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2018年09月02日

伸びしろは日常の中にある

練習以外の日常をどう過ごすのか?
 
昨今、アスリートの中でも日常の過ごし方に対して意識が高まってきていると感じます。
 
イチロー選手を筆頭に、一流アスリートの日常を特集した番組などもあり、そういった影響もあるのかなと思います。
 
イチロー選手は日常から試合中まで、徹底して同じ事を繰り返す事、いわゆる「ルーティン」という言葉を世に広めるきっかけを作りました。
 
「ルーティン」とは、「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」などの意味の言葉です。

そういった「ルーティン」という言葉とともに、一流アスリートだけでなくアマチュア選手でも日常に目を向ける時代に入ってきているのだと思います。
 
そうなってくると、今後日常を疎かにしている選手は段々勝てなくなってくるかもしれません。
 
現代のアスリートにとって、
 
「日常から競技のことを意識していく」
 
この事は、もはや当然とも言えるかもしれません。
 
今回は、日常の過ごし方について少しでもヒントになる事をお伝えしていきたいと思います。
 
 
北海道で活動する認定スポーツトレーナーの吉野直人です。
 
 
 

「行住坐臥」の精神

 
ルーティンのお話の前に、日本に古くからある「行住坐臥」について触れておきたいと思います。
 
「行住坐臥」は、武道や禅で言われている言葉です。
 
「行住坐臥」とは、日常の立ち居振る舞いのこと。
「行」は歩く。「住」はとどまる。「坐」は座る。「臥」は寝る。
 
要するに、日常の全てです。
 
日常の全てを自身の成長のための時間として生きる
 
そして、
 
今の最高の自分を常に出せる様にしておく
 
これが「行住坐臥」の精神であると思います。
 
これは、スポーツに限らずとも何か1つを極める、又は上達していくために必要な精神です。
 
この様な事が日本では古くから言われていたのです。
 
ルーティンには、「手順」「決まった動作」「日課」などの具体的な意味があります。
そのため、「プレー直前の決められた儀式」のことをルーティンと思っている人もいるかもしれません。
それも、ルーティンの1つではありますが、競技力の向上のためと考えるのであれば、日常の全ての時間を対象に、ルーティンを考える必要があります。
 
まさに、「行住坐臥」の精神です。
 
 
 
 

 
 

日常と競技の関係を考える

 
先日、甲子園に出ているチームにこの様な事を徹底しているチームがありました。
 
「選手は自転車に乗る時には脇を締め、ガニ股を禁止している」
 
この自転車の件が良い悪いではないですが、野球のために日頃の自転車の乗り方まで意識させているという事は、これ以外にもあらゆる所でそういう精神を持っているチームなのだなと感じました。
 
日常の動作・所作はほとんどが無意識に行われています。
 
その無意識での動作・所作は、必ず競技中の無意識な動きにも影響を与えています。
 
例えば、
 
・自転車乗る時に肩をすくめて乗っている選手なら、競技中にも脇を効かせる事はできないのではないでしょうか?
 
・普段から猫背でいつも過ごしている選手であれば、競技中にもその様な姿勢は出ていないでしょうか?
 
・立ち上がる時に股関節が使えてなければ、競技中にも使えていないのではないでしょうか?
 
・走り方を注意される様な選手は、きっと歩き方にも何らかの悪いパターンがあるのではないでしょうか?
 
 
競技に繋がる能力のベースになる部分は、練習以外の日常でも十分に取り組めると思っています。
 
チームのため、自分のため、今足りないものは何かを考えましょう。
 
その中で、日常から意識できることが必ずあるはずです。
 
 
いつも姿勢が悪いなら姿勢を正してみる
 
走り方がおかしいなら歩き方から見直してみる
 
いつも猫背の様な座り方をしているなら、骨盤を立てて座ってみる
 
試合中に周りが見えない事が多いなら、日常から周囲への意識を高めてみる
 
いつも後ろ向きな考えが出やすいなら、日常から前向きな考えに必ず修正してみる
 
ストレッチや筋力トレーニングだけがトレーニングではありません。競技能力の底辺を支えているのは、日常での動作・所作・思考ではないでしょうか。
 
そこに大きな伸びしろがあると思っています。
 
何か日頃から出来ることを1つでもトライしてみましょう。
 
その努力は絶対に無駄にはなりません。
 
最後までお読み頂きありがとうございます。
 
 
ルーティンに関する記事はこちらを参照

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