頑張りすぎない頑張り方を習得する

文:赤山僚輔

 

スポーツに限らず、オンとオフの重要性は言わずもがなかと思います。

 

それを頭で理解していながらも、試合当日に興奮しすぎて感情的になったり

いまいちスイッチが入りきらずにボーッとした感じになってしまった経験は

誰しもが1度や2度はあると思います。

 

今回は”頑張りすぎない”という観点から紐解いて

 

試合当日に最良のパフォーマンスを発揮する為のヒントをお伝え致します。

 

スポーツ場面以外のオンとオフに目を向ける

 

アスリートのパフォーマンス向上目指していくなかで

練習内容や強度、リカバリーの手法や習慣具合など

パフォーマンス具合を指標に設けながら様々な準備をしていると思います。

 

しかし練習や試合における集中力の程度が練習や直接的な身体の状況が影響する場合もあれば

それ以外の多くの要因がいまいち集中し切れない要因になっていることも多々見受けられます。

 

その代表的なケースが日常生活の影響により自律神経が乱れているという事です。

 

自律神経は交感神経と副交感神経の2つの機能から成り立ちますが、我々が普段暮らす中で重要な生理機能の多くもこの自律神経のコントロールによって成り立っています。

 

この自律神経の機能が現代社会においては乱れている方も多く、それはアスリートも同様です。

 

自律神経の乱れが示唆される心身の症状として、睡眠障害や下痢・便秘などの内臓の不調。

また頭痛や動機などが出現する事例もあります。

 

アスリートのパフォーマンス向上を目指す中で、筋肉、骨格系の痛みや不調だけでなく

このような自律神経系の不調に目を向けることは避けては通れません。

 

この自律神経の不調を招く要因としては様々な要因が挙げられますが

アスリートに関わっていて多く経験するのが

・夜間遅くのスマホや映像チェック

・深夜のコンビニや消灯をせずに電気をつけたままで寝てしまっている

・睡眠前の過度なストレッチ

このような要因です。

 

スマホで長時間ゲームをしているのであればもちろんそれは時間を制限したり

コントロールする必要性がありますが、少しでも上手くなるために映像での勉強。

また様々な情報収集やデータのチェックなど。

そして睡眠前のストレッチ含めて上手くなりたいと頑張りすぎていて

それが結果的に自律神経の不調を呈する要因となっている事例が

多いように感じています。

 

 

頑張ることは悪いことではありませんが、心身の状態をしっかりと俯瞰して

その頑張りが、今本当に必要な取り組みなのか?

 

これを吟味する視点がなければ、結局試合当日に朝疲れが取れていない。

いまいちスイッチが入りきらずボーッとしてしまう。

といった状況に陥ってしまうのです。

 

はっきりとした痛みや不調があると、自分が行っている行動がネガティブ働いているかもしれないと想起することができます。

 

しかしこのような自律神経の不調の場合、複合的に要因が重なっているので、自分の普段の行動がどのようにネガティブに働いているかは想起しづらい場合もあります。

 

そんな時に大事になってくるのが、寝起きや疲労感などの日々の変化を記し残しておくことです。

 

からだのだるさが強い朝には、前日にどのような過ごし方をしていたかを振り返り記しておきます。

逆に疲労が少なく感じる時にも前日にどのように過ごしていたかを記し残すことも重要です。

 

このような事の繰り返しで、自分が普段行っている行動の中で、自律神経のバランスを乱す要因がどのようなものがあるかを顕在化することができるようになるのです。

 

それらを俯瞰する過程で、自分ががんばらなくても良い状況で、頑張りすぎていることにも気付けるかもしれません。

 

押しては返す波のように、大きなピークを持ってこようと思うとしっかりとしゃがむことも重要です。

 

自律神経の観点で表現すると副交感神経がしっかりと働いて、オフのスイッチが入れられていないとアクセルの役割である交感神経の働きも十分に機能しません。

 

自分がアクセルを踏まなくても良いタイミングで踏んでいないか。

この問いかけを自身の心身に耳を傾けながら過ごすだけでも

本当に頑張りたい時に頑張れるように変わっていきます。

 

今一度アスリートだけでなく、スポーツトレーナー自身も頑張りどころを間違っていないか

自問自答してみてください。

 

このような観点で実際にどのようなワークや取り組みが効果的かをオンラインワークアウトで実施予定になっております。

 

ご興味のある方は下記より詳細ご確認ください。

 

少しでも良い状態へと向上する為のヒントとしてこのような頑張りすぎない、自律神経の観点が参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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