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2019年02月03日

冬のトレーニングだけでなく、体調管理も夏に影響する


 
まだまだ寒いこの時期、スポーツ選手は来シーズンに向けてトレーニングで自分と戦っている時期だと思います。
 
そこで今回はトレーニング以外にも食事面でも来シーズンに向けての準備ができる方法を東洋医学の視点からお伝えします。
 
〈前回の記事はこちら〉
手段に囚われない、食事面からのサポート
夏の食欲不振へのアプローチ
 
 
 

冷えは万病の元

あなたはカラダを冷やしていませんか?

この寒い時期に冷やすことなんて…
まさかですよね…

・冷たい飲み物
・果物
・生野菜(葉野菜)
・白砂糖
・アイス

抽象的にあげてみましたが、具体的に上げるともっと出てきます。

生野菜でも、トマト・きゅうり・レタス・ほうれん草・なすび…

これからカラダを冷やしてくれる効果がありますので、カラダに熱をもった時や夏のシーズンには余分は熱を取り除くには適しています。

 

が、寒い冬の時期に外から温めた熱を中から取り除いては本末転倒です。

食べるのは駄目なわけではありません!

もし冬の時期に食べるときは、冷やす作用があることを踏まえた上で温かいスープや飲み物で補って上げることが大切です。

 

悪いものを全て控えることは、今の現代では難しいですし
そう考えることがストレスにもなります。

 

セミナーでもお話しますが、ストレスからもカラダの冷えを生じます。

暑い夏には冷やす食べ物や食べ方を
寒い冬には温める食べ物や食べ方を

 

そして今回は冬に冷たいものを取りすぎることによって
夏のシーズンにどう影響してくるのかを東洋医学の視点から解説します。

 
 
 

夏の不調は冬に決まる

冬はカラダを温めるように
温かい気をカラダに閉じ込める時期です。


 

しかし、この気が逃げてしまうと
気がなくなり元気(気の元)がなくなります。

元気がない…

良く耳にすることないですか??

 

では、もしこの時期にカラダを冷やしてしまうとどうなるのか。

せっかく温めて閉じ込めた気を使ってしまわなければなりません。

もちろんこれだけで、夏のシーズンを迎える前に気の不足によりカラダの不調が出てくることもあります。

 

病院に行くほどではないけど、
なんとなくカラダがダルい…

これも症状の1つであり、不調のサインです。

 

その状態で夏を迎えるとどうなるのか。

夏は気を発散させる時期です。

冬は寒さからカラダを守るために気を閉じ込めていましたが、
夏になると今度はその気を発散させないと、カラダに熱がこもってしまいます。

 
 

しかし、
冬にカラダを冷やして、気を消耗させた状態で夏を迎えると…

カラダから気がなくなってしまいます。

元気がない…

 

また出てきましたね。

『冷えは万病の元』
現代人は平均して、1年通して気が不足してます。
カラダを冷やすことをしていれば、カラダを温める作用もつ気もなくなり、温めることもできない。

そんな状態では良いコンディションも維持できなければ、栄養を吸収するエネルギー(気)もないので、食べてもエネルギーを作れないし消化不良で胃もたれを起こしたりもします。

カラダがダルい、食欲がない、食べたくない…

 

夏のシーズンのパフォーマンス、食事事情、熱中症などの体調不良など、
冬の時期の過ごし方で起こるべくして起こっているかもしれません。

 

物事は必然であり、その症状には必ず原因があります。
それは半年前の冬の過ごし方にあるかもしれません。

 

1年通してカラダを考える。

ここにも選手の可能性を伸ばす伸びしろがあるはずです。

 

冬にトレーニングをして夏を迎えるように。
冬でも体調管理を意識し、夏に万全のパフォーマンスを発揮できるように。

 
 

 

今回JARTAではスポーツ栄養セミナーがコース化されました。

西洋と東洋、両方の栄養学を体系立てて学ぶことができます。
※参加条件はありません。どなたでもご参加いただけるセミナーです。

 

日本における栄養学は西洋的な観点を中心に発展してきましたが、実は東洋にも栄養学があります。

 

JARTAでは、西洋医学と東洋医学、そして西洋的身体観と東洋的身体観は、それぞれ補い合え、両者をそれぞれ使いこなすことで選手にとってより良いサポートが実現できるという考え方を持っています。

 

我々はこの考え方は栄養学にも当てはまると考え、西洋と東洋の栄養学の両者を使いこなせるようになることを目的としたセミナーを開催することにしました。

 

▶︎こんな方には特にお勧めいたします。
・西洋だけでなく東洋の栄養学も学びたい方
・スポーツ栄養学に興味があるけど、どこから学べばよいかわからない方
・スポーツ現場での応用編など、より深く学びたい方
・スポーツをしている方の栄養をサポートする立場にあるが、不安がある方

▶︎JARTAスポーツ栄養セミナーの詳細はこちら

JARTAスポーツ栄養コース


 

Stage1の募集は始まっています。
(Stage2以降へは必要に応じて進学をご検討ください)

皆様のご参加をお待ちしております。

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Stage1 -基本の食事 大阪会場
※当セミナーはJARTA認定スポーツトレーナーコースに含まれません

▶︎日程 2019年2月17日(日)10:00~15:00(受付:9:30)
▶︎会場 アルファオフィス247大会議
▶︎講師 西洋編|片山真子、東洋編|伊藤直哉
▶︎申し込みフォーム https://beast-ex.jp/fx3952/NUOsaka

 
 

是非、

パフォーマンスUPやケガをしないカラダづくりに、東洋医学の視点を取り入れて、食事や体調管理を考えてみてはいかがでしょうか。

 

参考にしていたけたら幸いです。

 
 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

JARTA公式HP

https://jarta.jp