サッカー戦術動作™

サッカー戦術動作™アプローチ

サッカー戦術動作™アプローチ


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選択能力へのシフトチェンジ

サッカーに関するトレーニング方法は今や無料でいくらでも手に入る”氾濫”状況にあります。
誰にでも「サッカー選手が絶対やるべきトレーニング」を発信できてしまいます。

その結果、トレーニング方法は深く考察・検証されることなく耳障りのよいネーミングで飾られて大量に出回るようになりました。
この状況は多くの人が「方法」に目を奪われてきたことが原因ではないでしょうか。
多くのメディアが方法の紹介に重きを置き、多くの人がそれに”反応”してきました。トレーニング方法はこれからも”考案”され、氾濫は加速します。

我々はまだ方法に目を奪われることを続けつもりでしょうか。
”方法依存”をまだ続けますか?

我々はそろそろ『選択能力の向上』にシフトチェンジするフェーズにあるのではないでしょうか。

トレーニング方法をたくさん集めるのではなく、”方法を選択できる能力”を養う。
誰かがやっているからという理由でその方法を選択する、
そんな選択基準ではなく「目の前の選手たち」という基準を。

今の社会の状況は間違いなく選択能力の向上へのシフトチェンジを要求しています。
数多ある情報・方法論の中から、目的に到達するための『自分の選択』ができる能力を養う。
特に指導者側にそんなシフトチェンジが必要ではないでしょうか。

そのために提案するのは、『動きの構造』について学ぶことです。

指導者向けのオンライン学習コースであるサッカー戦術動作アプローチでは、動きの構造のうち戦術を実行するために必要となる動きのことを『戦術動作』と名づけ、戦術動作を軸としてサッカー指導者の方々に動きの構造を体系立てて学んでいただける形を構築しました。

これは指導者のための『フィジカル取り扱いマップ』としてチームにとって有益な変化をもたらします。



トレーニング方法は排除

サッカー戦術動作アプローチでは、トレーニング方法はほぼ登場しません。

選択肢つまり「方法」が増え続け、”適正量”を超えた時、選択能力の重要度が飛躍的に増えます。
数多ある方法の中から、何をどんな理由で選ぶのか。優先順位や組み合わせ。
それらを目的に合わせて最適化するのが『選択能力』です。

選択能力の本質は、方法を追い求める中には存在しません。
ひたすらサッカーという全体構造に内包する動作構造すなわち戦術動作を中心に学んでいただき、あなたの戦術のための、あなたの大切な選手たちのためのトレーニング方法を、「自分で」見極める能力を養っていただきます。

選択能力重視へのシフトチェンジに共感していただいた方はこの思考訓練コースにぜひご参加いただきたいと願っています。



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戦術動作が戦術実行レベルを決める

サッカーは明らかに複雑系システムと言えます。少なくともCLで勝ち進むような欧州トップクラスの指導者たちはそのようにサッカーを捉え始めています。

サッカーという競技を複雑系たらしめている要因が、その制約の少なさ、すなわち高い自由度にあります。

そういった前提において、自由だからこそ戦術(ゲームモデル・プレー原則含む)の重要度は高いですし、勝ち続けるには複雑さを踏まえた上での戦術は不可欠と言えます。

戦術で差がつく以上、同じく戦術を持った相手との間でどれだけ自分たちの戦術を実行できる度合いを上げられるかつまり戦術の実行レベルは確実に勝負に影響を与えます。
そして戦術が実行されなかった時、その原因を明確にできなければチームの成長に影響を与えます。
戦術への理解の度合いなど、その実行を決定づける要因は大きく分けて8つあり、身体操作能力はその1つを担います。例えば減速能力が低ければ、狭いエリアでスピードを上げることができません。このことは確実に戦術実行にはマイナス要因です。

戦術の実行にはそれをなすための”必須”となる動き方(戦術動作)があるのです。
それができなければ、戦術に必要な動きはできない。すなわち戦術は実行できません。

指導者は自分の戦術の実現に必要な戦術動作を知っている必要があるし、”フィジカル”トレーニングがそれを習得または増強するベクトルと合致しているかを理解している必要があります。

それはフィジカルトレーニングを指導するということではなく、ただご自身の指標を持って”専門家”に問うことができればいい。
「そのトレーニングは我々の戦術に必要なこの動きにつながるのか?」と。

指導の立場にある者は、選手を守るために、選手の努力を守るために、”専門家”以上にあなたの戦術における身体の動きの構造に詳しくなる決意をしなければならない。

より詳細を知りたい方は中野崇のnoteをご覧ください。


カリキュラム

実行の構造に基づき、12の講義でカリキュラムを構成しています。

1.サッカーの競技構造
2.戦術動作におけるフィジカルの原則
3.戦術動作のための構造分析モデル
4.サッカー上半身操作構造
5.サッカー軸脚操作構造
6.サッカースプリントの構造
7.サッカージャンプ構造
8.サッカーにおける視覚構造
9.相手よりもコンタクトに勝る構造
10.相手を外す構造
11.サッカーコミュニケーション構造
12.サッカーバイブス構造


講師:中野 崇|Takashi Nakano

1980年生/サッカー経験なし
JARTA代表
国内外多数のプロサッカー選手を指導
これまで7名のA代表選手を指導(うち4名は指導開始後に代表選出)
J3クラブのファンクショナルTRコーチ(J2昇格/2018)
ブラインドサッカー日本代表フィジカルコーチ(東京パラ5位)
ブラインドサッカー日本代表戦術動作コーチ(2022-)

その他競技においてもプロ選手・日本代表選手を多数指導


推薦者:河内一馬氏|Kazuma Kawauchi
kazuma_kawauchi

Comment
戦術領域のトレーニングと身体領域のトレーニングとの乖離は、サッカーの世界でこれからも顕在し続ける問題だと思います。戦術を実行するための知識や情報を与えることに必死になる一方で、“フィジカル”という曖昧な言葉を使うことで、戦術を実行可能にする身体操作に目を向けないのが、私たちサッカーコーチの性だと思います。この講義は、サッカーに携わるコーチやトレーナー、フィジカルコーチの方々にとって必須の内容であると私は強く思います。貴重な機会です、一緒に学びましょう。

Profile
1992年生まれ東京都出身。サッカー監督。18歳で選手としてのキャリアを終えたのち指導者の道へ。国内でのコーチ経験を経て、23歳の時にアジアとヨーロッパ約15ヵ国を回りサッカーを視察。その後25歳でアルゼンチンに渡り、現地の監督養成学校に3年間在学、CONMEBOL PRO(南米サッカー連盟最高位)ライセンスを取得。帰国後は鎌倉インターナショナルFCの監督に就任し、同クラブではブランディング責任者も務めている。その他、執筆活動やNPO法人 love.fútbol Japanで理事を務めるなど、サッカーを軸に多岐にわたる活動を行なっている。著書に『競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか』がある。

note_log河内一馬note

Q&A

Q.サッカー指導者でなくても受講できますか?
A.受講していただけます。

Q.専門用語など基礎知識は必要ですか?
A.サッカーの基礎知識は必要ですが、医学的な専門用語は極力避けるようにしています。

Q.オンラインセミナーの上半身操作や軸脚操作の講義内容と重複しますか?
A.戦術動作の体系内での扱いとなり位置づけは大きく異なります。重複する内容も一部ありますので、両方(講義編)とも受講済みの方は割引制度がご利用可能です。
割引についてはこちら


□説明会動画


□システム

月1本の講義動画を配信(合計12ヶ月)
受講期間中はいつでも再視聴可


□料金

●サブスクリプション|¥10,000/月(税込)
*途中解約可能(下記キャンセルについて参照)
*1ヶ月毎の自動更新(毎月25日に自動決済)

●一括払い(12ヶ月)|¥110,000(税込)
*ご購入後のお客様のご都合によるキャンセル不可


▶︎割引について
オンラインセミナー「サッカー上半身操作(講義編)とサッカー軸脚セミナー(講義編)」の両方を受講済みの方は割引がございます。
サブスクリプション|初月無料
一括(12ヶ月)|¥100,000(税込)


□お支払い方法

●サブスクリプション
クレジットカード
(VISA, Master, Amex, JCB, DinnersClub, DISCOVER)

● 一括払い
クレジットカード/口座振込
(VISA, Master, Amex, JCB, DinnersClub, DISCOVER)


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途中解約可能
※解約をされて再度お申込みいただく場合は、カリキュラム途中からの再開はできません。新規のお申込み(初月からスタート)となりますのでご注意ください。

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