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2017年08月23日
ジュニアアスリートへのアプローチ
先日、栄養士の堀口泰子先生(https://ameblo.jp/yasukoh/)のセミナーにお招きいただき、ジュニアアスリートの保護者の方達に対して講義を行ってきましたので、報告させていただきます。
東京を中心に活動している認定スポーツトレーナーの高塚政徳です。
今回は、選手との関わりではなく、保護者を介しての間接的な関わりとなります。
ジュニアアスリートの成長過程においての、保護者の重要性はこちらの記事で説明しています。
【小学生年代への介入で成果を出すために有効なこと】
http://jarta.jp/trainer/5465/
講義では、
【コンディショ二ング・パフォーマンスに関する「なぜ」に応えます】
というテーマで話をさせていただきました。
対象は、「食」に関する学びを軸に、定期的に勉強会を開いている非常に熱心な保護者の方達。
本やインターネットなどで得られる教科書的な情報は、ここでは求められていないという予測の元で、話を進めました。
自分自身の経験談(選手として、トレーナーとして)を紐解きながら、コンディショニングに関する考え方、簡単にできる身体のチェック・ケア方法をお伝えしました。
また、少人数での開催だったため、参加された方々の疑問、抱える悩みに対して対応する時間を多くとりました。
講義内容には、満足できたという感想をいただいております。
しかし、中学生以降の保護者の方からはそれをどうやって伝えるか、どう活かすかが難しいという意見もいただきました。
今回の話は何らかの形で、選手に伝わればいいと考えています。
保護者から、選手に「伝える」ことが難しい状況であれば、まずは保護者が「知っている」ことでも十分だと、個人的には考えています。
保護者と選手の距離感、関係性はそれぞれ。
だからこそ、保護者からできるアプローチもそれぞれ異なります。
それはトレーナーにも同じことが言えますが、
選手の成長をサポートする立場としては、
「押し付け」だけでなく、
必要なタイミングで、必要に応じた「選択肢」を提示できるかどうかが重要です。
選手の自立・成長のために、今できることをしていきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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