Seminar
セミナー
荷重感覚を利用したリコンディショニングへのtraining application
各料金
講師
内容詳細
トレーニングの引き出しが増えてきても、障害や痛みを持つ選手たちに対して、どのように適応(処方)していくのかは、トレーニングの運動構造の分解とその要素の理解が進まないとなかなか難しいです。
そこで今回は、JARTAの講師陣が提供しているトレーニングを、それぞれどのような選手のどのような問題に対して用いることができるのか、具体的に提示していきます。
“痛みを持つ選手の動作時の痛みを運動処方によって取り除いていく”
この課題を遂行するための鍵は、
[選手の体に起きている動作上の問題点(できないこと)] ✕ [トレーニングの持つ要素の適合 ]
です。
選手の体に生じる痛みは「どこに、どのようなとき、どのような痛みが、どれくらい」生じるのか。
これによって疼痛を誘発している組織と対象組織への力学的ストレスの考察を行い、これを防ぐために必要な動きの要素を導き出すことが必要になります。
まずはこれを紐解き、次にトレーニングの持つ動きの構成要素を分解することで、必要な運動要素が含まれたトレーニングを抽出して適応することができます。
もう一つの問題は難易度の設定ですが、これも発生・発達段階に合わせてシンプルに順序化することで、一つのトレーニングはいかようにも形を変えて適応させることができます。
JARTAでは、「手段にとらわれない」ことを念頭に、JARTAの提唱するトレーニングの形を全てとするのではなく、柔軟な発想で目の前にいる選手の問題を解決していくことを望んでいます。
今回は “ 痛みを持つ選手にどのようなトレーニング手段を提供していくのか ” を通して、手段にとらわれず、どのようにトレーニングの要素を目の前の選手に適応するのかを、「荷重する」ことを例にしてお伝えしていきます。