トレーニング効果を十分に引き出す為に

トレーナーの方でもセラピストの方でも、みなさん様々なセミナーに参加し、知識・技術を身につけて担当するクライアント・患者に指導していると思います。

 

その指導しているトレーニング、どこまで説明できますか?

 

今回は、トレーニングを説明することの重要性について話をしたいと思います。

 

北海道で活動しています、認定スポーツトレーナーの矢口 雅人です。

 

 

最初に話をしたように、みなさん様々なセミナーに参加し、知識・技術を身につけてきていると思います。

そして、それを必要に応じてクライアント・患者に指導していると思います。

 

 

例えば、このトレーニング

 

 

このトレーニングは主にモモ裏の筋肉(ハムストリングス)を鍛えるトレーニングですが、サッカーやバスケット・陸上競技でも指導している方は多いのではないでしょうか。

 

注意点として

・膝を足より前に出さない

・くるぶし辺りに重心を置く

・骨盤を前傾させる

・背中は力まない

 

など、様々あります。

 

ここで、考えてみてください。

・なぜ、膝を足より前に出してはいけないのか?

・なぜ、くるぶし辺りに重心を置くのか?

・競技中、つま先立ちの時はどうすれば良いか?

・このトレーニングをすることでどのようにパフォーマンスがアップするのか?

・そもそも、なぜハムストリングスを鍛えるか?

 

他にもたくさんあると思いますが、このような質問がきたときに皆さんすべて答えられますか?

 

特にセラピスト−患者の関係ですと、セラピストが「こうして下さい」と指導すれば、患者は何も疑わず言われた通りに行うことが多いと思います。

しかし、セラピストがこれらのことを考えた上で指導していないと、もしかするとそのトレーニングを行うことでパフォーマンスが下がってしまう可能性があります。

JARTAではこれを「マイナスの学習」と定義しています。

 

 

ひとつの例として、

サッカーにおいて、フィジカルを鍛えたいという選手

身体を大きくするために筋トレをどんどんしたとします。

結果として、身体全体が大きくなり体重も増え、当たり負けない身体ができました。しかし、体重が増えたことで足が遅くなってしまった。

 

果たして、これはパフォーマンスがアップしたというでしょうか。

 

選手はパフォーマンスアップを求めています。

「痛みをとりたい!」や「筋力をアップさせたい!」といった「〇〇したい!」はパフォーマンスアップのためのひとつの要素でしかありません。

 

トレーナーは選手の期待に応える「義務」があります。

そして、選手のパフォーマンスをアップさせるために、そのトレーニングを説明する「責任」があります。選手が納得できていないトレーニングは、確実に効果が減少してしまうからです。

そのトレーニングについてしっかりと説明できない、納得させることができない、ということは選手のためになるでしょうか。

このトレーニングを行うことで、

・何が良いのか?

・競技にどのように活かせるのか?

・この運動を行うデメリットは?(もちろん、改善策が提示できる)

 

など、トレーニングの目的をしっかりと理解した上で、指導できて初めて選手のパフォーマンスアップという要望に応えられるのではないでしょうか。

 

選手のパフォーマンスアップのために、トレーニングの「なぜ」を追求して見ませんか。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

JARTA公式HP

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