ない
・膝の故障が多い
私は正直言うと、イタリアと日本のサッカーの文化伝統実績の違い。
こういったものがあることは間違いないので、選手もコーチも
「どうだ凄いだろう」
こういう感じなのかなと想像していましたが、実際は自分達に対する危機感を口にし、なにか少しでも学べることは学ぼうとする貪欲で謙虚な姿勢でした。
これは話を聞いて驚いたのですが、イタリアでは義務教育で行う、日本でいうところの「体育」が現在は廃止されているそうです。
その代償として、ASローマ下部組織SAVIOのスタッフが言っていたのは、基本的な運動や体操から指導していかなければならないということ。
実際、見学した際はU12、U15、U19など各カテゴリーで練習が行われていましたが、この世代では日本人選手の方が上手いと素直に感じました。
日本でも子供の運動能力の変化は叫ばれていますので、国としての課題に差はなく、むしろ同じであること。
また、ジュニア世代においては日本人選手にむしろアドバンテージがあること。
こういったことを実際自分の目で見てきました。
ではなぜ、サッカーでA代表になるとイタリアに勝てないのでしょうか?
原因というか要因はいくつもあると思います。文化や歴史の違いもそうでしょう。
しかし、ここでは日本人と欧米の選手で明らかに違う身体的特徴を紹介します。
イタリアの選手は競技に関係なく、驚くほど下半身が硬かったです。対して、上半身は比較的柔らかく、その影響でいわゆる高重心で視野が広いといった特徴が各競技でみられました。
対して日本人は低重心で、下半身が柔らかく、上半身が硬い傾向があります。
これはどちらかが良いというわけではなく、両方備えているのが一番ですし、事実トップレベルの選手はこの二つを兼ね備えています。
イタリアで我々が指導したいくつかのチームはJARTAのトレーニングに興味を持っていただき、今後、トレーニングを指導していく予定になっています。
つまり、イタリアでは彼らの弱点である低重心コントロールや下半身の硬さを克服するためにすでに動きはじめています。
対して日本では、例えば、サッカー上半身セミナーというのを我々JARTAでは開催していますし、サッカーにおける上半身の重要性は多方で語られるようになってきました。
サッカー上半身セミナーの詳しい情報はこちら
→https://jarta.jp/j-seminar/soccer/
繰り返しますが、低重心と高重心。下半身主導と上半身主導。
どちらが良いとかどちらが優位ということではなく、両方必要です。
日本でサッカーにおいて上半身が大事だと叫ばれるようになったからといって、日本人の長所である、低重心と下半身の柔軟性を活かしたまま上半身のトレーニングに取り組む必要があります。
事実、現在ヨーロッパで活躍する日本人選手の多くは細かいステップや低い姿勢からの素早い切返しが得意な選手が多いです。
ヨーロッパで生まれたサッカーという競技で日本が世界と対等に渡り合うには、まだまだ多くのことが必要です。
その多くのことの一つである身体操作や身体機能では、上半身のトレーニングを日本人の特徴を失わないよう注意しながら行うこと。
イタリアの地で自分自身の目で見た感じたことを日本で活かせるように。
イタリアでの研修をコーディネイトしてくれたカルチョファンタスティコの吉田輝氏、浜沢良平氏にこの場を借りて感謝いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年11月25日
鹿児島ユナイテッドFC J2昇格
弊社代表の中野崇がファンクショナルコーチとしてサポートしてきた、
J3鹿児島ユナイテッドFCの来季J2昇格が決定致しましたのでご報告いたします。
2018年11月25日
投手の野球肩と野球肘を予防する方法
投手の肩や肘を守るのは、選手にとってはもちろん、指導者にとってもトレーナーにとっても野球に関わる人であれば誰にでもあてはまるであろう、いわば使命のようなものです。
日々のケア
投球後のアイシング
球数への配慮
連投への配慮
など現場では数々の対応と対策がなされ、それは今も試行錯誤を繰り返し、より予防という結果が伴う手段と方法が検討されています。
(さらに…)
2018年11月22日
正しいフォームは選手のためではなくトレーナーのため
「そんなフォームだと怪我するぞ!」
「しっかり正しいフォームでトレーニングしよう!」
正しいフォームでトレーニングをする。
そのことを大事にしているスポーツトレーナー(以下トレーナー)は多いのではないでしょうか?
理由としては
・正しいフォームでトレーニングを行うことでトレーニングの効率が良くなる
・正しいフォームでトレーニングを行うことでトレーニングによる怪我を防げる
などが挙げられると思います。
現在あらゆるトレーニング方法があり、それらはインターネット等を利用すれば動画や画像で解説を見聞きしながら行うことができるようになっています。
非常に便利です。
しかしこの便利さの副作用として
『選手を正しいフォームに当てはめる』
ことがトレーニングの目的になってしまうことが多々あります。
関東で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの岡元祐樹です。
今回は『選手を正しいフォームに導く』というよりは
『正しいフォームから、トレーナーの提供するトレーニングをレベルアップする』
という視点でお伝えしていきます。
【どのような力源で行うか?】
正しいフォームとはなんのために存在するのか?
自分は、選手のためだと以前は思っていましたが、現在はトレーナーの思考を深めるためにあるという側面も考えるようになりました。
競技やトレーニングで行われる『動き』には必ず複数の『力源』があります。
筋力ももちろんそうですし、重力、慣性、摩擦力、床反力、空気抵抗など様々な要素が挙げられます。
正しいフォームについてトレーナーが考えると『正しいフォームで行うにはどういった力源が必要か?』という思考まで進む必要があります。
それぞれの競技特性とも言える力源を把握し、そこからトレーニングを考えると、理想と言えるフォームが見えてくるからです。
そのフォームはインターネット上にある解説とは少し異なるかもしれません。
例えばスクワットによる下半身の筋力トレーニング。
「重心を下げていく時、膝がつま先より出ないようにする」
と一般的には言われています。
これはハムストリングスや臀部の筋肉を鍛えるための動作指導です。
ハムストリングスや臀部の筋肉はダッシュやジャンプに重要な筋肉であるため、スクワットでそれらの筋力を向上したいのであれば上記のような指導になります。
しかし逆に、大腿四頭筋によるブレーキ動作を強化したいというニーズがあった場合はどうでしょうか?
上記の指導方法とは少しフォームが異なってきます。
正しいフォームはトレーニングの目的によって変化し得るのです。
指導者がそのような柔軟な思考でないと、選手を正しいとされるフォームに当てはめ、トレーニングと競技特性を乖離させることになります。
正しいフォームにとらわれ過ぎて、パフォーマンスが向上しないということです。
【そのトレーニングで選手はどんな動きをするのか?】
とは言え、正しいフォームを知っているというのは重要なことです。
そのメリットとして
『目の前の選手が正しいフォームでトレーニングを行えない理由はなんなのか?』
と思考を進めることができるからです。
先程の力源の話と絡めると、何かしらの力源が作用していないと言えます。
その状態でトレーニングを積み重ねても、パフォーマンスアップという目的は達成しづらいでしょう。
美味しいチキンカレーを作ろうとカレーを煮込んでいるのに、一番重要なチキンがないような状態です。
このような状態の時は難易度の変更を行います。
目的となる力源を使いやすくするようにトレーニングの難易度を下げるのです。
ウエイトトレーニングであれば重りの重さを下げるとか、スクワットであれば浅めに行うとかです。
モチベーションの問題で集中力が低下している可能性もあります。
そのような時はゲーム形式にして楽しみながらできるように工夫するのも手段の1つです。
【大事なことは面倒くさい】
正しいフォームを知っている、定義できるというのはとても大事なことです。
正しいフォームを基礎知識として持っているからこそ、その先に進むことができます。
競技の動きはどのような力源を使うのが望ましいのか?
その力源を高めるためのトレーニングはどういった物が望ましいのか?
そのトレーニングを行った時の選手の反応や動きはどうなのか?
そこからトレーニングの難易度を変化させ、選手により良いトレーニングを提供することができるのか?
トレーニングの内容を考えるトレーナーには、こういった思考が必要になってきます。
正しいフォームはトレーニングを行う選手のためにありますが、トレーナーが選手をレベルアップさせるための鍛錬にも用いることができるのです。
この文章を書いている自分でも「これを全部考えるのは面倒だな」と少し思ってしまいます。
しかし以前テレビで、スタジオジブリの監督・アニメーターであった宮崎駿氏がこう言っていました。
「本当に作品に大事なことは、面倒くさい作業の中にある」
スポーツに関わる人が、スポーツによって得られるものはなんなのか?
自分は、大事なものを見失わず努力の先に成長していく姿勢だと想っています。
選手が本当に大事なものを得られるように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
トレーニングがどのようなフォームで行われるのが正しいのか?
あらゆるスポーツ動作の力源となり得るものはなんなのか?
JARTAでは選手に可能な限り最高のトレーニングを提供するために、あらゆる要素をセミナーでお伝えしています。
JARTA認定トレーナー養成コース詳細はこちら → https://jarta.jp/j-seminar/course
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年11月17日
【動画付き】なぜブラインドサッカー日本代表高田敏志監督がJARTAトレーニングを選んだのか?その実際の効果は?
■ブラインドサッカー日本代表とJARTA
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。
JARTAはブラインドサッカー日本代表とパートナー契約を結んでいるのを知っていますか?
今回はブラインドサッカー日本代表の高田敏志監督のインタビュー動画を紹介します。
(さらに…)
2018年11月14日
サッカーにおける上半身と下半身の関係性 ~サッカーセミナーin大阪~
関西で活動しておりますJARTA認定スポーツトレーナーの和泉彰宏です。
現在ジュニア世代~大学、プロカテゴリまでのサッカー選手のサポートを中心に活動させて頂いております。
この度、以前開催していたサッカー上半身セミナーをアップデートさせた形で実践型サッカーセミナーを新たに開催します。
本セミナーではサッカーに必要な上半身操作、上半身と下半身の連動性を高めることをテーマにパフォーマンスアップ、怪我の予防に繋がる内容となっております。
(さらに…)
2018年11月11日
投手トレーニングの方向性
11月18日に大阪、札幌で「投手トレーニングセミナー」が開催されます。
「投手トレーニングセミナー」は、投手に特化した内容が詰め込まれており、トレーニング理論の解説とプロも実践するトレーニングを実際に体験できる様に構成されています。
今回は「投手トレーニングセミナー」の内容の一部から、
トレーニングを進めていく上で必要な、トレーニングの方向性についてお話ししさせて頂きます。
(さらに…)
2018年11月07日
○○が93%の団体
認定講師の高塚政徳です。
93 % (10/144 )。
これは、JARTA認定スポーツトレーナーの男女比になります。
JARTAでは、ほぼ全てのセミナーで男性の受講者の割合が圧倒的に多く、
全員が男性だったという日も決して珍しくはありません。
この件については、代表 中野のブログでも度々紹介されているのでご存知の方も多いかと思います。
男性ウケがいいのか、女性ウケが悪いのかは定かではありませんが、偏りを意図的に操作しているわけではありません。
もちろん、女性の方も毎年一定数は受講してくれていますし、継続的に関わっていただいている方もいます。
【JARTAを学ぶ女性が少ない理由は何か】
○セミナー内容とニーズが一致しない?
○トレーニングが難しすぎる?
○女性が参加しにくい雰囲気?
○講師や、SNSで出てくるのが男性ばかりだから?
○暑苦しい?男臭い?etc.
理由は、スポーツトレーナーを志す女性の母数が少ないということもあるかもしれませんし、
一概にこれだとは言えません。
本当は、何かあるかもしれませんが。(気づいている方がいれば一報いただきたいです。)
その一方で、現場からは女性トレーナーを求める声も少なくないのが現状です。
【ニーズはさらに高くなる】
多くの日本人女性アスリートが、世界を舞台に大活躍しています。
その姿をみて、競技スポーツを志す女性は年々増えているのではないでしょうか。
女性チームやアスリートに、女性トレーナーがつくことが必ずしもいいというわけではないですが、
女性特有の健康管理に関する対応については、女性トレーナーのほうが介入しやすいのは間違いありませんし、
遠征や合宿帯同の際も、対応できる要素は多いはずです。
【女性でもできる】
JARTAトレーニングの考え方や方法論は、女性アスリートにももちろん使えます。
むしろ有効。
JARTAでは、女性アスリートのサポート実績も多くあります。
女性特有のしなやかさを最大限活かすこと。
そこを強化、維持しながら、その選手が求めるパフォーマンスに不足する要素を高めることがベターではないかと私は考えています。
【女性トレーナーだからこそ伝えられること】
男性トレーナーから女性アスリートにトレーニングを指導する際に、時折言われてしまうこと。
それ、男だからできるんですよね?
この言葉を言わせてしまうのはトレーナーの問題でもありますが、「性差」は変えられない部分です。
しかし、我々が伝えるトレーニングにおいて、できるできないに「性差」はありません。
むしろ、JARTAの女性トレーナーの中には男性よりも優れた身体操作を行えるツワモノもいます。
自分よりもサイズの大きい相手、パワーやスピードがある相手とどう戦っていくのか。
ここは、女性も鍛錬していくことで確実に上達できる部分です。
苦労して、習得したトレーニングは説得力が違います。
言い訳をさせず、本当の意味で選手の心に火をつけることに関しては女性トレーナーのほうが、アドバンテージがあるかもしれません。
女性トレーナー自体の数が少ないということは、自分次第で希少価値を生み出しやすいということも言えます。
今後、先日の竹治トレーナーのようにJARTAの女性トレーナーの方達の活動をこちらで紹介させていただく予定になっています。
(先日の記事、“「私」という個性”)
今まであまり見えてこなかったJARTAの女性トレーナーの動向がみえてくると思いますので、ご期待ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年11月04日
2018JARTA合宿に参加して / 真木 伸一
初めて合宿に参加させてもらいました。
その場で、プレゼンテーションのチャンスをいただき、いささか参加者のみなさんに強いメッセージを発信した者の責任として、感想を述べます。
トレーナーという道を志してからの26年間、私はかなり厳しい環境の中で育ってきました。
明らかに理不尽な要求や現実に対しもがき苦しんだ経験もしています。
だから、若手が自分の意志で前に出られない環境に嫌悪感を覚えます。
(さらに…)
2018年11月01日
きっかけを掴む場に ~2018JARTA合宿開催報告~
JARTA合宿は、今回で4回目。
毎年テーマを変えながら、試行錯誤を繰り返しながら合宿を開催しています。
「合宿」と「セミナー」の違いは何か
別に泊まりがけじゃなくてもできるのでは?
動画で情報共有できればいいのでは?
セミナーとの1番の違いは、
「受講」するのではなく、「参加」することにあります。
合宿では、講義形式のプログラムもありますが、ディスカッションやプレゼンなど自らの考えをアウトプットする場が多くなります。
全国から集まったメンバーの考え方、具体的な経験や方法論の共有は、ここでしか得ることができないものです。
その中で出てくる疑問や納得のできないことはできるだけその場で解決することを、最優先します。
そして、それぞれの成長を目の当たりにすることが、何よりの刺激になります。
今年のテーマはこの2つ
・不足を知る
・繋がりに気づく
各プログラムにて、JARTAの基準、我々が選手に提示するトレーニングによる可能性をお伝えしました。
選手と正面から向き合うからこそ、常に悩みが尽きず、その都度不足が見つかります。
合宿においては、事前準備も含め持っているものをここで全て出し切ることで、初めて自分に足りないことが見えてきます。
だからこそ、合宿では全員が発言し、自分の考えを伝え、体を動かすことを求めます。
今回の合宿では一部(トレーニング評価・オリジナルトレーニングプレゼン)で、下記2つのカテゴリーに分けた形で、選択プログラムを準備しておりました。
『シャープニングカテゴリー』
さらなるレベルアップを目指し、トップレベルの選手にも通用する内容を共有するカテゴリー
(Jリーガー、格闘家などのプロ選手のパーソナルトレーニングを担当する和泉・萩が担当)
『ディブロップメントカテゴリー』
基礎的な部分を重視し、主に育成年代などで必要な内容を共有するカテゴリー
(幅広い年代・競技レベルでの指導経験がある岩渕・谷口が担当)
参加メンバーそれぞれに、いま必要と考えるカテゴリーを選択してもらいました。
どちらのカテゴリーも、目の前の選手のために手段に囚われず、全力を尽くすという基本的なスタンスは同じということを前提にしています。
その他のプログラムとしては、
今後認定スポーツトレーナーコースでお伝えしていく予定となっている評価法(MESSI)をはじめ、リカバリー、ウィメンズ、参加者プレゼン大会、ディベート、運動構造分析についてなどのプログラムを実施しました。
JARTAにおける合宿の位置づけは、自分と向き合い成長を確かめる場であり、成長のきっかけを掴む場です。
この合宿自体も、年に1回全国の認定スポーツトレーナーが集う特別なイベントに成長していけるよう来年以降も開催予定です。
2019JARTA合宿の詳細が決まり次第、またこちらでご案内させていただきます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年10月27日
JARTAの合宿が見据える先とは
本日より2日間、神戸で年に一度のJARTA合宿が開催されています。
毎年この時期に開始される合宿では、様々な形で認定スポーツトレーナーを中心にさらなる成長をめざし鍛錬していきます。
今回は総勢59名の参加。
全国から受講中の皆様も含めて集まりました。
身体も心も自分に向き合い続ける2日間。
資格更新のためには一日だけの必須研修でも可能です。
それでもなお、この2日間を選び集まってきた全国の仲間たち。
彼らにとってこの2日間をどう過ごすかは、月曜日から関わる選手たちの結果や成果に直結します。
大人になって人前で何かを意見することや議論すること。
またわからないと表明することは恥ずかしいことかもしれません。
でもそういった過程を通り越した先にある自分は昨日までの自分とは違うはず。
この舞台で自分に向き合い続けるトレーナーたちの今後にご注目ください。
(今回の合宿運営スタッフの面々)
約半年かけて構成等々熟慮を重ねてきました。
どうすれば、選手にとって必要とされるトレーナーになれるか。
どうすれば、目の前のクライアントの問題が解決できるか。
どうすれば、トレーナーとしての伸び代伸ばせるか、講師として受講者にそれを感じ取ってもらえるか。
答えのない問いの中で、JARTAは走り続けます。
その先にある選手と成長があると信じて。
合宿はまだまだこれから。
合宿開催報告で今後の詳細はお伝えいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年10月26日
「私」という個性
『初めまして、竹治久里子と申します。
私はもともと作業療法士として病院で働いていましたが、スポーツに関わる仕事をしたいと思い、アスレティックトレーナーの資格を取って、今はフリーランスのトレーナーとして働いています。』
このような自己紹介をすると、大抵の人に珍しい、変わっていると言われます。
女性で、作業療法士で、トレーナー。
たしかに、今まで仕事をしてきて同じ経歴の方には会ったことがありません。
ただ自分では、そんなに変わったことをしているつもりはありません。
なぜなら、病院を辞めたことも、トレーナーを目指したことも、思い付きで行動している訳ではないからです。
「こうなるべくしてこうなった」のです。
(さらに…)
2018年10月25日
食事からのパフォーマンスアップ~JARTAスポーツ栄養セミナー開催報告~
10月21日にJARTAスポーツ栄養セミナーが開催されました。
参加者は、トレーナーや医療従事者、管理栄養士、調理師、一般社会人、保護者の方と様々な経歴の方50名に参加していただけました。
今回のセミナーは西洋・東洋の栄養学を、1日で学べる構成で行いました。
午前は、管理栄養士の片山より「公認スポーツ栄養士による基本の食事と水分補給」のテーマで話しました。
基本的な栄養学の内容を中心に、しかし現場で活用できるような定エネルギー必要量の計算方法や、練習や試合に合わせた食事のタイミング、そして水分補給についても具体的に紹介しました。
お昼は「八百屋とごはん うらや」様にご協力いただきまして、アスリート向けのお弁当をご用意させていただきました。
午後からは日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー・鍼灸マッサージ師の伊藤より「東洋医学の考え方を用いた食養生(栄養学)」のテーマで話しました。
東洋医学に馴染みのない受講者の方も多かったため、まず基礎的な東洋医学の説明から始まり、それをベースに自身の体質チェックや季節や感情に合わせた食事について紹介しました。
今回は単発セミナーという形で開催しましたが、
今後は「コース」として、皆様にスポーツ栄養学を学んでいただけるよう準備しております。
・西洋だけでなく東洋の栄養学も学びたい方
・スポーツ栄養学に興味があるけど、どこから学べばよいかわからない方
・スポーツ現場での応用編など、より深く学びたい方
・スポーツをしている方の栄養をサポートする立場にあるが、不安がある方
にお勧めの構成となっておりますので楽しみにしていただけたらと思います。
『食事』をすることは、生きていくためには必要不可欠なことです。
しかしあまりにも当たり前すぎて、食事がパフォーマンスアップに繋がるということがあまり実感持てないのも事実です。
パフォーマンスUPやケガをしないカラダづくりに、ぜひ食事という手段を取り入れることを検討されてみてはいかがでしょうか?
最後になりますが、今回は非常に多くの方にご参加頂き、有意義なセミナーを開催することができました。
これも受講いただいた皆様のご支援とご愛顧によるものと、心から感謝いたしております。
JARTAスポーツ栄養セミナー詳細ページはこちら
2018年10月21日
現場で結果を出すために~経絡と内臓の観点~
先日格闘技選手の試合帯同サポートを行った際に選手からこんな相談がありました。
「減量後のリカバリーで水を飲みすぎてしまい、動くとお腹が痛むのですが」
皆さんならどう対処していきますか?
関東で活動しております、JARTA認定スポーツトレーナーの萩潤也です。
(さらに…)
2018年10月17日
施術で選手の心を掴む。
東海で活動している認定講師の宮崎祐一です。
スポーツトレーナーは、痛みや不調をきっかけとして関わることが多く、選手との関係性を築くための手段として施術があります。
普段、JARTAではトレーニングの手本をとても大切にしています。
手本を見せることで、選手が良いイメージを持ち習得しやすいためです。
しかし、トレーナーとしては施術ができることも非常に重要です。
(さらに…)
2018年10月13日
メディア出演情報/K-1ファイター近藤魁成
いつもJARTA公式ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回はサポート選手のメディア出演情報をご報告させていただきます。
以前JARTA会員限定動画でもインタビューさせていただき、赤山・萩、両JARTA認定スポーツトレーナーがトレーニングサポートをさせていただいております、K-1ファイターの『近藤魁成』選手が明日14日に放映される
フジテレビの「ミライ☆モンスター」に出演いたします。
高校2年生ながら今春にプロデビューし、K-1甲子園でも先日2連覇を果たした近藤選手。
実際の試合では赤山がセコンドとしてサポートをさせて頂いており、ボクシングパンツにはJARTAロゴも実は入っております。
JARTA公式ブログをご覧の皆様方には、ぜひこの機会に
今後活躍が期待される『近藤魁成』選手への応援よろしくお願いいたします。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年10月11日
JARTAサイバープランスタート!
2018年10月10日
【選手よりも熱いエネルギーを】
認定スポーツトレーナーの伊東尚孝です。
9月14日〜19日にイタリアへ旅立ち、5日間の滞在で自分自身の成長を肌で感じることができました。
主観ではありますが、僕が成長したと感じることができた過程を報告させていただきます。
【自分軸を意識しすぎた結果】
14日にイタリアへ着き、翌日15日にCalcio Fantasatico留学生へのトレーニング指導を行いました。
選手に困っていることや、伸び悩んでいることを聞き、それらを踏まえた上でトレーニング指導を行いました。
しかし、トレーニングの方法を「いかにうまく伝えられるか」にベクトルが向いてしまい、選手一人ひとりに気を配ることができませんでした。
皆さんは、相手に「伝える」と「伝わる」の違いを区別できますか?
スポーツトレーナー界だけでなく、もはや社会人にとって必須のスキルだと思います。(もちろん学生でも)
「伝える」は、自分から一方的に相手へ意見を言うこと。
「伝わる」は、自分の意見を相手が理解し、納得すること。
(ここでの理解・納得の意味は省略します。)
言うまでもなく、トレーナーに必要なのは後者です。
トレーニングの方法を「どのように伝えるか」ではなく、「伝わるためにはどうするべきか」
このような言葉の変換が重要です。
「いかにうまく伝えられるか」=「自分軸」
そう思っていた時点で、もう選手には伝わりません。
最初は興味を持って聞いてくれていた選手も、次第に距離が離れていくことは明確でした。
日本人は、分からなくても分かっている“フリ”をすることが得意ですが、明らかに態度が変わることを目の当たりにしました。
イタリアで勝負しようとしている留学生にとって、分かってる“フリ”なんてするはずもなく、自分の力不足を痛感しました。
“悔しい”
選手のために行っていたはずが、言葉の通じる留学生ですら伝えられない・・・
この経験が、次へのステップに繋がったと今は感じています。
【自然と湧いてきたエネルギー】
2日目、3日目と多くのチームや施設を周り、同じく参加している認定トレーナーの指導を見たり、中野代表のプレゼンを見たりして過ごしました。
そして、4日目にSAVIO U-16サッカー選手と、Virtus Roma・バスケット選手への指導を行いました。
初めての通訳を通しての指導でした。
言葉の通じる留学生相手でも伝わらなかったことを踏まえて、言葉の通じない相手にどうやってプレゼンするべきか。
仮に自分がプロ選手で、海外から見知らぬトレーナーが指導しに来た場面を俯瞰し、
「どうすれば心を掴まされるのか。」
そう考えていると、自然と胸回りが熱くなっていくことに気付きました。
「これがエネルギーか…」
JARTAのセミナーや合宿などで聞いてきた、選手よりも熱いエネルギーを持つことを実体験する瞬間でした。
どんなに効果的なトレーニングを指導されても、そこに選手がいなければ、それはただの“すごいトレーニング”で終わってしまう。
選手のパフォーマンスを向上させたいという熱量を感じさせることで、選手はそのトレーナーの言うことを聞いてみよう、と思うはず。
そうなれば言葉が通じなくても
威圧感がものすごいプロ選手相手でも
「その場にいる選手のため」と思うエネルギーを持つことで、動じることなく指導できました。
その結果、何が起きたか。
まず周りが見えるようになる。それは、選手の一挙手一投足もですし、サポートしてくれている認定トレーナー、通訳をしてくれる現地の日本人スタッフ。
見えてきたことで、「伝えたいことが伝わる」ためにはどうすればいいか。
現場で目まぐるしくおこる変化に対応することが自然にできるようになってきます。
そうすると自然と選手やコーチが、通訳ではなく“僕に”訴えかけてくれるようになりました。
初日の留学生の選手たちは淡々とトレーニングをこなしていて、それに関する質問などを訴えかけることはありませんでした。(むしろ距離が離れていく一方)
これは決して日本人だからではなく、そこにいるトレーナーに「選手に対する熱いエネルギー」が存在していたかどうかの違いだと思います。
選手やコーチは、そのエネルギーを敏感に感じ取ります。
初日の僕には、それが欠けていて、選手たちは無意識に見抜いていたのでしょう。
つまり、今回の指導では選手やコーチが僕のエネルギーを無意識に感じ取ってくれたのではないかと思います。
でなければ、イタリア人選手やコーチは言葉の通じない僕にわざわざ声をかけたりはしなかったでしょう。
大事なのは、目の前の選手を良くしたいという「相手軸」の感覚でした。
【まとめ】
トレーナーとしての本質に気付かされた5日間でした。
後から考えると当たり前のようなことばかりですが、それを実体験するか否かでは、雲泥の差があります。
頭で理解しているつもりに気付かされ、そんな自分の伸びしろをはっきり示されます。
イタリア研修へ参加することが、トレーナーとしてのレベルアップに繋がる大きなきっかけになったことを確信してます。
この経験を糧に、選手のために還元できるよう成長していきたいです。
ただ、一つだけ心残りがあります。イタリアで頑張っている日本人留学生。彼らに。彼らのためにもう一度一緒にトレーニングがしたい。その思いを忘れずに過ごすことがこれから私がしなければいけないことです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
伊東尚孝
2018年10月07日
第2回浜松workout開催!
皆さん、こんにちは。
8月に浜松で施術系workout(上肢編)が開催されたことはご存知でしたか?
東海地区で活動しております、認定スポーツトレーナーの高島です。
今回10月20日、土曜日夜に施術系workoutの下肢編の開催が決定しすでに募集開始となっています。
前回の上肢編に参加できなかった方でも、これまで全く参加したことなかった方でもどなたでも参加可能となっているので、ぜひ参加してみてください。
また、過去に名古屋で開催した下肢編に参加したことがある方でも大歓迎です。
下肢編も上肢編と同様に5つの手技を紹介します。
・股関節調整テクニック
・仙腸関節調整テクニック
・ハムストリングス+内転筋調整テクニック
・腓骨調整テクニック
・膝関節調整テクニック
痛みや違和感、硬さを取り切れずにいて悩んでいる方がいるのであれば、ぜひこれらの手技を使ってみてください。
認定コースでは伝えなくなった手技ではありますが、多くのトレーナーが現在でも使用しているものです。
また、比較的臨床の場面でも使いやすい手技がほとんどであるため、翌日の臨床でもさっそく使ってもらえる内容になっております。
普段とは少し異なった身体の使い方や触り方で戸惑いがあるかもしれません。
しかし、上手く相手に力を伝えることができていないと思う方や触り方に自信を持てない方は練習を続けることで、今まで自分自身が行なってきた施術の質を高めることができる手技とも言えます。
以下に、下肢編の詳細をご案内させて頂きます。
【日時】
10/20(土) 18:15~19:45(受付開始18:00~)
【会場】
浜松駅前ビル 4階 C会議室
最寄駅 JR浜松駅より徒歩1分
住所 浜松市中区旭町10-8
【受講料金】
2,000円(※当日受付にてお支払をお願い致します)
【講師】
高島公平(JARTA認定トレーナー、理学療法士)
他地域での開催はホームページでご確認ください。
https://jarta.jp/j-seminar/operationworkout/#
※東海地域では、11月に名古屋で下肢編の開催が決定しております。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年10月03日
2Dトレーニングは3D化せよ!
2D、3Dと聞いて、「またJARTAで新しい概念を生み出したのか」と思った方もいるかもしれませんが、2D、3Dとは皆さんもご存知のものです。
これからお伝えしていくのは、
2Dが2次元、3Dが3次元になります。
このうち、現場で比較的よく目にするのは2Dまでのトレーニングです。
今回は、2D(2次元)のトレーニングから3D(3次元)へ変えるメリットをお伝えしていきます。 (さらに…)
2018年09月30日
アスリートにとっての「食」は、パフォーマンスを下から支えるもの
こんにちは。公認スポーツ栄養士/管理栄養士の片山真子です。
アスリートの食事について、重要なポイントは、量とバランスとタイミングだと考えています。いつ、何を、どれくらい、食べるかです。
では、今回のセミナーでお話します「バランスのよい食事の整え方」の一部について、ご紹介させて頂きます。
バランスのよい食事を整えるコツは、主食・主菜・副菜2品・乳製品・果物を揃えることです。
例えば、具体的なメニューでいうと、ご飯・ハンバーグ・サラダ・スープ・ヨーグルト・みかん…。
毎日3食、こんな風に食べていますでしょうか?
食べておられる方は、是非自信を持ってください。
そうでない方は、何が足りなかったでしょうか?
1食で食べきれない場合は、補食で補うのでも構いません。少しずつ、整えていきましょう。
また普段の食事メニューが、主食・主菜・副菜・乳製品・果物…どのカテゴリーに属するのかに迷う選手もおられます。
例えば、「冷奴」はどのカテゴリーに含まれるでしょうか?
答えは、「主菜」です。冷奴は、たんぱく質を多く含むメニューです。
続いて、「カレーライス」はどのカテゴリーに含まれるでしょうか?
答えは、「主食」「主菜」「副菜」を組み合わせたメニューとなります。炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルを一度に合わせて摂取することができます。
普段の食事は、どのカテゴリーに含まれるのか?どんな栄養素を含むのか?食べると身体の中でどんな働きをするのか?
少しご自身の食事にも興味を持って頂き,意識して頂けるきっかけになりましたら幸いです。
「これさえ食べれば試合に勝てる!」なんて食べ物はありませんが、アスリートにとって日々の食事は、日々の身体作りやパフォーマンスを下から支えるものだと考えています。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
当日、皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。
2018年09月29日
筋トレにプラスアルファしてより質の高いものへ
JARTAの考え方を活かして筋トレの質をより高いものにしてみませんか?
東海認定トレーナーの高島です。
トレーニングの原則の中で意識性の原則というものがあり、トレーニングをする中で鍛えている部位を意識したり、トレーニングの内容や目的などを理解して、自らの意志で取り組むことが良いとされていることは皆さんもご存知だと思います。
ただがむしゃらにトレーニングに取り組んでいる方がいるのであれば、まずここから変えてみましょう。
(さらに…)
2018年09月28日
掲載報告/月刊トレーニングジャーナル2018年10月号
月刊トレーニングジャーナル10月号の巻頭特集「選択を支えるもの」にて、JARTA認定スポーツトレーナー竹治久里子の記事が掲載されております。
スポーツ現場において、競技の中断や競技への復帰など、選択を迫られるタイミングは多々あります。
今回の記事では、その際に基準としている事、あるいはその為に事前に準備していることについて、記事にしていただきました。
是非ご興味がある方はご覧ください。
2018年09月22日
トレーニング効果を十分に引き出す為に
トレーナーの方でもセラピストの方でも、みなさん様々なセミナーに参加し、知識・技術を身につけて担当するクライアント・患者に指導していると思います。
その指導しているトレーニング、どこまで説明できますか?
今回は、トレーニングを説明することの重要性について話をしたいと思います。
(さらに…)
2018年09月19日
<愛される選手になる>
先日、私の元にこのような連絡が届きました。
「ゲームカウント3ー0でリードしてたのにファイナルゲームの末に負ける。。。全国逃した。メンタル弱すぎ。勢いででいけたはずやのに。」
現在中学3年生でソフトテニス選手のお母さんからです。
お母さんの言うように実力的には全国大会には出場できるはずの選手です。
本人はもちろんのこと、関わる人ががっかりしたであろうことは想像に難くありません。
その後、団体戦では全国大会の切符を手に入れた報告もあり、中学テニスの引退はまだ先になったことが分かりました。
認定講師の岩渕翔一です。
学生スポーツは、競技を通して子どもの成長を心身ともに促せるような教育としての側面を持ち合わせなければいけません。
この後、団体戦での全国大会の結果を聞いた際私は、そういった意味で凄く嬉しい気持ちになりました。
勝ち負けの結果ではなく、この選手が皆から愛されていると感じたからです。
個人戦で全国大会を逃し、団体戦のみでの全国大会に向けて再度心身の準備を図るために、足や靴の相談などを受けました。しっかりと心身がリフレッシュした状態で出発する。
自信を持てる準備を行い、自分のプレーに言い訳をつくらないようなリカバリーを行い全国大会に挑んでもらいました。
結果は全国大会準優勝。
この選手自体は大将として使ってもらい負けなしで終わったと。
要約するとそのような連絡をお母さんからいただきました。
私はこの連絡をもらい、凄く嬉しい気持ちになりその気持ちをすぐにお母さんにお伝えしました。
準優勝したことが?
負けなしで終われたことが?
どれも違います。
私が嬉しかったのは大将として起用されたことがです。
中学のソフトテニス団体戦は4ペアを登録します。
そのうち1ペアは予備ペア(端的にいうと補欠)で、実際試合を行うのは3ペアです。
今回のチームはこの登録4ペアのうち2ペアが個人戦でも全国大会出場を決めているペアです。
全国大会出場を決めている2ペアではなく、この選手のペアが大将で起用してもらえる。
私はそれを聞いて、お母さんそれだけで大成功ですよとお返ししました。
当たり前ですが、スポーツはそれぞれの競技ルールの中で勝敗を競い合うゲームです。
試合後は必ず勝者と敗者に分かれます。
当然誰もが勝ちを目指し、試合に挑みます。
しかし、最終的に勝者はたった一人。
あとは全員敗者です。
スポーツは敗者になることのほうが圧倒的に多いのです。
今回のケースでいうと、近畿大会で全国大会を逃した選手はこの時点で敗者です。
その敗者が個人戦で全国大会を決めた選手を差し置いて大将として起用されるという事実とその意味。チームメイトからも指導者からも信頼され、愛されていないとこうはならないのではないかと私は思います。
・選手として
・人として
・普段の在り方や言動
・学生として あげればきりがありませんが、チームメイトから認められ、指導者から認められ。
大将として起用することのメリットがチームとしてあるからこその起用だと思うのです。
ですので、この選手は皆から愛されているのだと感じ、それだけで成功だと感じその気持ちをお母さんにお伝えしました。
スポーツは勝ち負けを競い合うゲームです。
そこに人としての成長をも求めるのであれば、本気で勝ちを目指し、求め、努力しなければそこに人としての成長は望めません。
しかしそれは勝ちに拘るということで、勝たなければならないということではありません。
繰り返しますがスポーツは負けることが圧倒的に多いのです。
私の指導スタンスは「勝ちには徹底的に拘るが、結果に執着しない。」ということです。
負けた先、第一線から離れた先になにが残るのか。
皆から愛される選手は愛されるだけの背景が必ずあります。
その背景こそが人としての在り方であったり、人としての成長ではないかと思うのです。
勝ち負けだけでいえば、準優勝の全国大会も結果は敗者です。
しかし、そもそもスポーツは人から愛されなければ続けることができません。
プロであれ、アマチュアであれ、学生であれ支える人がいるからできるのがスポーツだからです。
そういった意味で皆から愛された選手を嬉しく思うし、誇りに思うし、家族や指導者、チームメイトなど周りの人達の支えを尊敬します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年09月15日
力を抜くのもスキルの一つ
認定講師の高塚政徳です。
スポーツの世界では、必ずと言っていいほど、ここぞという大事な場面で「リラックスしろ」、「力を抜け」、「楽しめ」という声かけが多くなります。
それは、持っているパフォーマンスを最大限に発揮するためです。
要するに、練習通り、いつも通りのプレーをさせるための声かけと言えます。
そのいつも通りのパフォーマンス発揮を阻害する因子の1つとして、無意識下で生じる筋の過緊張があります。
姿勢保持にも、動作においても必要以上に力が入ってしまう状態のこと。
俗にいう“力み”というやつです。
この“力み”をコントロールできないことは、ケガにつながる局所へのストレス増大や、スキル習得の妨げになります。
「そんなに力を抜いたらまともに動けない」という方も多いかと思います。
しかし、長く活躍している選手やケガが少ない選手ほど、“力み”のない動きからハイパフォーマンスを実現します。
その代表例の一人がヴィッセル神戸で世界トップレベルのプレーを日本でみせてくれているイニエスタ選手ではないでしょうか。
不確定要素が多く、相手選手との突発的な衝突が多くあるようなコンタクトスポーツでは、特に力を入れることと抜くことが瞬時に、かつ反射的に切り替わる必要があります。
だからこそ、力を入れることだけでなく力を抜くことを目的としたトレーニングも重要になるのです。
紹介するトレーニングは、主に上半身の不必要な力が抜けているかどうかのチェックにもなります。
この動作の質をあげるためには、立ち方、股関節の使い方、下半身から上半身への動きの連動など多くの要素が入ってきます。
身体操作のトレーニングとしても、力を抜くための引き出しとしても使えるトレーニングですので、ぜひお試しください。
◯単発で行うパターン
◯連続で行うパターン
最後までお読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年09月13日
「体質を知ること」は栄養アプローチの第一歩 〜東洋医学編〜
<身体の動きを改善することだけがパフォーマンスアップだと思っていませんか?>
JARTAスポーツ栄養セミナーのページの冒頭の文章です。
栄養学といえば、今回のセミナーで「公認スポーツ栄養士」の片山先生がお話される西洋医学のイメージが一般的だと思います。
とても大事な分野です。
体は食べ物から出来ていると言われ、スポーツする以前に生きていく上での土台づくりとなります。
そして、今回は西洋医学に加え
あまり馴染みのない東洋医学の視点も栄養学に取り入れていただく機会にしたいと考えています。
香川県で活動しております。認定スポーツトレーナーの伊藤 直哉(イトウ ナオヤ)です。
栄養学を東洋医学の視点を取り入れたとき、何かの薬っぽいものを食べるイメージをされる方がおられると思います。
しかし、スーパーに売っている食材で東洋医学を取り入れることが出来るんです。
〈前回のコラム参照〉
手段に囚われない、食事面からのサポート
そこで今回のセミナーでは、
スポーツ栄養士ではなく、セラピストやスポーツトレーナーとしての範囲で関われる食事の面からのアプローチをお伝えします。
では、
セミナーでお話する一部をご紹介します。
〇〇は△△に良いから食べた方から良いと聞いて…
飛びつく人は多いかと思います。
(翌日スーパーから消えますよね。)
でも、それは全員に良いかと言えば少し違ってきます。
体質も違えば、食べるべき食材や調理法も違ってきます。
東洋医学では、体質をチェックする方法があります。
例えば、
自分や指導対象の選手はカラダが冷えているのかどうか。
それによって、冷やす食べ物は控えた方が良い場合もあります。
足がむくむ
足腰がだるい
疲れがとれない
そんな選手が夏だからといって冷たい飲み物や生食ばかり食べているとどうですか?
想像できますよね?
この状態でどんなに良いトレーニングをしても効率も悪いですし
試合で最高のパフォーマンスが出せると思いますか?
新しいものを取り入れる前に、今のカラダの状態はどのようなサインが出ているのか知ること。
体質や不調の症状に対する原因を特定し、悪影響を与えている食材や調理法を再検討していきます。
今回のセミナーでは、簡単に今出ている症状に対する体質チェック方法をお伝えします。
まずは自分や選手を知ること。
そこからがスタートです。
是非、
パフォーマンスUPやケガをしないカラダづくりに
東洋医学の視点を取り入れた食事という手段を取り入れることを検討されてみてはいかがでしょうか?
参考にしていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
当日セミナーで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
1人でも多くの人の助けになれますように。
全てはパフォーマンスのために。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年09月12日
新たな時間を生み出すウォーミングアップ
「練習時間どんどん短くなっていませんか?」
今年話し合われたスポーツ庁による高校の運動部活動に関するガイドラインでは、1日の活動時間は『平日2時間』『休日3時間』という方針が示されました。
関東で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの岡元祐樹です。
自分は高校生時代サッカー部に所属していましたが、平日の練習時間は4時間程度が普通でした。
現在、高校のサッカー部にスポーツトレーナーとして関わらせていただいているのですが、練習時間は上記の通り2時間~3時間程度になっています。
(さらに…)
2018年09月10日
バランスとパワーを同時に高める体幹トレーニング
◼︎JARTAの体幹トレーニングとは?
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。
今回は主にJARTAアドバンスセミナーで学ぶことができる体幹トレーニングの一つ「フロッグ」を紹介します。
フロッグは体幹機能だけを高めるものではありません。その具体的なトレーニングの方法と効果をお伝えします。
2018年プロ野球自主トレ 埼玉西武ライオンズ高橋光成選手の体幹トレーニング(クレーン)
プロスポーツ選手と同じトレーニングを受けてパフォーマンスアップしたい、JARTAトレーニングサポート依頼についてはこちら。
http://jarta.jp/dispatch/
◼︎フロッグとは?
今回紹介するトレーニングは自分の全体重を腕で支える「フロッグ」です。
パフォーマンスアップには欠かせない上半身の重要インナーマッスル、脇にある筋肉(主に前鋸筋)と、骨(関節)の力(関節間力)を効率良く使える状態にしていきます。
また初めて行うときは高い集中力が求められるトレーニングです。
フロッグをできるようになることで、
・バランスをキープしながらのパワー発揮能力の養成
・上肢の力の出し方(どこに力を入れるべきか)の学習
・上肢体幹の筋力アップ
が期待できます。
上半身の筋力はあるけど、上手く力が伝わらない、力を発揮できないという選手にオススメです。
ボディバランスも鍛えることができるため、様々なスポーツ・動きに効果的です。
特に手を使うスポーツに有効なトレーニングです。
◼︎トレーニングの方法
- 上記の写真のように大腿の内側を肘に乗せます。
- そのまま足を浮かせて上肢で全体重を支えます。
トレーニングのポイントは
- 呼吸を止めない
- できる限り最小限の出力で行う
- やや小指側(尺骨)で支持する
- ゆるんだ状態で10秒程度キープ
です。
- 行う際はケガに十分に注意して実施してください。
- メガネを外して行う、頭付近にマットを敷いて実施するなどの事前準備をお勧めします。
なおトレーニングをするときは、プロセスを熟知しているトレーナーに指導を受けることをお勧めします。
実際にトレーナーの手本を見ることでフロッグのイメージがしやすくなり、効率良くパフォーマンスアップすることができます。
フロッグの事前のウォーミングアップ、アシストトレーニングもあります。
そちらも実施すると、より効率良くパフォーマンスアップできます。フロッグができるようになったら、さらにレベルアップしたトレーニングもあります。
なお1枚目の写真で紹介した高橋光成選手のトレーニングはフロッグから一つレベルアップした「クレーン」という名前のトレーニングです。
フロッグと同じく、腕の力だけではできません。上肢の力の出し方(どこに力を入れるべきか)が重要となってきます。
■実際にフロッグを指導してもらう方法
フロッグは主にJARTAセミナーで体験・習得可能(アドバンス1セミナーで習得可能)ですが、JARTA認定スポーツトレーナーに依頼することで、セミナーに行かなくても、出張や遠隔地でのトレーニングサポートを受けることができます。
全国各地には非常に難関である認定トレーナー試験を合格したスポーツトレーナーがいます。
2017年で認定試験修了者は200名を超え、認定スポーツトレーナーは120名を超える数になっています。
バランス・パワーを同時に高める体幹トレーニングで効率良くパフォーマンスアップしたい方は、プロセスを熟知しているトレーナーに実際に指導してもらうことをお勧めします。
早めに習得できれば、自身のパフォーマンスアップと怪我予防につながります。
プロスポーツ選手と同じトレーニングを受けてパフォーマンスアップしたい、体幹トレーニングを指導して欲しい、JARTAトレーニングサポート依頼についてはこちら。
http://jarta.jp/dispatch/
お気軽に問い合わせください。
スポーツトレーナーになりたい、JARTA理論を学びたい方はこちら
今回は「バランスとパワーを同時に高める体幹トレーニング」を紹介させて頂きました。最後までお読み頂きありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年09月06日
バランスボールで身体は変わる!~JARTAフィットネス開催報告~
9月2日JARTAフィットネスin東京が開催されました。
参加者はアスリート、トレーナー、医療従事者、一般社会人、主婦の方と多様な経歴の方が参加して頂けました。
腰痛をテーマに”眠った身体””効率的な身体へシフト”とはどういうことかについての簡単な講義から始まり、ポイントとなるフィジカルチェック、JARTAフィットネスのバランスボールプログラムを行いました。
プログラムも基本的には激しい動きではないため、子供・高齢者・女性でも気軽に行うことができます。
もちろん応用すればアスリートのトレーニングとして活用することも可能です。
何よりバランスボールを使うプログラムは自分の身体と道具との関係における身体操作のトレーニングに適しており、また潜在的な楽しさも感じることができることも重要なポイントです。
今回受講された方から早速セルフトレーニング、パーソナル指導として取り入れて頂いてるとのお言葉を頂き大変嬉しく思います。
身体のコンディショニングに、指導者の引き出しの要素に、スポーツのトレーニングに、今まで知らなかった身体についてやバランスボールの活用方法を体験してみませんか?
※次回東京では10月7日にて現在募集中です。定員が10名なので興味のある方はお早めにお申し込み下さい。
(今後関西でも開催予定となっております。近日中に募集開始されますのでお待ちください。)
JARTAフィットネス詳細ページはこちら
2018年09月05日
フックとスライド
格闘技のパンチにおいて、ダウン・KOの確率が最も高いのはフック系のパンチと言われています。(特に右利きの場合の左フック)
しかしフック系のパンチは動きの大きさや軌道からデメリットも多く、クリーンヒットさせることが難しいパンチという面もあります。
今回はフック系のパンチに焦点を当て、その上で有効である身体機能・操作についてお話ししていきたいと思います。
(さらに…)
2018年09月02日
伸びしろは日常の中にある
練習以外の日常をどう過ごすのか?
昨今、アスリートの中でも日常の過ごし方に対して意識が高まってきていると感じます。
イチロー選手を筆頭に、一流アスリートの日常を特集した番組などもあり、そういった影響もあるのかなと思います。
イチロー選手は日常から試合中まで、徹底して同じ事を繰り返す事、いわゆる「ルーティン」という言葉を世に広めるきっかけを作りました。
「ルーティン」とは、「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」などの意味の言葉です。
(さらに…)
2018年08月30日
JARTAスポーツ栄養セミナー 募集開始
JARTAでは初となるスポーツ栄養学に関するセミナーを開催いたします。
日本における栄養学は西洋的な観点を中心に発展してきましたが、実は東洋にも栄養学があります。
JARTAでは、西洋医学と東洋医学、そして西洋的身体観と東洋的身体観は、それぞれ補い合え、両者をそれぞれ使いこなすことで選手にとってより良いサポートが実現できるという考え方を持っています。
我々はこの考え方は栄養学にも当てはまると考え、西洋と東洋の栄養学の両者を使いこなせるようになることを目的としたセミナーを開催することにしました。
講師には、両方のエキスパートをお招きました。
西洋・東洋の栄養学を、1日で学べる機会となっていますので、ぜひご参加ください。
参加条件はありません。どなたでもご参加いただけるセミナーです。
▶︎こんな方には特にお勧めいたします。
・西洋だけでなく東洋の栄養学も学びたい
・公認スポーツ栄養士の話を聞いてみたい
・スポーツと東洋の栄養学の関係に興味がある
・体調の違いによる栄養摂取の調整について学びたい
・感情と栄養の関係を知りたい
・どうせ栄養について学ぶなら、効果を最大化する考え方を知りたい
・スポーツをしている方の栄養をサポートする立場にあるが、不安がある
・東洋的、水分補給のポイントに興味がある
・来年の夏にベストパフォーマンスを出すために冬季に気をつけることを知りたい
・すぐイライラする選手と心配性な選手との対応の違いを知りたい
・急性の痛みと慢性の痛みに対する食事の違いを知りたい
▶︎日程
2018年10月21日(日) 10:00〜15:00(受付:9:30)
▶︎会場
アルファオフィス247大会議
大阪府 大阪市中央区 島之内1-13-28 ユラヌス21ビル 1階
▶︎申し込みフォーム
https://beast-ex.jp/fx3952/NUOsaka
▶︎JARTAスポーツ栄養セミナーの詳細はこちら
※当セミナーはJARTA認定スポーツトレーナーコースに含まれません
2018年08月29日
【繰り返しの捻挫から選手を救え!!!】
多くのスポーツ現場で出現する捻挫。
軽視されがちだが、大きな怪我の要因となる場合も多く
決して軽い怪我ではない。
そもそも怪我の重軽傷は一般的に
復帰までの期間等で重症or軽傷と言われるが
捻挫後1週間で復帰しても
その後10年間悩まされる後遺症が残っているのであれば
それは”重症”だ。
(さらに…)
2018年08月23日
<選手の心をつかむ施術テクニック>
先日、大阪にて施術系ワークアウト上半身を開催いたしました。JARTA認定講師の堀田です。そこでお伝えした、
・施術の位置付け
・アスリートに関わる上で重要なこと
この2点のブログで再度、お伝えさせていただきます。
はじめに、施術テクニックと聞くと、皆さんはどういったイメージを持ちますか?
JARTAでは、より良いパフォーマンスを発揮するため、トレーニング効率を上げるための一手段として捉えています。痛みがない、動きやすい、思い通りに動かせる身体を作るための手段です。
そのために重要なことは、筋をゆるめる、ということです。これは、筋に無駄な緊張がなく、リラックスできている状態を指します。これにより多くのメリットを受けられます。
(さらに…)
2018年08月19日
トレーニングはどの習得レベルに合わせるべき?
チームサポートをしているトレーナーは、「トレーニングの習得レベルに差があって、どのレベルに合わせるべきなのかわからない」と悩んだ経験のある人は多いはずです。
また、「トレーニングの習得レベルが高い選手とそうでない選手のギャップが生まれる」と状況を把握はしているが、なんとなく集団トレーニングを行っている人もいるはずです。
・特定のトレーニングの習得レベルが高い選手
・平均値
・特定のトレーニングの習得レベルが低い選手
一体、どのレベルに合わせてトレーニングの難易度を決めていけばいいのでしょうか?
(さらに…)
2018年08月15日
階段を昇りながら身体のクセを知る
皆さんは階段を昇る時、膝の位置に注意を向けたことはありますか?
膝に対して真っ直ぐ出ていたり
内側に出ていたり
(さらに…)
2018年08月13日
第3回パーソナルトレーニングフェスタin神戸開催のお知らせ
10月8日に神戸で開催される「第3回パーソナルトレーニングフェスタin神戸」
〜JARTA JFTAコラボイベント&勝者の呼吸法 プロフェッショナルからの学び〜
にJARTA認定講師の高塚政徳・山岡俊也が登壇致します。
JARTA会員先着5名早割価格でお申込み可能となっております。
是非ご参加くださいませ。
詳細は、パーソナルトレーニングフェスタin神戸のページを参照ください。
【申し込み方法】*お問い合わせも可
以下を記載の上 reo.baseball1@gmail.com にメールをお送り下さい。
振込口座など記載の返信メールが届きます。
①お名前(フリガナ)
②ご住所
③お電話番号
④ご職業
⑤メールアドレス
⑥受講講座(懇親会の参加有無についてもお願い致します)
⑦ディスカッションで取り上げて欲しい内容
⑧JARTA会員の方はJARTAコードをお伝え願います
⑨今までにフェスタへのご参加の有無 有 or 無 (有りの方は 回目)
2018年08月12日
とにかくアイシングだ!?からの卒業!!!
こんなに暑い日が続くと頭から冷たい水を浴びたり
キンキンに冷えたアイスやかき氷を食べたくなりそうですが。
本日はスポーツ現場における”アイス”の話。
香川県を中心に活動しております、赤山僚輔です。
本当は発生しない方が良いのですが、スポーツ現場では
どうしても発生してしまう怪我があり応急処置として
RICE処置の重要性は改めて言うまでもないかと思います。
今回は急性期対応のアイシングではなく
いつまでも炎症や局所の浮腫が持続している事例に対して
どのような対応が選択肢としてあるのかをお伝えしたいと思います。
(さらに…)
2018年08月08日
力自慢の方はぜひ挑戦を
東京を中心に活動している認定講師の高塚政徳です。
今回は、日頃から厳しいトレーニングを継続しているという方に挑戦していただきたいメニューを2つ紹介させていただきます。
(さらに…)
2018年08月04日
【トップアスリートに共通する脚とは】
スポーツのシーズンに入り様々な競技をテレビで目にする事が多くなってきました。
鍛え抜かれた肉体美で素晴らしいパフォーマンスを披露し目を見張るものがあります。
しかし鍛え抜かれているとはいえトップクラスのアスリートを見るとある事に気がつきます。
実は、それほど足が太くないのです。むしろ、ほっそり見える事だってあります。
もちろんトップアスリートなのでかなり質の高い練習を日々行い身体を鍛えているはずですが、全ての部位に筋肉がつくのではなく必要な部位にのみ筋肉がついており、不必要な部位にはまったくと言って良いほど筋肉は付いていない事に気付くはずです。
今回はトップアスリートに共通する脚について迫っていきたいと思います。
関西認定トレーナーの谷口祐樹です。
(さらに…)
2018年08月03日
夏の食欲不振へのアプローチ
前回の話「手段に囚われない、食事面からのサポート」にも出てきましたが
これからの夏にかけて
食欲が落ちてくる…
体が重だるく、疲れが取り切れない…
このような症状がでてくる方もおられると思います。
そんな時…
20歳を超えた皆様の元気の源といえば…
「冷たいビール」は最高ですよね!
そして「からあげ」
しかし残念ながらこれらの食材のとり過ぎはこの時期は大ダメージとなってしまいます…
東洋医学の視点から考える食事面からのサポートの第2回は
『食欲不振などの胃腸系トラブル』についてです。
香川県で活動しております。認定スポーツトレーナーの伊藤 直哉(イトウ ナオヤ)です。
原因は大きく分けて3つです。
- ①冷えからくる不調
- ②胃腸の弱さからくる不調
- ③食事の摂り方からくる不調
その中でも今回は冒頭の「冷えたビールとからあげ」の写真にもありました③の食事の摂り方からくる不調についてお話します。
梅雨から夏にかけて暑くなってきたことで
冷たいものや生ものを摂取することが多くなってきているのではないでしょうか。
それが必要以上に摂ると、胃腸の働きが弱まり、体内に余分な水分が溜まってしまいます。
ここでいう水分は東洋医学で『湿』といいます。
お腹が張ったり、胃がムカついたり、下痢や軟便などの症状も出てくることもあります。
対策としては、胃腸の働きを改善させるため、胃腸の湿を取り除く必要があります。
この湿を取り除くときに良い食材は『トウモロコシ』です。
トウモロコシは胃腸の働きを整え、利尿作用もあり湿を取り除いてくれ、一挙両得です!
この黄色っていうのも実は大事なんです!
(ここについてはまたの機会に)
※ここで注意したいのは、食物繊維も多く、便秘の解消にも役立ちますが、
食べ過ぎると消化に悪いので、下痢をしやすい人は食べすぎないようにしてください。
また、夏にかけて出回る「空豆」や「枝豆」などの豆類も水分代謝を良くし、胃腸の働きを高める作用がありますのでオススメです!
がしかし、まずは湿を体内に溜めないようにすることが大切です!
食欲不振や胃腸の機能低下によりエネルギーも不足してきます。胃腸系のトラブル以外にも、湿はカラダの重だるさも生じやすく、パフォーマンスにも影響してきます。
湿を溜めやすい食べ物として『肥厚甘味』という言葉があります。
甘い物、油っこいもの、生もの、冷たいもの、刺激物、加工食品などのことを言います。
「冷たいビール」と「からあげ」は両方当てはまりますね。
冷たいもの+油っこいものは湿を溜めるベストコンビです…
ついつい楽しくて摂りすぎてしまう時は「枝豆」を一緒に頼んで、少しでも湿を取り除きましょう!
ここでは20歳以上が見てくださっている方が多いと想定した内容でした。
『肥厚甘味』を未成年の選手に置き換えてみてください!
今回ご紹介したのは③の食事の摂り方からくる不調の一例です。
他にも要因はさまざまで、その人の体質に合わせた対処をすることが大切です!
ここでも大切になってくるのが評価ですね。
評価についてはまたの機会に…
是非、
パフォーマンスUPやケガをしないカラダづくりに
東洋医学の視点を取り入れた食事という手段を取り入れることを検討されてみてはいかがでしょうか?
参考にしていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
10月21日にJARTAでは初となるスポーツ栄養学に関するセミナーを開催いたします。
西洋・東洋の栄養学を、1日で学べる機会となっていますので、ぜひご参加ください。
2018年08月02日
熱中症リスクが最も高いのは選手ではない!
毎日猛暑日が続き、熱中症に対する注意喚起や救急搬送されたといった情報が多く出ています。
今朝も、高校野球の地方予選をスタンドで応援する生徒が数十人救急搬送されたといったニュースを目にしました。今高校野球は地方予選真っ只中です。
このニュースが代表的ですが、熱中症のリスクが高いのは選手ではありません。
スタンドや観客で応援している方達のほうが圧倒的に熱中症にかかるリスクが高いです。
競技に関わらず、普段選手は試合より長い時間、試合より身体的に負荷のかかることを練習で行なっています。
野球に関して言えば、普段の練習のほうが断然身体的な負荷が強いですし、選手は試合の半分は日陰になるベンチで休めます。しかも、熱中症予防には最新の注意を払っています。
しかし、スタンドで応援している保護者や生徒は普段運動をしてない方もこれだけ長い時間日光に当たることがない方も多いでしょう。しかも、アルプススタンドには日陰もない球場がほとんどです。
夏の予選であれば、生徒が半強制的に応援に行かなければならない学校も多いでしょう。
スタンドで応援してる方こそそれぞれが熱中症予防に努めてください。
高校野球の応援で行って欲しい熱中症予防を以下に上げます。
・帽子を被る
日光から少しでも身体を守るためです。
・水分は2Lは持つ
一般的に500mlのペットボトルを持ってる方がほとんどだと思いますが、これでは足りません。高校野球は大方2時間程度の試合時間です。前後合わせて3時間程度日光に晒されますので2Lは持つようにしてください。
・保冷剤などをハンカチで巻いて首や脇を冷やす
外から冷やすことを心がけてください。
・空腹で応援しない
空腹状態になると血糖値が下がり発汗が促進します。塩分が体内から排出されリスクが高くなります。
・睡眠不足や二日酔いを避ける
体調を整えて応援に望んでください。睡眠不足は代謝機能が低下しますし、二日酔いは脱水症を起こしやすくなります。
以上の対策をした上で、めまいや吐き気、頭痛、身体のだるさなどを感じたらすぐに日陰に移り身体を冷やしてください。
お子さんの勇姿を見るためにも、同級生の勇姿を見るためにも、スタンドで応援してる方達こそ熱中症予防をしっかり行ってください。
スポーツは選手だけでなく、それに関わる指導者や審判員、競技を見る方などすべての人が健康で元気に楽しく行われなければいけません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年08月01日
施術系workout 浜松初開催!
静岡県在住の皆さん、そしてその他の東海地方にお住いの皆さん、もうご存知ですか?
全国各地で開催されている施術系workoutが東海地方では名古屋に続いて浜松で開催することが決まりました。
東海認定トレーナーの高島です。
これまで東海地方では、名古屋を中心にセミナーを開催してきており、浜松では過去に認定コースであるベーシックセミナーを2度開催しただけでした。
そこで今回8月25日(土)夜に初めて施術系workoutを開催することを決定しました。
これまで興味はあったがなかなか足を運ぶことができなった方々や、認定コースを受講したがその後参加できずにいた方々にぜひ参加して頂ければと思います。
まず現在行なわれている施術系workoutは、上半身編・下半身編の2つに分かれています。
※今回開催するのは、上半身編となり、10月頃に下半身編の開催を検討しております。
上半身編では、以下の5つのテクニックをお伝えします。
・広背筋調整テクニック
・ローテーターカフ調整テクニック
・肩関節調整テクニック1
・肩関節調整テクニック2
・大腰筋調整テクニック
主に肩関節周囲と腰背部の問題に対応できる手技になっています。
また、これらのテクニックは、過去に認定コースセミナーでお伝えしていたテクニックになっており、初期のコースで受講された認定トレーナー達は現在でもトレーナー活動での現場や日々の臨床でも使用しているテクニックとなっています。
どのテクニックもベッド上で行なえるものであるため、現場に出ていないセラピストでも日々の臨床で非常に使いやすいものです。
これまでJARTAのセミナーに参加経験のない方でも受講可能となっておりますので、ぜひ参加して頂ければと思います。
以下に、浜松開催の詳細をご案内させて頂きます。
【日時】
8/25(土) 18:15~19:45(受付開始18:00~)
【会場】
浜松駅前ビル 4階 C会議室
最寄駅 JR浜松駅より徒歩1分
住所 浜松市中区旭町10-8
【受講料金】
2,000円(※当日受付にてお支払をお願い致します)
【講師】
高島公平(JARTA認定トレーナー、理学療法士)
他地域での開催はホームページでご確認ください。
https://jarta.jp/j-seminar/operationworkout/
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年07月30日
「日本ブラインドサッカー協会競技力向上パートナー」契約締結のお知らせ
この度、日本ブラインドサッカー協会と「競技力向上パートナー」契約を締結致しました。
JARTAはブラインドサッカー男子日本代表のフィジカルコーチを担っております。(中野崇・高塚政徳)
今後も選手達のパフォーマンスアップにより貢献できるようサポートを継続していきますので、ご支援の程よろしくお願い致します。
ブラインドサッカー日本代表 高田敏志監督インタビュー
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年07月29日
【初公開】T-レフストレッチの効果の秘密
◼T-レフストレッチとは?
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。
今回は主にJARTAベーシックセミナーで学ぶことができるT—レフストレッチについて解説していきます。
T-レフストレッチは柔軟性だけを高めるストレッチではありません。
T—レフストレッチとは、身体を効率良く機能させるために、短時間(数秒)で必要となる部位にストレッチを用いて刺激を入れるという概念です。
その必要となる部位(ポイント)について詳しく説明していきます。
(さらに…)
2018年07月28日
JARTAスポーツ障害・循環アプローチセミナー 募集開始のお知らせ
<JARTAスポーツ障害・循環アプローチセミナー募集開始>
昨年まで開催しておりました、循環セミナー・ANKLE SPRAIN、グローインペイン症候群、Kee-in Toe-outの内容をアップデートし、4日間にてお届け致します。
本セミナーでは1日でも早く腫脹を軽減させるための循環改善のアプローチ・下肢スポーツ障害に対する評価とアプローチを理論と共に習得できます。
JARTAスポーツ障害・循環アプローチセミナーの詳細はこちらから
セミナーのお申込みはこちらから
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年07月27日
JARTAフィットネス セミナー募集開始のお知らせ
<効率的な身体へシフトチェンジ!JARTAフィットネス募集開始>
フィットネスとは、肉体的観点、健康的観点で望ましいと考えられている状態に適っている状態、そのような状態でいる/なるために行う行為・活動などを指します。
近年ではフィットネスと呼ばれる運動の種類は数え切れないものがあります。ヨガ・ピラティス・エアロビクス・ウェイトトレーニング・マシーントレーニング・自重トレーニング、などなど。
普段あまり運動していない。
運動を始めたけどうまくいかない。
逆に怪我や不調が出てしまった。
そんな経験はありませんか?
この度「JARTAフィットネス」という新しいコースを開催します。
バランスボールを活用しながら自分自身の眠った身体を呼び起こすという内容です。
通常のセミナーと違い、2時間のレッスン形式で行います!
・テーマに沿った身体のポイントについての簡単な講義
・バランスボールを用いたセッション
実際に皆さんで身体を動かしながら、健康な身体へシフトチェンジしていけるようなコンテンツとなっております。
・インストラクター、トレーナー、コーチが指導の引き出しとして活用
・ビジネスマンや主婦の方が自宅で簡単にセルフケア
・高齢者の方へのリハビリや体操
・子供から大人までのスポーツトレーニング
などなど、ご自身の目的に応じて活用して頂ければと思います。
JARTAのセミナーを受けたことがなくても、健康に興味がある方はどなたでも歓迎です!
女性の方も気軽にご参加ください!
JARTAフィットネスの詳細はこちらから
セミナーのお申込みはこちらから
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年07月26日
フットサル日本代表 皆本晃選手インタビュー掲載のお知らせ
フットサル日本代表 皆本晃選手のインタビュー動画を掲載しましたのでご報告いたします。
JARTAのトレーニングの感想を語っていただきました。
トップページにて掲載しております。ご覧ください。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年07月25日
楽しく身体に向き合う機会を〜愛媛サッカー協会サポート活動報告〜
先日公式ブログでも公開しましたが、先月より愛媛サッカー協会様とJARTAが提携する事となりました。
今回は初回のトレーニングサポート時の状況を簡単ではありますが、ご報告させていただきます。
(さらに…)
2018年07月18日
ハンカチ1つで身体の連動性を自動的に引き出す方法
「○○を意識する」
「○○のような感覚で」
競技のスキルやフィジカルトレーニングなどでは自分の身体内に意識を向けたり、または指導者が指示することがあるかと思います。
しかし対象がまだ小中学生であったり、身体の前提条件(mobilityやsensory)が整っていない場合では言語的な説明をしても思った通りに身体を上手く動かせないというような経験はあるのではないでしょうか。
関東で活動しております認定スポーツトレーナーの萩 潤也です。
(さらに…)
2018年07月14日
【ストレッチの効果を倍増させる極秘メソッド】
■カラダが硬いと自覚している、カラダが硬いと言われる
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。チームメイトや、監督、コーチ、トレーナー、友達、家族に「カラダが硬い」と言われる、また自分自身でも「カラダが硬い」と自覚している方は多いのではないでしょうか?
「ストレッチは毎日やっているけどなぁ」
「全然変わらないなぁ」
「すぐ硬くなるなぁ」
こんな疑問を持ったり、困っている方も多いのではないでしょうか?
(さらに…)
2018年07月12日
睡眠の質がパフォーマンスを左右する
寝る前のストレッチで効果的な睡眠をとろう
時間はたくさん寝ているのに疲労感が抜けない
身体が重たく感じる
朝起きたら身体が硬い感じがする
大事な試合に向けてコンディションが上がってこない
そんな悩みを抱えてはいませんか?
(さらに…)
2018年07月11日
愛媛県サッカー協会へのトレーニングサポートのお知らせ
2018年6月より、愛媛県サッカー協会様へのトレーニングサポートを開始いたしました。
ケガの防止やパフォーマンスアップ向上を目指すべく、身体操作系のトレーニングを中心に行なって参ります。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
JARTA認定スポーツトレーナーによるトレーニングサポートの依頼はこちら
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年07月07日
その練習、実はムダだらけ?「練習のための練習」から抜け出すための方法
「練習であれだけ指導したのに、試合では全くその成果が発揮できない・・・」
「練習では上手なのに、試合ではミスが多くなる・・・」
もしあなたが、トレーナーなら
「練習と試合の時で選手のコンディションが違う・・・」
と思ったことのある人は多いのではないでしょうか。
また
「あの選手、練習ではとても良い動きをしているのに、試合になると本領を発揮できず、チームとしても選手自身としても宝の持ちぐされ状態になってしまっている」
このように感じた経験のある人もいるのではないでしょうか?
いったいなぜ選手は、「練習ではできるのに、試合になるとできなくなる」のでしょうか?
じつはこれ、練習のための練習になってしまっている可能性があるのです。
選手には限られた時間のなかで、できるだけ質の高いトレーニングをして時間をムダにはしてほしくない・・・。
今回は、千葉で活動する認定スポーツトレーナーの福原良太が、
「練習のための練習」を、「試合のための練習」に変換して、選手が練習した時間をムダにしないための方法について紹介しています。
練習自体が型にはまりすぎているから「練習のための練習」になってしまう
練習のための練習。
その原因として様々なことが言われています。
・練習の目的が明確でない
・練習中に試合のイメージができていない
・練習中のミスに対して軽視しすぎている
・そもそも練習と試合とを分けて考えすぎている
・練習中の緊張感が足りない
これらを補うために、そして練習のための練習にならないために、しきりに声掛けをすることで選手の意識改革を行う場合もあるでしょう。
確かに、試合の意識付けや意識改革も大切な指導のひとつです。
しかし、毎日選手に会って指導できる環境にないトレーナーも多いはず。
そこで重要になってくるのが、練習内容の見直しです。
たとえば、ラグビーの起き上がり動作。
倒れた後に素早く起き上がる場合、さまざまなシチュエーションが考えられます。
・うつ伏せから素早く起き上がる
・横回転がかかりながらの起き上がり
・モールから逃げて横に転がりながらの起き上がり
・完全に負けてしまい、後ろに倒れて尻もちを付いてからの起き上がり
これらはあくまで一例です。
試合中は、上記に挙げた例が、さらに細分化された形で素早く起き上がることを要求されます。
このなかで、「うつ伏せからただ素早く起き上がって直立立位になるだけ」の練習をただひたすら行った場合どうでしょう。
当然ですが、選手は「あんなに練習したのに試合で活かせなかった・・・」となるはずです。
では、練習内容をどう工夫すればいいのでしょうか?
それは、「練習に不規則の要素を取り入れていく」という工夫が必要になるのです。
「練習のための練習」にならないために不規則の要素を取り入れるべし
不規則な要素のあるトレーニングは、判断の変化や身体的な速度変化が要求され、より試合に近い練習ができます。
ここでいう判断の変化とは、局面の変化にどう対応するかを瞬時に選択することです。
また、身体的な速度変化とは、判断の変化を身体で体現するための速度変化のことです。
ラグビーの起き上がりで言うと、攻守の展開の速さに応じて、より早く起き上がるべき局面なのか、体力温存のためにゆっくり起き上がってもよい局面なのかによって起き上がる速度を変えていくことを指します。
不規則な要素のあるトレーニングは、周囲の状況を察知するトレーニングとも言い換えられます。
つまり、JARTAで言う内的認識力、外的認識力で状況を察知するトレーニングとも言えるのです。
「試合中、全く同じシチュエーションになることはない」と言っても過言ではありません。
さらに厳密に言えば、全く同じシチュエーションの局面は生涯を通してもないと言えます。
試合で最大限のパフォーマンスを発揮するためには、型の決まっているような練習をするだけではなく、選手やチームの達成レベルに応じて不規則の要素も取り入れたトレーニングが必要となるのです。
では、どのように不規則な要素も取り入れていくのでしょうか。
結論からいうと、普段行っているトレーニングを対人化させていきます。
不規則な要素を取り入れるとき、トレーニングを対人化させていく
上の図は、わたしが普段トレーニングの難易度を高くするときに意識している段階図です。
右側に書かれている例が、ラグビーの起き上がりを徐々に不規則の要素を取り入れていく具体例になります。
途中、競争の要素もありますが、この要素を入れることで選手に“楽しさ”や“集中力”を寄与することができるのです。
特に、チームで関わっている場合には、きついトレーニングの合間に“楽しさ”や“集中力”を寄与するものを入れると、選手は最後までよい雰囲気のなかでトレーニングを行いやすくなります。
ただし、競争の要素を入れるときの注意点もあります。
それは、身体の使い方が身についていないと、ラフな動きになってしまう点です。
ラフな動きになってしまう場合は、難易度をコントロールしてトレーニングの提供をしていきましょう。
競争の要素を入れても、レフな動きができる場合、ルールをつけ足していき、不規則な要素も取り入れていきます。
たとえば、以下のようなトレーニング。
あくまでもほんの一例にすぎませんが、これはボールの動きに合わせてポジショニングをしていくトレーニングです。
ちなみに、今回はラグビーボールではなく、野球ボールを使っています。
その理由は、野球ボールは小さいため、視認性が低く、投げる側も予備動作が少なくなって投げる方向が予知しにくくなるからです。
動画のトレーニングもレフ化した状態でできているのであれば、さらにルールをつけ足していき、より実践に近づけていけば、色々なバリエーションのトレーニングもできるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「練習のための練習」になっていると感じているトレーナーに向けて、
「練習のための練習」から「試合のための練習」に変換するための方法を提案していきました。
また変換する手順としては、
1.早度を高める
2.競争の要素を入れる
3.ルールをつけ足していく
という流れを紹介しました。
「練習のための練習」になってしまっているのなら、「トレーニングの内容を工夫することで試合の意識をもてないか」という思考を張り巡らしてみてはいかがでしょうか。
長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年07月06日
手段に囚われない、食事面からのサポート
スポーツ選手に限らず、生きていくために毎日食事は欠かせないものだと思います。
パフォーマンスUPやケガをしないカラダづくりに重要な心身の土台づくりが
食事という手段からもアプローチできるとしたら…
これからの夏にかけて
食欲が落ちてくる…
体が重だるく、疲れが取り切れない…
そんな症状を東洋医学の視点から考える機会をもってみてはいかがでしょうか。
香川県で活動しております。認定スポーツトレーナーの伊藤 直哉(イトウ ナオヤ)です。
東洋医学と聞いて『陰陽』という言葉は聞いたことがあると思います。
朝(陽)があれば夜(陰)もある
男(陽)がいれば女(陰)もある
夏(陽)があれば冬(陰)もある
表(陽)があれば裏(陰)もある
上(陽)があれば下(陰)もある
などなど、
万物は陰と陽に分けることができます。
食べ物も同じです。
「陰」性の食べ物は体を冷やし
「陽」性の食べ物は温めます
さらに東洋医学では『五性』という分け方があり、
体を温める「熱性」「温性」
どちらでもない「平性」
体を冷やす「涼性」「寒性」
の5つに分けられます。
例えばこの野菜…
えっ?
東洋医学で食のイメージといえば、
こんなイメージではないですか?
いえいえ…
スーパーでも買える身近な食材でも東洋医学を取り入れることができます!
これから7月にかけて旬になる”ナス”は陰性の食べ物の中でもより冷やす「寒性」です。
夏は気温も上がる中で、体を冷やす”ナス”はまさに季節と体にあった食材です。
さらに
■むくみをとる
■利尿作用
湿気からくる心身の重だるさにも効果があると言われています。
食べ物の性質を理解して食事に取り入れるだけでも、日々の体調管理の手助けとなり、
練習や試合に入る前のコンディショニングとして役立つ手段となるはずです。
しかし、ここで気をつけなければならないのは、
その人自身の体質です。
夏でも冷え性の人もいます。
その人がナスを食べると逆効果になってしまうこともあります。
想像するだけでもブルブルきそうですね。
夏だから誰でも体を冷やす食べ物を食べたら良いということではありません。
その人の体質に合わせた食事を…
是非、
パフォーマンスUPやケガをしないカラダづくりに
東洋医学の視点を取り入れた食事という手段を取り入れることを検討されてみてはいかがでしょうか?
参考にしていただけたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
10月21日にJARTAでは初となるスポーツ栄養学に関するセミナーを開催いたします。
西洋・東洋の栄養学を、1日で学べる機会となっていますので、ぜひご参加ください。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年07月04日
ランニング中に起こる脇腹痛<side stitch>の原因と対処法
気持ちよく走っている最中また、レースに出ている時に急激に襲ってくる脇腹の痛み
この痛みこそ無ければ・・・と思うことありますか?
今回はランニング中における脇腹痛に対する原因とその対処法をお伝えします。
関西認定スポーツトレーナーの谷口祐樹です。
(さらに…)
2018年07月01日
スポーツは科学だ
「スポーツは科学だ」
これは紛れもない事実です。
ウォーミングアップにしろ、トレーニングにしろ、リカバリーにしろ、プロのトレーナーが選手に提供するからには必ず根拠と論理が必要です。
その根拠と論理の構築には【科学】は必須です。
これまでJARTAの公式記事や中野代表の公式ブログでエビデンスや科学的根拠に関する記事はいくつかあります。
私自身、『科学的根拠について』というタイトル記事を以前書いています。
https://jarta.jp/trainer/3187/
これを読んでいただければ我々が科学的根拠を軽視しているのではなく、何よりも大切なものだと考えていることはお分かりいただけると思います。
(さらに…)
2018年06月27日
【トップランナーと市民ランナーの腕振りの違い】
数年前からランニングブームとなり、多くの方が週末や早朝に健康目的または心身のリフレッシュ目的にランニングを行っているのを目にします。
皆さんは自身のランニングフォームを確認した事はありますか?
多くの方が一度はランニングフォームの修正を試みた事があると思います。
トップランナーとのランニングフォームの違いはどこにあるのでしょうか?
世界のトップランナーと日本人選手のフォームの違いは短距離より中長距離の選手の方が明らかに異なっており、記録的にも開きがかなり見られています。
腰の位置や足の運びはもちろんですが、一番の違いは腕振りにあります。
腕振りの貢献度はおよそ35%あるといわれ、腕振りを改善するだけでもかなりのスピード向上・持久力の改善が期待できます。
(さらに…)
2018年06月24日
【動画つき】プロ野球選手の体幹トレーニング
プロ野球選手の体幹トレーニング
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。
プロ野球選手の体幹トレーニングとはJARTAトレーニングの「コモドドラゴン」です。
コモドドラゴンはJARTA代表 中野 崇が指導するプロ野球選手 読売巨人の野上投手も実際に行っているトレーニングです。
・巨人・野上2桁必ず!練習締めは「コモドドラゴン」第1子誕生へ「高まっています」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/01/13/kiji/20180112s00001173385000c.html
コモドドラゴンとは?
コモドドラゴンは背骨を動かすことで腕や脚をコントロールする能力を強化していく脊柱主導系のトレーニングです。
全身運動のため様々な効果が得られますが、特に走るのが早くなりたい人、方法転換時の切り替えに有効なトレーニングです。
- 野上選手のコモドドラゴンの動画
https://www.instagram.com/p/Bd4c4JyjyOv/?taken-by=tak.nakano
- トレーニング効果が高いため、運動負荷も非常に強いです。
- 行う際はケガに十分に注意して実施してください。
主なポイントは
・脊柱、骨盤、股関節、肩関節といった重要ポイントを力まず連動させる
・みぞおち、腰背部の緊張に注意する。
・上半身が膝よりも低い位置を心がける。
・脊柱を左右に波動させる意識で行う。
コモドドラゴンを指導して欲しい、JARTAトレーニングサポート依頼についてはこちら
http://jarta.jp/dispatch/
効果の高いトレーニングを効率良く実践する方法
先ほども注意点で上げましたが、コモドドラゴンはトレーニング効果が高いため、身体への負荷も非常に強いです。
行う際はケガに十分に注意して実施する必要があります。
そこでコモドドラゴンを効率良く実践するオススメの方法があります。
それはすでにコモドドラゴンを習得しているトレーナーから適切な方法で指導してもらうことです。以下の写真のようにJARTA認定スポーツトレーナーはコモドドラゴンを習得しているため、実際に手本として見ることができます。
プロセスを熟知しているトレーナーに指導を受ける、かつ実際に手本を見ることでコモドドラゴンのイメージがしやすくなり、効率良くトレーニングすることができます。
コモドドラゴンの事前のウォーミングアップ、アシストトレーニングもあります、そちらも実施するとより効率良くパフォーマンスアップできます。
初めて実践する方は疲労度や翌日の筋肉痛に驚くかもしれません。
トレーナーによる指導の元での実践をオススメします。
■実際にコモドドラゴンを指導してもらう方法
コモドドラゴンは主にJARTAセミナーで体験・習得可能(上級レベルであるアドバンス3で習得可能)ですが、JARTA認定スポーツトレーナーに依頼することで、セミナーに行かなくても、出張や遠隔地でのトレーニングサポートを受けることができます。
全国各地には非常に難関である認定トレーナー試験を合格したスポーツトレーナーがいます。
2017年で認定試験修了者は200名を超え、認定スポーツトレーナーは120名を超える数になっています。
プロ野球選手も実践している体幹トレーニングでパフォーマンスアップしたい方はトレーナーに実際に指導してもらうことをお勧めします。
早めに習得できれば、自身のパフォーマンスアップと怪我予防につながります。
コモドドラゴンを指導して欲しい、JARTAトレーニングサポート依頼についてはこちら
http://jarta.jp/dispatch/
お気軽に問い合わせください。
今回は「プロ野球選手の体幹トレーニング」を紹介させて頂きました。最後までお読み頂きありがとうございました。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年06月20日
活動報告/高松商業高校男子サッカー部インターハイ出場&四国大会優勝
いつもJARTA公式ブログをご覧いただきありがとうございます。
四国、香川県を中心に活動しております、統括部長の赤山僚輔です。
本日はサポートチームが5年ぶりのインターハイ出場と四国大会優勝を決めましたので、簡単にこれまでの取り組みを含めてご報告させていただきます。
(さらに…)
2018年06月20日
今週末のセミナー開催について
平成30年6月18日に発生しました「大阪府北部地震」により被災された皆様には、
心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。
今週末の「ADVANCE セミナーⅠ・Ⅱ大阪会場」及び他地域でのJARTAセミナーは、予定通り開催いたします。
受講される皆様は何卒お気をつけてお越しください。
またセミナーに関して何かご不明点がございましたら、
下記メールアドレスよりご連絡頂けると幸いです。
seminar@jarta.jp
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社JARTA international
JARTAセミナー担当事務局
2018年06月17日
自分の身体を思った通りに動かせていますか?
現在、どのスポーツ(特に球技)でも競技レベルが上がり、速いや強いといったフィジカル的な要素だけでなく「精度(正確性)」という要素が必要不可欠になっています。
サッカーであればパス(シュート)精度、野球であればコントロール、など。
では、この精度を高めるためにはどうすれば良いか。
今回は、「自分の身体を思った通りに動かせているか」について話をしたいと思います。
北海道で活動しております、認定スポーツトレーナーの矢口 雅人です。
(さらに…)
2018年06月13日
原因の原因をつきとめろ
「ちょっと身体見てもらえますか?」
選手は身体に痛みや不調があると、スポーツトレーナー(以下トレーナー)に相談を持ちかけます。
この時トレーナーは痛みや不調の原因を改善することが要求されますが、
ついつい局所的な原因だけに捉われてしまうことが多くあります。
関東で活動する認定スポーツトレーナーの岡元祐樹です。
今回は局所的な評価だけではなく、
『広い視野で選手の状態を考える必要性』を、具体例も交えてお伝えしていきます。
(さらに…)
2018年06月10日
体幹トレーニングの質を高める!〜JARTA WorkOut in東京〜
関東で活動しておりますJARTA認定スポーツトレーナーの萩潤也です。
7月1日に東京にて、スポーツに必要な「体幹」をテーマとしたWorkOutを開催します。
体幹トレーニングと聞くとどの様なイメージがありますか?
体幹とは頭部と四肢を除く胴体部分のことを言いますが、一般的な説明ではインナーユニットと呼ばれる横隔膜・多裂筋・腹横筋・骨盤底筋群を指すことが多いです。
またトレーニングといえばブレない、固める、そんなイメージがあるのではないでしょうか?
(アプリVisible Bodyより引用)
上記の要素は数ある体幹機能の中の1つに過ぎません。
体幹は骨、内臓、筋肉、神経系など様々な要素で構成されています。
スポーツにおいて体幹の役割は、
・外力をガードする、押し返す
・受けた外力をいなす
・中枢から抹消への力を伝達させる
・精神的、肉体的緊張(自律神経)
・空中でのボディコントロール
など様々な役割があります。
果たして固める1要素のトレーニング方法でこれらがまかなえるでしょうか?
今回のWorkOutでは関節、筋、内臓、自律神経の内容を交えながらスポーツにおける必要な体幹機能についての話し、トレーニングを行っていきたいと思います。
<内容>
講義
・JARTAコンセプト(身体の質)
・スポーツにおける体幹機能とは
実技
・active mobility
拘束性体幹の解放
肋骨 脊柱 内臓 肩甲骨 骨盤
・mobility + stability
柔軟性とバランスの両立
2018年7月1日(日)10:00〜11:30(受付9:30〜)
会場:ホグレル板橋本社2階ショールーム
最寄駅:都営三田線「本蓮沼駅」より徒歩10分
住所:東京都板橋区大原町36-18 ホグレルビル
講師 萩 潤也
理学療法士
JARTA認定SSトレーナー兼認定講師
ホグレル モーションセラピスト
~主なサポート活動~
男子高校サッカーチーム、プロ・アマチュア格闘技、高校女子サッカー、プロスラックラインライダー等
受講料 2,000円
(JARTAセミナーへの参加歴がなくても受講可能です)
※当日会場にて受付致します
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年06月06日
活動報告〜フィットネスセッション2018〜
スポーツ・フィットネスの関係者が集うイベント、
フィットネスセッション。
今年は、5月3〜5日の3日間で61講座が開かれました。
JARTAからは、「Tレフストレッチワークショップ」という演題で、
認定講師 高塚が登壇させていただきました。
今年のフィットネスセッションのテーマは“セルフケア”。
セルフケア指導は、トレーナーが選手と関わる際には必須事項となります。
選手がその必要性を感じて、適切なセルフケアを日々の習慣にできるかどうか。
それは、トレーナーの腕の見せ所と言っても過言ではありません。
“選手の自己管理能力”を高めるために、JARTAではどのような取り組みをしているのか。
以下の3つのキーワードから、Tレフストレッチを用いたセルフケアについて説明させていただきました。
- 教育的観点
- 身体環境・動作効率改善
- コンディショニングの引き出し
Tレフストレッチは、選手のパフォーマンスアップやパフォーマンス発揮に必要となる要素を整える手段の一つです。
目的に応じて、その他のセルフケア・トレーニング方法と組み合わせながら実施することで、より効果を発揮します。
写真は、ハムストリングスのTレフストレッチです。
詳細はこちら https://jarta.jp/conditioning/5113/
スポーツに限ったことではないですが、より多くの方が、自らの心身の状態を理解し、必要なセルフケアを行えること。
我々は、それが当たり前の文化になることを目指しています。
このような機会を与えていただいたフィットネスセッション関係者の方々、受講していただいた方々に、感謝申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年06月03日
夏までに時間がない。練習内容の前にウォーミングアップを見直せ
春季大会が終わると次の大会に向けて明確になった課題を克服し、今よりもベストな状態になるための準備が始まります。
準備するための時間は各選手、各チームに平等に与えられています。
選手にとって、限られた期間。
限られた期間=限られた時間
この『限られた時間』の中で課題を克服するために
練習の時間を増やしたり、練習時間の内容を絞ったり、練習時間の内容を変更したりと競技の練習を工夫することが第一選択となる場合が多くあります。
(さらに…)
2018年05月30日
ラジオ出演のお知らせ
この度、障害者スポーツに関わる理学療法士として、認定スポーツトレーナーの高塚政徳(ブラインドサッカー日本代表 フィジカルコーチ)が下記日程で、ラジオ出演することになりました。
先日収録が行われ、理学療法士の社会的な役割や、スポーツトレーナーとして実際にどのように障害者アスリートに関わっているのかなど、お話させていただきました。
(過去の関連記事:障害者スポーツも勝負にかける想いは同じ)
https://jarta.jp/report/12273/
司会は、フリーアナウンサーの町 亞聖さんです。
町さんは、これまでも障害者スポーツに関する取材を多くされており、収録中はもちろん、収録の前後でも色々なお話を聞かせていただきました。
関係者の皆さま
このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
<詳細>
番組名:文化放送 「みんなにエール!」
http://www.joqr.co.jp/yell/
放送日:
6月2日(土) 5時35分~5時50分
6月9日(土) 5時35分~5時50分
2018年05月27日
子どもの夢を叶えるには動ける体が必要だ
子どもは大きな可能性を持った未来の宝です。
そんな子どもの運動能力の低下が近年叫ばれています。
「身体をうまく動かせる」ということは単に運動能力が高いというだけでなく、精神力、集中力など他の要素を高めることができます。
子どもたちが夢や想いを実現するため。夢ややりたいことを探すこと。
運動能力などあまり関係のなさそうなことであっても、実は大いに関係があります。
「身体をうまく動かせる」ことはどんな夢であっても、自己実現するために最も土台となる必須の要素です。
(さらに…)
2018年05月24日
速いシュートを打つ方法!膝下を速く振るだけでは速いシュートは打てない
サッカー選手であれば、シュート練習をしているときに以下のような考えがよぎった人もいるのではないでしょうか。
「クリスティアーノ・ロナウド選手のような強烈なシュートを打てるようになったらいいのに・・・」
クリスティアーノ・ロナウド選手の強烈なシュートを打つための要素として、「ボールが速い」という点が大きく関与していると考えられます。
そんなシュートを打つ方法として、よく言われるのが「膝下を速く振り抜く」という指導です。
しかし、膝下を速く振り抜くだけでは速いシュートは打てるようになりにくいのです。
では、速いシュートを打つにはどうしたらいいのでしょうか。
(さらに…)
2018年05月18日
トレーニング指導、自己満足で終わっていませんか?
東京を中心に活動している認定講師の高塚政徳です。
今回は、対象者に関わらずJARTAのセミナーでお伝えしているトレーニングを有効に使うための考え方をお伝えします。
そのままの形で伝えていませんか?
JARTAのトレーニングは、どれもトップアスリートにも対応できる難易度が高いものです。
言い換えると、
トップアスリートでも簡単には習得できない、高いレベルの身体操作・意識(アブレスト能力・統合化)が必要です。
スパイラルスイング(アドバンスⅢでお伝えしているトレーニングの一つです)
そのため、受講者の方からは、
「対象とする選手や患者様にうまく使えない」
という相談を受けることも少なくありません。
実際は、考え方・使い方次第。
運動が苦手な子供にも立位・歩行が困難な高齢の方にも使えます。
トレーニング効果を高めるために
その鍵は
使いたいトレーニングがどのような要素(機能・構造、物理現象など)から成り立っているのかを整理・理解することにあります。
トレーニングをそのままやることだけが正解ではありません。
そもそも対象者にとって、なぜそのトレーニングの要素が必要なのかを明確にした中で選択している必要があります。
前述したスパイラルスイングであれば、要素の整理をしていくと、以下のようなアシストトレーニングが推奨されます。
あくまでも対象に合わせて変わる部分なので、ほんの一例です。
肩甲骨まわし
肘抜き
※アドバンスコースでは、『構成要素』、『運動構造』という言葉を使って定義付けし、動作分析やトレーニング指導と合わせて、これらを抽出する練習を繰り返し行います。
例えば、ベーシックコースでお伝えしている「立甲」は、習得方法や必要意識を伝えることで感覚を掴める方と、それだけではいくら時間をかけても習得に向かうことができない方とで分かれます。
どのトレーニングにおいても、伝える側が対象者に合わせて何らかの変化をつける必要があります。
『構成要素』、『運動構造』を整理・理解した上で、下記に当てはめてトレーニングをアレンジしてみてください。
・身体各所の根本的な機能改善(固さや使い方)を図る
・部位ごとに行うなど、タスクを減らした形で行う
・動作自体の難易度(速度、パターンなど)を下げて行う
・負荷(回数、重量)を下げる、楽に保持できる姿勢をとらせるなどの調整下で行う
・伝え方(言葉の選択、導き方)、見せ方に変化をつける
これだけが全てではありませんが、今持っている指導方法のバリエーションに幅が出てくるはずです。
参考にしていただけたら幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年05月06日
新入部員ほど気をつけろ。パフォーマンスダウンの一要因
高校生となり新たな環境に入っていくと、より私生活の過ごし方まで見られるようになります。
そのため「良い立ち姿勢」を常に心がけてる選手も多いのではないでしょうか。
立ち方がだらしないと注意されても、普段立ち方を意識している選手は少ないので「良い立ち姿勢」の捉え方が間違えてしまっている場合もあります。
良いと思っていた「立ち姿勢」が間違っていると実はパフォーマンスを低下させてしまう場合があります。
また、その間違った「良い立ち姿勢」が習慣化されることで、慢性障害につながるリスクも高くなります。
特に成長期の選手にとっては、学生という限られた時間を患部の痛みによって治療の時間にあてることになってしまったり、痛みを誤魔化しながら練習するといったことになるわけです。
(さらに…)
2018年05月04日
腕組みを解くには
「圧倒的な手本を見せる必要がある」
JARTAでは選手にトレーニングを指導する際、スポーツトレーナー自身がトレーニングの手本を示すことを重要視しています。
ただの手本ではなく圧倒的な手本です。
神奈川で活動する認定スポーツトレーナー岡元祐樹です。
春になり、サポートする高校サッカー部に新1年生が入部してきました。
「なるべく早い段階からトレーニング指導をやっておいてほしい」
という監督の要望で、早速1年生の指導に入ることになりました。
その最初の自己紹介の最中、ある選手の態度が目に入りました。
腕組みをしながら私の話を聞いているのです。
口頭で注意することもできましたが、私はあえてそれをしませんでした。
トレーニング指導後、最後のまとめの話をしている際、先程の選手の腕組みは解かれていました。
自分のトレーニングの手本が上手くいったのだと感じました。
【腕を組む選手の心理とは】
目上の人の話を聴く際、聴く側が腕組みをするのは失礼に当たります。
スポーツ界のみならず、一般社会でもこのような態度は好まれません。
腕組みをする人の心理状態には
『防衛反応』や『拒絶反応』があると言われています。 ※その他もあります
選手目線で考えると
「高校生になり、新しく入ったサッカー部の初めて会う指導者。この人はどんな人なのか?信頼できる人なのか?」
という心理が少なからず働いていると推察されます。
「腕組みは失礼だから止めなさい」
とすぐに口頭で注意するのもシンプルな方法で有効な場面もあります。
しかし自分は今回依頼された『コモドドラゴン』というトレーニングの手本で自分がどのような人間か示し、選手の警戒心を解こうと思いました。
コモドドラゴンの効果や型を説明し、手本を見せながらクオリティの高め方を指導します。
そして選手と同じ距離・本数を行い、全く息が切れていない姿を見せるのです。
【自分を高めることで選手を高める】
私がJARTAの概念で一番好きなところは
スポーツトレーナー自身の鍛錬が、サポートする選手のパフォーマンスを向上させる
という考え方です。
この概念がないと、JARTAはただ珍しいトレーニングを知っているだけの集団になってしまいます。
トレーニングの紹介しかできない人に、選手は敬意を払ってくれるでしょうか?
そうならないための実践として、圧倒的なトレーニングの手本を提示します。
【チームに良い影響を与えるには】
今回はトレーニングの手本を示すことで選手との距離を縮めました。
トレーニングの手本を見せる。
さらには人としての手本を見せる。
チームに良い影響を与えるスポーツトレーナーになるには、自身の努力とその結果を選手に示す必要があるのではないでしょうか?
腕を組んでトレーニングを見ているだけでは足りません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年04月29日
間合いを詰めるだけで相手を無抵抗にする方法
いつも公式ブログをご覧いただきありがとうございます。
東北は青森で活動をしております、JARTA認定スポーツトレーナーの鳴海です。
スポーツには必ず勝敗がつきものです。
何に勝つのかは種目にもよりますが、
基本的には【対人】か【数字(記録)】です。
そして対人する競技の場合、
多くは相手と向き合い、駆け引きをする空間的距離、
すなわち【間合い】が生じます。
この間合いをどのように制するかが
勝敗を決するにあたり大変重要です。
仮にどんなに素早い動きをしても間合いの扱いを間違えれば
格闘技では打撃が相手に捌かれてしまいます。
サッカーやバスケではドリブルで相手を抜き去る際に、
必要以上に距離が空いていれば相手に反応を許してしまいます。
では間合いを扱うにはどうすれば良いのか?
今回は【間合いを詰める】という事にフォーカスした内容を
お話させて頂こうとおもいます。
対人競技、特に格闘技では打撃を当てるにせよ、組み合うにせよ
自然と対峙した相手との間合いが詰まります。
ではどのように間合いを詰めれば良いのでしょうか?
良く言われるのは、相手に反応されづらい、
つまり“相手に察知されないように間合いを詰める”です。
では相手に察知されないようにするには
相手をどのような状況に置けば良いのか?
生理的な反応として
人間は2者関係において距離を詰められると
“拒絶”か“受容”のどちらかの反応を起こします。
相手が察知し反応して何らかのアクションを起こすのは
基本的には拒絶による反応です。
対極にある受容では例え見えていても反応ができません。
見えていても反応できない、つまりは害意があると認識できない状態です。
極端に言うと“拒絶は抵抗、受容は無抵抗”ということです。
実際にそれらの状態の時、相手にどのような事が起きているのか。
拒絶状態では筋力が向上し、柔軟性が低下します。
受容状態では筋力が低下し、柔軟性が増します。
それを考えると間合いを詰める際には
相手を受容、つまり無抵抗の状態に置けると有利に事を進められます。
実際にどのように間合いを詰めれば相手をその状態に置けるのか。
一例を動画にて▼
動画を見ると間合いを詰める際に
相手の筋力が低下していないとき、低下しているときの
間合いを詰める動きが何となく違うのはわかるとおもいますが、
具体的に何がどう違うのかまで言及するのは難しいかとおもいます。
相手を無抵抗状態に置くにはいくつかポイントがあります。
身体的な操作としては
・重心移動に力感がないこと。
・足に居着きがないこと。
実際の動きとして
・真正面から間合いを詰めないこと。 などなどが挙げられます。
(先ほどの動画はこれらに加え、重心移動に上体を倒さないという要素も加えています。)
これらを守る形で身体操作を行うと、相手が無抵抗状態になります。
あくまで動画の方法は一例です。是非工夫して動きを探求してみて下さい。
ちなみに動画で間合いを詰める際に
どのように重心移動をしているのか、足に居着きをなくしているのか、
気になる、また知りたい場合には、ご質問頂ければとおもいます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年04月27日
バレー選手の腰痛を減らすために
バレー選手における腰痛の発生頻度はかなり高くなっています。
多くの選手が腰痛により思うようなプレーができなかったり、戦線を離脱したり、引退に追い込まれたりいています。
バレーでは、サーブやスパイク、レシーブ(フライング、スライディング)などの多くの場面で腰部の負担がかかりやすく、腰痛を起こしやすい競技の1つです。
(さらに…)
2018年04月23日
いつも通りが出せないあなたへ
試合で本来の調子が発揮できない。
調子がいい時と悪い時が試合になってみないとわからない。
などなど、アスリートにとって最大のパフォーマンスを大事な大舞台で発揮することは
大きな課題であります。
今回はそういった自分本来の調子を大事な舞台で発揮するための思考と実践方法について簡単にご説明いたします。
(さらに…)
2018年04月20日
「トップアスリートのトレーニングを体感する方法」
■トップアスリートも実践するトレーニング
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。
JARTAトレーニングはトップアスリートも実践するトレーニングです。
JARTA代表 中野崇はプロ野球、プロサッカー、五輪メダリストなど20種類以上のトップアスリートを指導しています。
主なクライアントはブラインドサッカー日本代表・野上亮磨・西野勇士・高橋光成・荻野貴司・皆本晃・永里優季・横山久美・大村奈央・鈴木徹・深谷知博(敬称略)などトップアスリートです。
その詳細はJARTA代表 中野崇のブログを是非ご覧ください。
・JARTA代表 中野崇OFFICIAL BLOG
■トレーニングを体感するには?
JARTAトレーニングを実際に体感するにはJARTAトレーニングサポートシステムを利用して頂きます。
セミナー受講以外でもトレーニングを受けることが可能です。
JARTA認定スポーツトレーナーがチームまたはパーソナルでサポートするシステムです。
JARTAトレーニングサポート依頼、実際にトップアスリートのトレーニングを体感したい方はこちら
合宿・遠征帯同も可能です。
全国各地に非常に難関である認定トレーナー試験を合格したスポーツトレーナーがおり、出張での対応も可能となっています。
セミナー受講しなくても、または遠隔地でもスポーツトレーナーによるサポートが可能です。2017年で認定試験修了者は200名を超え、認定スポーツトレーナーは120名を超える数になっています。
なお認定トレーナーはJARTAスポーツトレーナー資格に加え、ほぼ国家資格保有者(理学療法士、作業療法士、柔道整復師、アスレチックトレーナーなど)です。
カラダに関するプロの専門家なので、安心してサポートを受けることが可能です。
CF International Academy 三重校でのトレーニング風景
・全国の認定スポーツトレーナーについてはこちら
■トレーニング・サポート内容
トレーニングサポートはあらゆるスポーツ、動きに対応可能です。
JARTAコンセプトをご覧頂きご検討下さい。
JARTAトレーニングはどのようなものなのか?動画にて確認できますのでこちらもご覧ください。
JARTAトレーニングサポート依頼、実際にトップアスリートのトレーニングを体感したい方はこちら
お気軽に問い合わせください。
今回は「トップアスリートのトレーニングを体感する方法」を紹介させて頂きました。最後までお読み頂きありがとうございました。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年04月20日
JARTA|福岡運営スタッフの募集
この度、JARTA事務局は福岡運営スタッフを公募致します。
下記、内容となりますのでご興味のある方はご確認ください。
(さらに…)
2018年04月16日
あらゆる競技に精通している方が得?
「自分には難しそうだ」
スポーツトレーナーの中には、1つの競技に捉われず複数の競技をサポートしている方がいます。
各競技のルールや特徴を把握し、それぞれの競技を行う選手にトレーニングやケアを提供する。
そのようなスポーツトレーナーに憧れてはいるものの、頭の中には様々なデメリットが浮かんできます。
(さらに…)
2018年04月11日
Tレフストレッチを体感できます
東京を中心に活動している認定講師の高塚政徳です。
一昨日、昨年と代表の中野が登壇した、“フィットネスセッション”。
フィットネスセッションとは、フィットネス・スポーツ分野の第一線で活躍している団体、講師がその年のテーマに沿ったプログラムを公開し、学習・交流の場として用いられている講習会です。
今年は セルフケア がテーマで開催されます。
第32回フィットネスセッションの案内はこちらから。
http://www.power-st.com/fitsen/sp/index.html
JARTAからは、「Tレフストレッチ」を体感していただく講座を開かせていただくことになりました。
フィットネスセッション講座紹介
http://www.power-st.com/fitsen/sp/course2.html
Tレフストレッチワークショップ
「何のためにストレッチをしているのか」。
その目的により、必要なストレッチ方法は異なります。
JARTAでは、“動きの質”を高めるためのストレッチとして、Tレフストレッチを提唱しており、サポートする多くのアスリートがセルフコンディショニングに使っています。
Tレフストレッチは、身体を効率良く機能させるために必要な部位に、体性感覚を入力しながら行うストレッチのことです。
痛み・違和感の出にくい身体環境作りから、パフォーマンス改善を目的とした形でも使うことができ、セルフコンディショニングだけでなく、施術にもこの概念を応用することができます。
この講座では、リハビリ・スポーツ現場での実際の使用例を交え、実技にて体感してもらいながら進めていきます。
Tレフストレッチワークショップは、5月5日(土)12:30-14:00です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp
2018年04月09日
JARTAセールスマネージャー登壇!第7回TOBE会
来月5月末に、JARTAセールスマネージャーの生山が第7回TOBE会に登壇します!
以下詳細です。
【第7回TOBE会 元プロ野球戦士が語るプロ選手が求めるトレーナーの条件とは】
〜一流選手を近くで見てきたイクヤマンが伝えたい事〜
○日程|2018年5月27日(日曜日)13時〜15時00分(12時40分開門)
○場所|GOODLUCK(東住吉区駒川5–22–19 2F)
※近鉄南大阪線”針中野駅”徒歩3分 地下鉄谷町線”駒川中野駅”徒歩6分
○募集人数|7名様限定
※定員に達し次第、募集を締め切りさせていただきます。
○料金|
通常価格 7,560円
学生割引 4,990円
JARTA会員割引 5,990円
「↓こんな方にオススメです↓」
・トップアスリートが求めているトレーナーについて知りたい方
・プロスポーツの現場で仕事をしたい方
・将来、プロアスリートやプロチームでの指導を行いたい方
・プロ野球が好きな方
・トレーナーとしての売り上げを高めたい方
そんな方にぴったりのセミナーです。
少人数ですので講師から直接、色々な話が聞けます。
○お申込み
希望の方は下記メールアドレスに「名前」・「メールアドレス」・「JARTA会員の有無」を記載の上、ご連絡ください。
abeno.yamato.pft@gmail.com
【講師紹介】
○講師 生山裕人
元千葉ロッテマリーンズ
スポーツトレーナー協会JARTA セールスマネージャー
○経歴
大阪府立天王寺高等学校卒
近畿大学文芸学部芸術学科演劇芸能専攻(中退)
香川オリーブガイナーズ(2007〜2008年)
千葉ロッテマリーンズ(2009〜2012年)
株式会社フルスロットルズ(ウェディングプランナー)
野球エリートとは無縁の異色の経歴の中、野球を諦めるため受けた独立リーグに才能を見出される。
2009年に千葉ロッテマリーンズに入団しプロ野球界で4年間を過ごし、引退後は東京にてウェディングプランナーとして活躍する。
現在は自らの異色のキャリアとプロ野球経験を生かし、自分らしいキャリアを描けるアスリートや学生を増やすために、小中学校や高校での講演活動【〜夢の見つけ方、叶え方、諦め方〜】をはじめ、スポーツトレーナー協会JARTAセールスマネージャーを務めるなど様々な形で活動している。
2018年04月06日
フィットネスセッション登壇のお知らせ
フィットネスセッション2018でJARTA認定講師 高塚が講義することになりましたのでご報告いたします。
【Tレフストレッチワークショップ】
「何のためにストレッチをしているのか」。
その目的により、必要なストレッチ方法は異なります。
JARTAでは、“動きの質” を高めるためのストレッチとして、Tレフストレッチを提唱しており、サポートする多くのアスリートがセルフコンディショニングに使っています。
Tレフストレッチは、身体を効率良く機能させるために必要な部位に、体性感覚を入力しながら行うストレッチのことです。
痛み・違和感の出にくい身体環境作りから、パフォーマンス改善を目的とした形でも使うことができ、セルフコンディショニングだけでなく、施術にもこの概念を応用することができます。
この講座では、リハビリ・スポーツ現場での実際の使用例を交え、実技にて体感してもらいながら進めていきます。
〜概要〜
日程|5月5日(土)12:30-14:00
場所|大正大学
講師|高塚政徳(講義番号39)
お申し込み|①もしくは②の方法でお申し込みください。
①ログイン後、お申し込み
②メールアドレス(fis@msj.biglobe.ne.jp)宛に、
・氏名(ふりがな)
・郵便番号
・住所
・電話番号
・ご希望の講座番号及び枚数
を明記の上、お申し込み
フィットネスセッション2018ホームページはこちら
2018年04月04日
知らないと恥をかく!トレーナーを目指すなら知っておきたい受傷時の評価
「現場に出たときに、もしも選手が目の前で怪我をしたらどうしよう・・・」
「何を学んだらいいか、わからない・・・」
あなたは、そんな悩みを持ってはいませんか?
トレーナーとして学ぶべきことのひとつとして、怪我が起きた時の対処法があります。
(さらに…)
2018年04月01日
効果を倍増させるトレーニングの考え方とは
近年スポーツ業界には競技パフォーマンスアップに向けて様々なトレーニング方法がでています。
・一流アスリートが実践している
・海外で流行中の〇〇トレーニング
・画期的な新メソッド
など様々なメディアや書店などで見かけ、実践することも多いかと思います。
しかし、あの有名海外チームが取り入れている、あの一流選手が実践しているというトレーニングと同じことをしても思っていた効果が出てこない。
そんな経験はありませんか?
(さらに…)
2018年03月29日
新セミナー募集開始!
毎度好評いただいている藤本靖氏のセミナーの第2弾が決定いたしました!
https://jarta.jp/j-seminar/fascia/
前回に続き、今回も東京会場のみで開催いたします。
*まだ募集は開始したばかりですが、毎度藤本さんのセミナーは開始すぐに定員に達しましたので、ご注意ください。
『筋膜との対話〜コアで支える姿勢と動き〜』
日程|5月13日(日) 10:00〜16:00(受付開始9:30~)
会場|タワーホール船堀 研修室
受講料|一般25,000円(会員・認定スポーツトレーナー割引あり)
お申し込みはこちら
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年03月26日
スポーツにおける状況判断を身につけたい選手必見!【”眼”には5つの使い方があった】
あなたの周りには、以下のような選手はいませんか?
・状況判断を的確に行いその場にマッチしたプレーができる
・相手の戦術や動きを察知して素早く対応できる
上記のようなプレーができる選手はレギュラーに定着しやすいだけでなく、試合においてもハイパフォーマンスを発揮することでしょう。
別の言い方をすると、相手の出方を見計らって裏をかくプレーができるのです。
しかし反対に、相手に裏をかかれて、「相手に出し抜かれた」という経験をした方も多いはず。
両者には、一体どのような違いがあるのでしょうか。
(さらに…)
2018年03月21日
ハムストリングスの肉離れから選手を守れ
『ピキッ』
走っていた選手がモモ裏を押さえて急に動けなくなる。
それはハムストリングスの肉離れが起きたのかもしれません。
今回はスポーツ現場で頻発するハムストリングスの肉離れについて書いていきます。
(さらに…)
2018年03月18日
立甲を最速で効率よく手に入れる方法
JARTA代表中野崇が指導するプロ野球読売巨人の野上投手もトレーニングに取り入れている「立甲」を習得する方法とは?
■立甲を習得するために
東海地方で活動するJARTA認定スポーツトレーナーの青木正典です。
立甲はJARTA代表 中野 崇が指導するプロ野球選手 読売巨人の野上投手も実際に行っているトレーニングです。
・巨人・野上「理想はエヴァンゲリオンみたいな肩」“立甲トレ導入へ”
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/12/14/kiji/20171213s00001173239000c.html
(さらに…)
2018年03月13日
障害者スポーツも勝負にかける想いは同じ
いつもJARTA公式ブログをご覧いただきありがとうございます。
東京を中心に活動している、認定講師の高塚政徳です。
私は中野代表と共に、パラリンピック種目であるブラインドサッカー日本代表チームに、フィジカルコーチとして関わっています。
先日、東京都理学療法士協会様から依頼をいただき、
「視覚障害アスリートのコンディショニングの実際」
というテーマで講演をさせていただきました。
(さらに…)
2018年03月06日
そのトレーニング、選手は続けてくれていますか?
トレーナーが選手に対し、トレーニングを提供する上で大事なことは何でしょうか?
根拠となる理論、言葉の選択、状態に応じたトレーニングレベル。
どれも必須な要素です。
しかし、どんなに素晴らしい理論、根拠のあるトレーニング。
選手に合わせた言葉の選択。
状態に合わせられたトレーニングレベル。
これらを提供できたとしても、継続してトレーニングをしなければ効果は現れてきません。
(さらに…)
2018年03月01日
使える股関節を追求するために
東京を中心に活動している認定講師 高塚政徳です。
スポーツ現場においてもリハビリ現場においても“体幹の強化”と併せて、“股関節の強化”も重要視され、トレーニング方法も数多く実践されています。
(さらに…)
2018年02月25日
《できる人》と《できない人》どちらにフォーカスしてトレーニングしますか?
トレーナーが選手にトレーニングを指導する場合、
指導対象は状況によって以下の2つに分けられます。
【 個人に行うパーソナルトレーニング 】
【 集団に行う集団トレーニング 】
個人に対して行うパーソナルトレーニングでは、
その選手の習熟度に合わせた内容を指導することができますが、
集団で行うトレーニングの場合にはその限りではありません。
集団で行うトレーニングでは
選手一人一人の能力が異なるにもかかわらず、
同様のトレーニングを行う場合がほとんどです。
そして集団でトレーニングを行う際には
必ず《できる人》と《できない人》に分けられます。
ここで問題が発生します。
集団に対して指導を行う際、トレーナーの人数は限られています。
できない人にフォーカスしてトレーニングの内容を検討すると、
できる人の成長を阻害してしまう可能性が出てきます。
逆にできる人にフォーカスしてトレーニングの内容を検討すると
できない人が成長しない可能性が出てきます。
どちらにフォーカスしてトレーニングを提供するのが正解なのか
JARTA認定スポーツトレーナーの鳴海裕平です。
この内容は集団に対してトレーニングを提供しているトレーナーが多く持つ悩みの一つです。
実際に先日のJARTA認定トレーナー必須研修でも、
認定トレーナーよりこの内容が質問として出されました。
たとえば“勝利至上主義”のチーム事情によっては
できる人を優遇し、優先的にトレーニングをさせる。その結果試合で好成績を上げる。
ということも考えの一つでしょう。
実際に強豪校では、ある程度のふるい分けをするために、あらかじめ実力や
それに見合った実績がない選手は入部すらできないという事がよくあります。
その結果できる人が集まり、効率よく効果的にトレーニングすることができるでしょう。
単純に考えればできる人がさらに成長し試合で良い成績を残せる可能性も高まるでしょう。
しかしそれでもトレーニングについていけない人が生まれる可能性は排除できません。
逆に小中学生などを対象とした“人格形成・集団行動の教育”という方針では
差別なく平等にするために全体のトレーニングの進行を遅らせ
できない人ができるようにするように歩調を合わせてこともあります。
できない人ができなかったことをできるようになる可能性は高まりますが、
チーム全体の歩調は遅く、できる人の成長は阻害される可能性が高いです。
どちらも良い点もあれば悪い点もあります。どちらも間違いではないでしょう。
ただしそれはあくまで“単純に考えれば”の話です。
現場はそんなに単純ではない
できる人だけにフォーカスすれば上手くいく。できない人にフォーカスすれば上手くいく。
そう単純に考えれば良い程現場は簡単ではありません。
個人的な意見を言わせて貰うと“どちらも不正解ではないけども不十分”です。
そもそもの話、
できる人だけに集中してトレーニングをさせたところで、できる人は伸びるでしょうか?
できない人にトレーニングをさせて、できない人は結局できるようになるのでしょうか?
できる人にトレーニングを提供すると、できてしまうのでトレーナーは
必ずどんどん次の内容を伝えたくなります。そうなると
できる人は“何故これをやるのか”“これで何が身につくのか”を深く考えず、
“とりあえずキツいし難しい動きだから何か効果ありそう”程度の認識で
トレーニングをこなしてしまいます。
またトレーナーが内容を説明しても選手は“頭で理解”はできても“身体で習得”はできません。
つまり自分の中に落とし込めず、結局深みのない知識がインプットされただけです。
すぐに忘れますし、なんとなくでできてしまうので、必要な感覚が定着しないことが多く、
結局成長が頭打ちになります。
人間は与えられたことや教えられたことは忘れるし、大事にしませんが、
自分の力で“気づき”を得られるとそれを忘れません。
“気づき”を経て、コツや感覚を“認識”することで頭ではなく、身体にすり込まれます。
逆にできない人にトレーニングを提供すると、
できない人は“これをこうすればこうなるはず”“言われた感覚を意識してみる”とがんばり、
うまくいかないたびにトレーナーに質問し、
トレーナーは問題解決のためにさらなる知識を選手に与えます。
できない人は試行錯誤する事で徐々に感覚をつかみ、
その中で気づきを得ることにより身体で自得していきます。ただし相応に時間がかかります。
ひょっとしたら大切な試合に間に合わないかもしれません。
つまり、できる人はできるけど理解が浅く、成長が頭打ちになりやすい。
できない人はできるようになれば身についているけども、できるまで時間がかかる。
という問題を抱えているのです。
トレーナーがやるべき事は相手を選ぶ事ではなく、育てること。
できる人には“なぜこのトレーニングをするのか?”
“どんな感覚で自分はこの動きをしているのか?”
“この感覚を実際のプレイに生かすとどんな動きになるのか?”などを選手に考えさせ、
理解を深め、身体に落とし込むように工夫しなければいけません。
できない人には“どうやったらこの動きができるようになるのか?”
“どんな所に意識すればよいのか”選手自身に試行錯誤させつつ、
身体が習得できるまでのプロセスを最適化させる工夫しなければいけません。
だからこそ単純にできる人だけでやれば良いとか、
できない人に時間をかけてあげるという発想ではダメなのです。
2択のどちらかにフォーカスしてトレーニングすれば万事うまくいく訳ではありません。
仮にトレーナーはどちらかにフォーカスするにしてもやるべき事をやらなくてはいけません。
それはできる/できない人にかかわらず、トレーニングを介して
パフォーマンスを上げるだけでなく、人間としての成長を図ることです。
参考までに以下に私の個人的な指導方法を一つ述べさせて頂きます。
・できる人には理解を深めてもらいたい。
・できない人には習得できるまでのプロセスを最適化してほしい。
なので、できる人にはできない人の指導に当たってもらいます。
すると、できない人に指導するために
自身がどのような感覚でそのトレーニングを行っているか、
何に気をつければやりやすいか言語化することで“気づき”を得ることができます。
特にできる人でもスランプ気味でモチベーションが下がり気味の選手にお願いをします。
そもそもスランプ気味なのは理解が浅いことが原因となっている場合があります。
そこで気づきを得ることがスランプ脱出のきっかけになることが多々あります。
できない人はできる人からコツや感覚を伝えてもらえるし、
実際にできている動きを模倣できるため、身体で自得するための重要なヒントになります。
そうすることで試行錯誤するための質の良い情報を得ることができ、
身体で習得するためのプロセスを最適化していくことができます。
こうすることでトレーナーがトレーニングを介して選手に与えるべき
・選手自身が“気づき”を得る機会を作り出すこと
・身体の感覚を認識・言語化し、深い理解を得ることで身体に動作を落とし込むこと
・習得するまでのプロセスを最適化する問題解決能力を育てること が可能となります。
トレーニングでのパフォーマンスが上がるだけでなく、選手が自分の頭で物事を考え、
気づき・発見し、自分の力で成長している実感を得ることで、人間的にさらに成長します。
もちろん私が行っている指導が必ずしも正解という訳ではないでしょう。
できる人だけで集めて、できる人同士で情報をシェアする方が
結果として良い場合もあるとおもいます。
正解のない問題ですが、できる人とできない人を分けて
ただ単純にどちらかを優先するのが良いなどと考えて欲しくはありません。
本質を見誤らず、トレーナーがトレーニングだけを教えれば良い人という認識にならず、
一歩深く入って考えることで、別のより良い選択肢が生まれることもあります。
正解のない問題です。存分に悩みましょう。悩み続け、
自分の力で答えを出していきましょう。それがトレーナーの成長です。
すべては選手のために。最後までお読み頂きありがとうございました。
JARTA公式HP
http://jarta.jp
2018年02月21日
トレーナーの手本力が選手の学習効率に影響する理由を、脳科学の側面から考察
JARTAではトレーナーが選手に手本を示すことを重要視しており、ベーシックセミナーにおいても手本を示すことが選手のモチベーションを高くする理由をお伝えしています。
手本を示すことは、選手の心に火をつけてモチベーションを高める効果だけでなく、学習効率も高める効果もあるのです。
「手本を見せれば、学習効率があがるのは何となくイメージできる」と思った方も多いと思います。
今回は、”なぜ、手本が学習効率を高めるのか”を”脳科学の側面”から認定スポーツトレーナーの福原良太が解説していきます。
(さらに…)
2018年02月18日
怪我は悪者か!?
スポーツにおいて一般的には怪我はつきものだ。
そう考えられているという大前提でお伝えしたいことがあります。
怪我とは常にアスリートにとって悪者なのだろうか?
(さらに…)
2018年02月11日
滑りやすいグラウンドで差をつける
今年の冬の寒さは厳しく、関東平野でも雪が降りました。
自分の住んでいる神奈川県の湘南地域も例外なく雪が積もり、外を歩くと滑って転びそうになりました。
そんな滑りやすい地面の上を歩いていると、自分はあるサッカーの試合を思い出します。
(さらに…)
2018年02月01日
スタミナアップトレーニングに欠けている視点とは
関東で活動しておりますJARTA認定スポーツトレーナーの萩潤也です。
試合中にハイパフォーマンスを発揮し続けるためには当たり前ですが相応のスタミナが必要です。
一般的にスタミナとは心肺機能と筋持久力によって構成されていると言われています。
そのためスタミナアップを目的としたトレーニングといえば有酸素運動である走り込みや、鍛えたい部位の低負荷高頻度筋力トレーニングなどが思いつくのではないでしょうか?
(さらに…)
2018年01月31日
イップス防止 × スローイングスキルセミナー規程変更のお知らせ
現在募集しております、「イップス防止 × スローイングスキルセミナー 意識・イメージトレーニング編」ですが、当初、「身体操作編」を受講された方のみ受講可能としておりました。
今回セミナー内容の見直しをすることで、「身体操作編」と「意識・イメージトレーニング編」のどちらからでも受講できるようになりました。
先に「意識・イメージトレーニング編」から受講することができます。まだ、若干空きがございますので、お申込みお待ちしております。
イップスセミナーのページはこちら
https://jarta.jp/j-seminar/ippusu/
JARTA公式HP
2018年01月28日
もし、「選手の動きの癖がなかなか改善しない」と悩んでいるなら、その解決策を提案します
「トレーナーが思っている動きを選手が獲得できない」
「伝えたトレーニング方法で行えていない」
選手指導を行っていると、
「トレーニング方法を伝えたのに、どうしてできていないのか?」
という苦い経験のあるトレーナーもいるのではないでしょうか。
(さらに…)
2018年01月24日
教え過ぎの弊害
「サポートしている選手やチームに自分の持っている物をすべて伝える」
指導者として当然の姿勢に思えるかもしれませんが、実はそのことが選手の成長を妨げることになるかもしれません。
(さらに…)
2018年01月18日
あなたのルーティンは何ですか?
試合前に心を落ち着かせるために深呼吸をする。
自分自身をチームを鼓舞するために大声をだす。
集中力を高めるために一点を集中する。
(さらに…)
2018年01月15日
【サポート選手Jチーム加入のお知らせ】
この度、認定スポーツトレーナーの高塚がトレーニングサポートをしております、順天堂大学4年 米田隼也選手のV・ファーレン長崎入りが決まりました。
米田選手は、自身の強みであるドリブルに磨きをかけたいとJARTAでのトレーニングを自ら希望し、シーズン中も含め継続したサポートを実施してまいりました。
今後の米田選手の活躍にご注目、応援よろしくお願いいたします。
V・ファーレン長崎公式HP
https://www.v-varen.com/news
2018年01月11日
だれよりもトレーニングに精通したトレーナーが現場から追放される理由。
最近はトレーニングに関して、数多くの理論やメソッドが乱立し、
コンビニに立ち寄れば、書籍のコーナーには第一線で活躍する
有名アスリートのトレーニング方法を記した本が置かれています。
インターネットでもyoutubeやインスタグラムを覗けば、
動画を介して多くの事を知ることができます。
トレーニングを教えるトレーナーは
そういった知識や各々のメソッドに関して精通していることは当たり前で、
それに対して自分なりの見解を持っている事が好まれます。
だからこそトレーナーは様々なことを学ぶのですが、
現実には多くの知識を持ち、自分なりの見解を持っているトレーナーが
現場からはじき出されることはかなり多くあります。
(さらに…)
2018年01月04日
フィジカルに対する視点を広げよ
試合の勝敗を分けたのはフィジカルの差だ。
日本人はフィジカルが弱い。
メディアなどでも良く聞かれる言葉でだと思いますが、あなたにとってスポーツに必要な「フィジカル」とはどういうものですか?
関東で活動していますJARTA認定スポーツトレーナーの萩潤也です。
(さらに…)
2018年01月01日
2018年新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
株式会社JARTA international代表取締役、JARTA代表の中野 崇です。
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
選手を支える立場にある我々もまた、誰かに支えられているということに感謝を忘れることなく、本年もJARTA一同、誠心誠意の活動を心がける所存でございます。
何とぞ、昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
1.手段にとらわれず、真に選手に貢献することを最重視する。
2.技術・知識だけでなく、人間力も含めて世界レベルのアスリートから小学生まで、すべての関係者から信頼されるようなスポーツトレーナーを育成し、スポーツトレーナーという仕事の社会的信頼と存在意義を向上してゆく。
変わらずこの2点をJARTAのミッションとし、本年も引き続き一貫した活動を行っていきたいと思います。
皆様のご健勝と益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
JARTA代表
株)JARTA international 代表取締役
中野 崇
スタッフ一同
JARTA公式HP
http://jarta.jp