寝起きに疲れが残っていませんか?

文:赤山僚輔

 

身体の使い方が悪いわけでも、オーバーユースになっているわけでもない。

しかし慢性痛が長期化している。

 

そんな中高校生への今回は大事な観点になります。

 

赤山は慢性痛が長期化しているクライアントを対応する時には、問診の大事なポイントとして睡眠時間と入眠時間。

そして睡眠前の1時間をどのように過ごしているかを必ず聞くようにしています。

最近対応した中学1年生で、状態は良くなってきていますが、いまいちすっきり仕切らない選手に聞くと。

寝る時間は23時半頃。

寝る前にはゲームをしている。

そのように言っていました。

 

ゲームをすること自体を悪いとは思いません。

ただ、脚に慢性炎症を抱える選手としては普段のトレーニングやケアだけでなく解決できる事がある。

 

その視点で彼には、できれば1時間程度、最低30分でも良いのではやく寝ることを推奨しました。

その上で、極力寝る前最後の30分、できれば1時間はゲームを控えるように。別の時間帯に実施するように工夫してみることを推奨しました。

 

もちろん理由なく説明していても納得はしてくれません。

 

前者は夜の22時から26時ごろが成長ホルモン分泌のピークになり、睡眠のゴールデンタイムであることは多くの方が周知の事実だと思います。

その時間帯に少しでも長く、床についていること。

これが中学1年生のアスリートにとっては疲労回復だけでなく、身長の観点においても非常に重要になる。

少しでも身長を伸ばしたい、疲労を回復して、全力で練習や試合に望みたいのであれば、寝るのも上手くなる為の重要な時間だよ。そのようにお伝えしました。

 

そして2つ目の観点は、寝るギリギリまでゲームをしていると目や耳からの刺激で交感神経優位な状態で寝ることになります。

本来夜、睡眠前には副交感神経優位になり、睡眠中は身体をオフにして、内臓や脳の疲労回復はじめ、全身の血流をよくした状態で疲労回復に時間が費やされます。

しかし交感神経優位な状態では血流も悪く、身体が興奮しているだけでなく、目や耳からの刺激によって頭蓋骨周辺の硬さが出現している状態になるので脳疲労が蓄積されるような状況へも繋がりやすくなります。

自律神経の測定などを通して多くのクライアントに関わっていると、オンとオフのメリハリがつけられていない方ほど、慢性的な症状を抱えている方が多い印象を持ちます。

アスリートが練習中や試合時に高い集中力やパフォーマンスを発揮しようと思えば、徹底的にオフをオフにしている事が求められます。

 

ただ寝ているだけで、疲労が解決せず、常に身体がだるい、そのような傾向がある方が入眠時間と睡眠前の過ごし方について今一度丁寧に考慮してみてください。

その時間帯に携帯に触れられず間延びする感覚がある方は、その時間帯に自分の身体に向き合い、じっくりゆっくりとストレッチをしたり呼吸法を実践することで、翌朝の目覚めがいつも違うことに気づけるはずです。

 

試合当日、蓋を開けたらなんだか体が重く集中力が持続しない。

そんな事態にならないように。

なんだかよくわかないけど、身体が重たい、集中力が持続しない。

そんなことはありません。

自分が理由を整理できていないだけで、原因は普段の生活や習慣に隠されています。

日々自分の習慣や寝起きの状態を俯瞰し続けるだけで、試合当日に最高のパフォーマンスにセッティングする準備となるのです。

是非、中学高校生に対応している指導者、トレーナーの皆様にはそのような視点で選手たちに問診、推奨していただければと思います。

追記で、成長期でなくても昨今話題になる免疫力などにも影響しますので、大人ももちろん大事な観点です。

赤山は今現在徐々に入眠時間をはやく実践しています。

22時以降はYouTubeを観ない自分ルールを、もう1ヶ月以上も実践しています。

目も脳も身体も大事にしっかり休めて明日への準備をしていきましょう。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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