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2018年04月27日

バレー選手の腰痛を減らすために

バレー選手における腰痛の発生頻度はかなり高くなっています。
多くの選手が腰痛により思うようなプレーができなかったり、戦線を離脱したり、引退に追い込まれたりいています。

 
バレーでは、サーブやスパイク、レシーブ(フライング、スライディング)などの多くの場面で腰部の負担がかかりやすく、腰痛を起こしやすい競技の1つです。

そこで今日は腰部の負担を減らすためのトレーニングを紹介したいと思います。
 
 
東海認定スポーツトレーナーの高島です。
 
 
今回お伝えするケアは、主に股関節の可動性をアップするためのトレーニングです。
 
 
まず、腰部の負担が増える原因として、
 
・腰椎過伸展
・体幹の過度な回旋
・ジャンプ動作後の着地の衝撃  
 
などが挙げられます。
 
腰椎の運動は腰椎骨盤リズムの安定が必要です。
腰椎のアライメントや骨盤の可動性に影響を与えるのが股関節の硬さになります。
 
また、腰椎での回旋は極めて少なく胸椎での可動性が必要となります。
さらに、バレーでの体幹回旋は、股関節を軸として骨盤の回転が土台としてあります。
股関節を軸とすることで腰部にかかる負担は軽減されるようになります。
 
 
これらのことからも、バレー選手には股関節の可動性は非常に重要な要素の1つと言えます。
 
そこで今回は股関節の可動性を高めることができる3つのトレーニングを紹介します。
 

  • ジャックナイフストレッチ


 
 

  • 牛の顔スパイラル


 
 

  • コモドストレッチ



 
 
これらの3つのトレーニングを続けるだけでもかなり股関節の可動性はアップしてきます。
可動性を高めるには毎日続けることが大切になります。
また、1日の中でも複数回できる時間を確保できるとより効果的になります。
 
チーム内の腰痛予防、怪我人を減らすためにも、ぜひこれらのトレーニングを導入してみてください。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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