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2018年04月23日

いつも通りが出せないあなたへ

試合で本来の調子が発揮できない。
調子がいい時と悪い時が試合になってみないとわからない。
 
などなど、アスリートにとって最大のパフォーマンスを大事な大舞台で発揮することは
大きな課題であります。
 
今回はそういった自分本来の調子を大事な舞台で発揮するための思考と実践方法について簡単にご説明いたします。
 

 
四国は香川県で活動しております、統括部長の赤山僚輔です。
公式ブログでは久しぶりの記事ですが、JARTAメルマガでは毎週書かせて頂いております。
久しぶりに会う方に読んでいますなんて言われるとなんか何でも見られているような気がして恥ずかしくなる今日この頃です。
さて、皆様は日々の習慣についてどこまで意識していますでしょうか?
朝起きてまずすることは何ですか?
朝食は決まったご飯を食べますか?
職場や学校への交通手段はいつも一緒でしょうか?
上記事柄が出張や急な用事で崩された時、何かいつもと違って調子が狂うようなことはないでしょうか?
アスリートが試合前や試合中に実施するいわゆる《ルーティン》とはこういった習慣の延長にあります。
緊張を緩和する為。
少しでも身体が動きやすくなる為。
相手に対して闘志を全開でいく為。
などなど。
大舞台で活躍する選手ほど、自分がどのようなルーティンをするとよいパフォーマンスを発揮できるかを知っています。

例えば、会場の雰囲気に飲み込まれないようにするには、会場の大きさや観客の多さなどを想定しながら準備が必要です。
しかも選手によっては意識しすぎても、逆効果となる場合もあり試合の動きを考慮に入れながら試合前の習慣を変える必要性すらあります。
サポートしている選手が大きな舞台で試合を控えている場合、意識を向けすぎて欲しくない部分には意識が向かないように関わることもあります。
会場の大きさを把握する際に私がよく使う手法としては。
自分がいる場所を高いところからみているような視線を意識するようリングチェックの際に伝えます。
またテレビ中継があってもなくてもテレビの中で活躍している自分がいるような、もっと俯瞰してみれるような状態を伝えることもあります。
視線が狭くなり頭でっかちになっているときほど周りが見えなくなっています。
羽生選手が平昌オリンピックの際にリンクに入った時から仕切りに会場の天井をみていたのも凄く印象的でしたが、無意識的にか意識的にかは分かりませんが会場を捉えていた可能性があります。
また緊張すると鳩尾や胸骨など物理的な硬さも出現します。
そういった部分を直接的にほぐすようなワークや所作を試合前やより集中する際に導入することも大舞台で最高のパフォーマンスを発揮する一助となるでしょう。
 

 
 
そんなパフォーマンスに関わるルーティンですが、JARTAでもルーティンセットセミナーとして開催しております。
試合前だけでなく、日々のルーティンからお伝えしておりますのでご興味がある方は各地のルーティンセットセミナーへお越しください。
詳細は下記よりご参照ください。
https://jarta.jp/j-seminar/routine/
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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