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2015年04月03日

120%の想いを伝えるぐらいの本気度が重要です

スポーツ選手はハイパフォーマンスを常に求めて行動しています。
ハイパフォーマンスに通じる道であるならば、それが遠い道筋であっても努力を積み重ねます。
 
あなたは、選手のトレーナーとしてのパフォーマンスを最大限に発揮していますか?
トレーナーとして知識、技術だけでなく、選手を良くしたいという想いは伝わっていますか?
 
東海地区を中心に活動していますJARTA認定スポーツトレーナーの田中紀行です。
 
スポーツには、個人に対してコンディショニングやトレーニングを提供するケースもあれば、団体において十分な時間をかけられない中で的確なアドバイスやトレーニングを求められることもあります。
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(写真:名古屋大学女子ラクロス部の練習前ミーティング)
 
団体でトレーニングする際には、そのチームの強みや弱み、プレーのスタイル等を理解した上で臨むことが重要になります。どんなに素晴らしい技術やどんなに豊富な知識があっても適切な場所で使えなければ意味がありません。適切な場所で提供するためには、情報収集は欠かせません。
 
では、ここで団体チームでの介入方法の基本的な一例をご紹介したいと思います。
 

チームの声に耳を傾ける

チームの声とは?
チームには、選手、監督、コーチ、トレーナーだけでなく支援するスポンサー、サポーターを含め多くの人が関わっています。
そこにはチームとしての共通の目的がありますが、そこに向かう方法は常に試行錯誤されています。選手に直接話を聞いた際に、監督やコーチとの方針が微妙に違うこともあります。
自分がトレーナーとして少しでも多くの情報を知っていれば、強みになりますし、知らなければ弱みになります。まずは、弱みを少なくする行動力が必要です。
 

情報を更新するツールを持つ

 
選手や監督をはじめとした関係者の方々と繋がりを持つことが重要になります。いまは、メールだけでなくブログ、Lineを始めとした様々なソーシャルネットワークサービスを手軽に利用できます。
情報を常に更新してください。
古い情報は役に立たないことが多いです。
 

120%の想いを届ける

積極的にアプローチをかけてくる選手ばかりではありません。しかし、小さなサインをたくさん出しています。
それを拾う努力が重要です。
『コンディションどうですか?』
『身体の使い方良いですね!』など
よほどの場面でない限り、一声かけられて嫌な気になること少ないと思います。
常にトレーナーとしてのアンテナをはり、視野を広く持ち、時間がある限り動きましょう。
その行動の積み重ねがあれば、あなたのチームに対する想いは伝わります。
トレーナーとして気を抜けるのは自宅でホッと一息ついたときですから…
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(写真:名古屋大学女子ラクロス部の練習時の動きをチェック)
 
この他にもいろんな方法があると思います。チームやあなたに合った形を常に模索してください。
そしてトレーナー同士そのような情報を共有できれば本当に素晴らしいです。
JARTA認定スポーツトレーナーは、そういった生の声をたくさん発信できればと思っています。
 
知識・技術だけで自己満足するのではなく、その武器を共有する方法をシェアすることで、多くのスポーツ選手のハイパフォーマンスを実現しましょう!
 
随時開催される東海地区でのセミナーでもそういった現場での体験談も織り込んでいきたいと思います!
東海地区のベーシック、アドバンスセミナーもチェックしてみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!
 
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