五月をいつも以上に快適に過ごす為に

文:赤山僚輔

 

今回は過去記事を振り返り、この時期に留意しておきたい事象について簡単にご紹介致します。

 

まずは7年前の下記記事をご覧ください。

スポーツ業界における五月病とは?

 

この記事を書いたのがもう7年も前か、というのも驚きなのですが。

 

やはりこの時期には怪我が多く、いくつかの大学の調査でも3月から5月頃にかけて障害が増えるという報告もあります。

 

そしてサポートをしているチームにおいても5月に入ってこれまで以上に外傷や障害で練習を休止する選手が出現しており。

 

今一度、自分自身もこの時期にはより入念に過ごしていかねばと痛感しています。

 

特に進学や転職などがなくても、日本においては年度替わりは節目になります。

 

その影響か、4月の最初はバタバタと忙しい職場やクラブ活動においても新入生が入ってくることによって今まで以上の負担が増える選手も多いと思います。

 

そして外傷や傷害は負担が増大している時期に発生することもあれば、そのピークが過ぎ去ってから時差をもって発生することもよくあります。

 

気が張っている状態では気にならなかった身体の異変が、GWでの休暇や試合の連続などで負担が蓄積したり顕在化して症状が出現するのです。

 

 

自分自身もGW前後までは正直疲労を自覚することはほとんどなかったのですが、GW後の何気ない日々の中で寝起きの悪さや日中の眠気など、いつもよりも疲労が蓄積していることを顕在化することがここ最近は重なっていました。

 

このまま、何も手立てを加えずに放置しておくと五月病になりそうだな。

そのように感じました。

 

先週、立夏を過ぎ暦上はもう夏になります。

日照時間も長くなり、本来は朝も起きやすくなってくるはずなのですが3月4月と頑張り過ぎた方ほど5月は疲労が出てくるかもしれません。

 

サポートしているチームでは、この時期ごろまでは1年生は別メニューでトレーニングを実施しています。

それは強度を下げる場合もあれば、同じ種目でもセット数を少なくしたり、求めるクオリティを2、3年生とは区別して指導しています。

 

またよりコンディショニングに関する取り組みに対しての時間を設けることもこの時期には入念に行っています。

 

特に指示がなければ、最後の大会に向けて自然と無理をしてしまいがちなこの時期。

本当に大事な本番で、最高のコンディションでパフォーマンスが発揮できるように。

 

いつも以上にちょっとした心身の異変や変化に耳を傾けること。

 

そしてスポーツトレーナーとしては、いつもであれば見過ごしてしまいそうな状況においてもこの時期には慎重に対応していければと思います。

 

頑張らせることも我々の責務であれば、不必要に頑張らせないことも責務ではないでしょうか。

 

自律神経の観点においても、ずっと交感神経優位な状態ではリカバリーが追いつきません。

 

よりオンとオフを丁寧に、なんともないと感じていても、この時期には睡眠や休養、食事など自分を労ることを丁寧に過ごしていきましょう。

 

もちろんアスリートだけでなく指導者やスポーツトレーナー自身も。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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