NEWS(最新情報)

2018年03月06日

そのトレーニング、選手は続けてくれていますか?

トレーナーが選手に対し、トレーニングを提供する上で大事なことは何でしょうか?
根拠となる理論、言葉の選択、状態に応じたトレーニングレベル。
どれも必須な要素です。
しかし、どんなに素晴らしい理論、根拠のあるトレーニング。
選手に合わせた言葉の選択。
状態に合わせられたトレーニングレベル。
これらを提供できたとしても、継続してトレーニングをしなければ効果は現れてきません。

なぜなら、脳には運動を学習する機能があり単純学習から、認知学習へ。
 
そして熟練学習へと質的に変化していきます。これらは繰り返しの運動により脳に可塑性の変化を起こすのです。
つまり、無意識で動くようになるためには意識して継続し、無意識に自動的に動く状態まで継続することが重要です。
 
では、どうしたらトレーニングを継続してもらうことができるのか。
 
 
それは圧倒的なトレーニングの手本を見せることです。
 
 
 
今回は圧倒的な手本を示すことで、
なぜ継続してもらえるようになるのか?
どんな影響を選手に与えるのか?
なぜ手本が大事なのか?
お伝えしていきます。
 

 
 
 
関東で活動しております認定スポーツトレーナーの高橋佑侍です。
 
 
 
 
 
なぜトレーニングを継続してもらえるのか?
まずは、なぜそのトレーニングが必要か(パフォーマンスアップ、選手のニーズに対して)理解してもらえることは言うまでもありません。
 
 
 
 
 
しかし、
頭では理解できているけれど・・・
モチベーションが上がらない・・・
どんな動きか見せてもらえませんか?
 
 
 
 
 
選手からこのようなことを言われた経験はありませんか?
また経験がないあなたならどうしますか?
 
 
 
 
 
そんな時に、圧倒的なトレー二ングの手本を示すことで、選手の心に火を付けます。
 
 
 
 
 
 
なぜなら、
基本的に選手は負けず嫌いです。
本気で取り組んでいる選手ほど。
 
 
 
 
 
 
 
 
このような選手心理を考えると、
トレーナーが圧倒的な手本を示すことで説得力が増すのです。
 

 
 
 
 
自分が誰かに指導受ける場面を想像して見てください。
姿勢が悪いトレーナーにこのトレーニングすれば姿勢が整いますよ。
動きにキレのないトレーナーにこのトレーニングをすればキレが良くなりますよ。
私(トレーナー)はこの動きできないけどやればカラダの使い方良くなるから。
 
 
 
 
このような事を言われても
説得力に欠け、継続してやっていこう。という気持ちになるでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
だからこそ、トレーナーが手本を示せることは重要なのです。
圧倒的な手本を示すことで、選手の心に火を付け、継続してやってみよう。という方向性になることがパフォーマンスの向上に繋がっています。
 
 
 
 
 
 
選手を指導する上で、ニーズに応えることやパフォーマンスアップは当然のこと。
その上で、いかに継続してトレーニングを取り組んでもらえるか。
 
 
 
 
 
選手が決めることだからと諦めていませんか?
継続してもらえないのは説明の仕方だろうか。言葉の選択ミスかな。
そのような事ばかりに囚われていませんか?
 
 
 
 
 
もちろん、そこを突き詰めていくのも大事な事です。
ですが、それだけに囚われず自身の身体の状態、トレーニングの手本力。
このような観点も一つ入れてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
 
我々トレーナーの動きが選手に与える影響は、トレーニング継続性以外にも信頼関係を築くことにも繋がってます。
また学習効率も向上します。
(※学習効率に関してはこちらの記事をお読みください。)
https://jarta.jp/trainer/12139/
 
 
 
 
 
動きでしめす。
 
 
 
 
 
 
時には言葉よりも影響を与えることだってあります。
 
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
 

JARTA公式HP
http://jarta.jp