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2018年06月20日

活動報告/高松商業高校男子サッカー部インターハイ出場&四国大会優勝

いつもJARTA公式ブログをご覧いただきありがとうございます。
 
四国、香川県を中心に活動しております、統括部長の赤山僚輔です。
本日はサポートチームが5年ぶりのインターハイ出場と四国大会優勝を決めましたので、簡単にこれまでの取り組みを含めてご報告させていただきます。


現在の3年生が1年生の時、冬の全国高校サッカー選手権大会県予選において11年ぶりの優勝を果たすことができました。
私自身、スポーツトレーナー人生で初めて勝利し涙する経験をさせてもらい、勝つことで見える景色の重要性を感じた瞬間でした。
(詳細は過去の活動報告記事からご覧ください。https://jarta.jp/report/6080/
 
週に1回のトレーニングを転勤による指導者が変わりながらも継続してきました。
選手権大会には2年連続の出場を果たし、現在の3年生が最上級生となって迎えた今年の新人戦は2回戦で敗れ、今インターハイ予選はノーシードからの戦いでした。
 

繰り返し、勝利に対する準備の重要性を伝え
 
日々の過ごし方やルーティーンの大切さも下級生の時から聞いていた彼ら
 
どうしても比べてしまう先輩たちとの体格差や意識の差があるなかで
 
時に強度や方法を変えながらも毎週身体と向き合ってきました。
 

Number Do vol.32で鮫島選手が”疲れない体を作る”でも紹介されていたトレーニングです
良くも悪くも”普通”の基準を先輩たちが構築してくれ、コモドドラゴンで”普通”に100m近く進む先輩たちに必死についてきた選手達でした。
 
まだまだ怪我人もおり、身体操作も意識の繊細さも行住坐臥の程度も伸び代いっぱいの彼らですが新チームになってから一番に伝えていた部分が少しずつ繋がってきた部分があります。
 
それは
“最後まで諦めない、粘り強く最後までやり抜く”
という点です。
 
彼らが新チームになる前、最後の試合。
つまり先輩たちの最後の試合は全国高校サッカー選手権大会の1回戦
2017年12月31日でした。
 
強豪相手にリードされながら終盤に追いつき、延長戦かと思われた最後のセットプレーで決勝点を入れられ敗れました。
 
最後の0.1秒まで諦めないよう伝えてはいましたが、伝わっておらずちょっとした油断が命取りになりました。
 
私自身、伝え方や体現の仕方がまだまだ甘かったことを悔い猛省する出来事となりました。
 
それ以来、最後までやりきれない状況がある度に
『またアディショナルタイムで取られて負ける、最後のワンプレーでやられるぞ』
そのように言い続けてきました。
 
そして今回のインターハイ県予選
2回戦でシード校に延長の末勝利すると、決勝戦は後半終盤に追いつき
観戦する皆が延長に入ると思われた終了間際に決勝点をあげ勝利することができました。

先日行われた四国総体でも選手達談ですが、粘り強く戦い抜くことができ5年ぶりの四国制覇を果たすことができました。
 
監督からも最終日までは残っていないかもしれないと聞いていたので、こちらは嬉しい想定外でした。
 
決勝の翌日にあったトレーニング日にはレギュラーメンバーはトレーニングはオフになりましたが、勝利報告とインターハイに向けての決意表明を私に向けて行ってくれました。
 

まだまだ沢山ある伸び代に対して、インターハイ本戦までじっくりと彼らと向き合い、先輩達の雪辱を果たしてもらいたいと心から願い活動報告とさせていただきます。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
彼らへの応援よろしくお願い致します。

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