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2019年03月10日

手本力が生きるのはトレーニングだけじゃない

文:赤山僚輔

『トレーナーの手本力』
 
 
JARTAセミナーやブログ等でも重要視して
 
お伝えしてきている点になります。
 
 
実はスポーツトレーナーが自身の鍛錬をして
 
手本が見せられる柔軟性や動きを獲得していくことは
 
施術行為やコンディショニングを行なっていく上でも
 
非常に重要になるのです。
 
 
 
これまでもブログやメルマガで触れてきた事がある点ですが
 
改めて今回はお伝えしたいと思います。
 
 
皆様は少しでもよいコンディショニングを実施する為に
 
自分のコンディションを最高に整える準備をしているでしょうか?
 
 
 
腰痛のスポーツトレーナーには
 
選手の腰痛が解決しにくく
 
 
慢性的な肩こり症状があるセラピストは
 
アスリートの肩の重だるさを根本的に解決するのは難しいでしょう。
 
 
 
ただ今回お伝えしたいことはもっとその先にある
 
自身に向き合う重要性についてです。
 
 
 
 
 

硬くなる原因をおざなりしてストレッチしていませんか?

 
 
自分自身の身体のコンディションを現在私は更新し続けています。
 

 
 
そしてそのコンディションの更新を
 
サポート選手の大事な試合、特に実際に自身が帯同する際には
 
毎回更新して迎えるように心がけています。
 
 
 
もちろんそれは自分自身の身体が少しでも軽く
 
繊細な感覚が使えるように
施術の力加減や選手の繊細な状態の変化が感じ取りやすく
する為という目的はあります。
 
 
ただそこに至る過程
 
どんどんと身体が変わってくる中で
 
それ以外の大きな副産物がありました。
 
 
それは今までより自分の身体が柔らかく
 
軽く、動きやすくなることで
 
どういった日常生活での事柄や
 
自分を硬くさせ、動きを重たくさせるかが
 
より具体的に整理できるようになったのです。
 
 
 
 

身体を硬くさせる要因は日々に無限に眠っている

 
 
 
 
どんな時に背骨が硬くなるか・・・。
 
もっと具体的に
 
何をした後で下部頚椎が硬くなるか
 
もっともっと具体的に
 
寝る前と寝起きで胸椎の1番の硬さがどの程度変わっているか。
 
 
 
 
一度硬さが取れた状態を経験するからこそ
 
どういう時にその部位が硬くなる可能性があるかを
 
実体験をもって学ぶ事ができます。
 
 
私自身、選手と関わってきた経験的にも
 
ただ、硬い部位の関節や筋肉の硬さを取る手法を伝えて
 
真面目にケアをする選手でも
 
すぐに硬さが再燃することがあります。
 
 
 
一時的にであればケア頻度を大幅に増やせばある程度は解決するでしょう。
 
でも現場レベルでは頻度を増やすだけでは解決できないことも多々あります。
 
 
そういった時にプラスの事をするだけでなく
 
何がそのプラスをまたマイナスにさせるのかを徹底的に考えるのです。
 
 
そしてそれをスポーツトレーナー自身が自分の生活や人生をかけて
 
トライしていく事でより具体的な提示をする事ができます。
 
 
 
そして今、わたしはもっともっとコンディションを向上させ
 
単なる硬さだけでなく
 
心身に関わる全ての問題に対して何がマイナスになるかを客観視できるよう
 
自分の体に向き合いたいと思っています。
 
 
是非、本ブログをお読みの方は今一度自分の心身に向き合って
 
スポーツトレーナーとしての手本力に向き合ってみてください。
 
 
きっとその先に選手の笑顔があると思います。
 
 
 
私は今日サポートしている選手の試合帯同で
 
KO勝ちを経験することができました。
 

この笑顔を見るたびに、またより一層自分に向き合おうと思えます。
 
 
そのような日々が本ブログをお読みの皆様にも訪れる事を祈念しております。
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 

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