メンタルの視覚化と禁忌

JARTA認定スポーツトレーナーの鳴海裕平です。

どんな競技においても精神力、いわゆるメンタルの重要性は重視されます。

指導者も選手に向けて、“プレッシャーに打ち勝て!”“緊張せずリラックスだ!”などの

言葉をかける場面が多く見られます。

プレッシャーのかかる場面、また緊張している状態では、

普段の実力を発揮できない選手は数多く存在します。

 

逆に何もしなくても

プレッシャーがかかればかかるほど実力を発揮できる選手も存在します。

それは何故なのか?何の違いがあるのか?メンタルとは何なのでしょうか?


(ACからの引用)

 

メンタルを視覚化する方法

 

メンタルに影響を及ぼす言葉は数多くあります。

気力、プレッシャー、緊張、リラックス、迷い、恐れ、、、

パフォーマンスを上げる要素のあるものもあれば下げる要素のものもあります。

また場合によっては上下に変動させるものもあります。

 

どの状態がパフォーマンスにどのような影響を及ぼすのか、

メンタルは目に見えないもので測定しづらいです。

 

しかしながらセラピストに馴染みの深い

ROM(関節可動域)測定やMMT(徒手筋力テスト)で測定してみると

特定のメンタルの状態で筋出力や柔軟性が変化しています。

 

メンタルの状態は良い方向に向けば筋出力・柔軟性が共に向上するわけでなく、

細かく見ると、

A 筋出力・柔軟性が共に向上している場合

B 筋出力が向上し、柔軟性が低下している場合 

B‘   筋出力が低下し、柔軟性が向上している場合

C 筋出力・柔軟性が共に低下している場合

に分かれます。

 

1番良いのはA、BとB‘を次点、最悪をCとしたときに

Cの状態になるメンタルは特に避けるべきです。

 

Cの状態のように筋出力や柔軟性が低下していれば

必然として瞬間的な動作や反応が平時より遅れます。

対人競技ではコンマ1秒の差で勝負が決まることは珍しくありません。

ほんの少し反応が遅れることは命取りです。

 

ではCのような状態になる特定のメンタルとは何なのでしょうか?

 

メンタルにおいて禁忌となる“四戒”

特にメンタルに影響しパフォーマンスを下げる要素はいくつかありますが、

まとめると“四戒”と呼ばれる4つの要素です。

剣術では驚懼疑惑(きょうくぎわく)と呼ばれ、すなわち

【驚・・・驚き】 【懼・・・恐れ】 【疑・・・疑い】 【惑・・・惑う】の4つです。

 

要するに試合で予期せぬ事態に驚いたり、

負けるのではないかと結果や相手を恐れたり、

相手の行動や自分の実力に疑いを持ったり、

上手くできるのか迷ったり、戸惑ってしまう 状態です。

 

ではそのような状態に陥らないためにはどうしたらよいのか?

その内容については次回にお話させて頂きます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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