あらゆる競技に精通している方が得?

「自分には難しそうだ」

スポーツトレーナーの中には、1つの競技に捉われず複数の競技をサポートしている方がいます。

 

 

各競技のルールや特徴を把握し、それぞれの競技を行う選手にトレーニングやケアを提供する。

 

 

そのようなスポーツトレーナーに憧れてはいるものの、頭の中には様々なデメリットが浮かんできます。

 

・勉強する時間がない

 

・経験のない競技はサポートする自信がない

 

・全ての競技のサポートが中途半端になってしまう可能性がある

 

 

その結果「自分には難しそうだ」と結論付けて、自分の殻を破れない方が多いのではないでしょうか。

 

 

しかし複数の競技をサポートしていく過程では、思わぬ副産物が産まれることもあります。

 

 

その副産物は選手の競技力向上や、モチベーションの維持にも役立つのです。

 

 

 

 

関東で活動する認定スポーツトレーナーの岡元祐樹です。

 

 

一見すると大変そうな複数競技のサポート。

 

 

今回はそこから得られるメリットについて紹介していきます。

 

 

【共通点や相違点に気付く】

 

複数の競技をサポートしていると発生するメリット。

 

 

先に答えから言ってしまうと各競技の共通点や相違点に気付きやすくなるということが挙げられます。

 

 

共通点や相違点に気付くことができると、他競技のトレーニングメニューであったとしても、目の前の選手やチームに適応できることがあります。

 

 

「野球で行われているこのトレーニング。少し応用するとサッカーのトレーニングでも使えるんじゃないか?」という考え方です。

 

 

そこからオリジナリティーのあるトレーニングメニューを構成することができます。

 

 

具体例を1つ挙げます。

 

 

JARTAでは『スライドパンチ』と呼ばれるトレーニングがあるのですが、これに全身の回旋要素を追加した『ズラし回旋』というトレーニングがあります。

 

 

このトレーニング、パンチと名が付いているので一見格闘技のような動きです。

 

 

 

 

しかし運動構造に注目するとサッカーのボールの蹴り方と共通点が多い動作になります。

 

 

つまりサッカーの練習にもなるということです。

 

 

 

 

トレーニング、特にフィジカルトレーニングは地味なものが多いです。

 

 

単調な練習が続き、飽きてしまう選手は必ずいます。

 

 

そのような選手達の雰囲気から新たな刺激を加えた方が良いと感じた場合、この発想は役に立ちます。

 

 

他競技から重要と思われる共通の要素を抽出し、新しいトレーニングとして導入する。

 

 

そのようなトレーニングを取り入れることで、トレーニングの効果拡大を狙ったり、選手達のモチベーションの維持に役立てるのです。

 

 

【トップアスリートも他競技の動きを取り入れている】

 

トップレベルの選手やチームのトレーニングにおいても他競技の要素を取り入れていることはかなり多いです。

 

 

女子レスリングの吉田沙保里選手はトレーニングの一環でフットサルを取り入れているそうです。

 

 

また日本トップレベルのサッカーチームでも、バスケットボールのように手でボールを扱ってパス回しをしていることもあります。

 

 

これが良いか悪いかは置いておいて、レベルの高いアスリートであっても『自分の競技だけ』に捉われない姿勢は大事なようです。

 

 

【新たなチャレンジがスポーツ界を変える】

 

複数のスポーツに関わるのは簡単なことではありません。

 

 

しかしあなたにチャンスがあるのであれば、そこには必ずメリットもあるはずです。

 

 

少し話は変わりますが、筆者自身も理学療法士として長年病院に勤務していました。

 

 

スポーツ現場に足を運ぶようになり、リハビリテーション分野とスポーツ分野の両方を経験することによって視野が広がってきました。

 

 

問題点の抽出やトレーニングの方法などの選択肢が格段に増えたのです。

 

 

視野を拡げ自分にしか気付けない視点を多く持つことで、関わる選手やチームさらにはスポーツ界を良い方向に変えていってください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

JARTA公式HP

https://jarta.jp

 

 

他競技のトレーニングを有効に使うには運動構造に理解が重要です。ここを理解しないとただ珍しいトレーニングをやっているだけになってしまいます。JARTAの認定スポーツトレーナーコースでは各競技の運動構造についても深く学ぶことができます。

 

認定スポーツトレーナーコース詳細はこちら → https://jarta.jp/j-seminar/course/