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2018年11月07日
○○が93%の団体
認定講師の高塚政徳です。
93 % (10/144 )。
これは、JARTA認定スポーツトレーナーの男女比になります。
JARTAでは、ほぼ全てのセミナーで男性の受講者の割合が圧倒的に多く、
全員が男性だったという日も決して珍しくはありません。
この件については、代表 中野のブログでも度々紹介されているのでご存知の方も多いかと思います。
男性ウケがいいのか、女性ウケが悪いのかは定かではありませんが、偏りを意図的に操作しているわけではありません。
もちろん、女性の方も毎年一定数は受講してくれていますし、継続的に関わっていただいている方もいます。
【JARTAを学ぶ女性が少ない理由は何か】
○セミナー内容とニーズが一致しない?
○トレーニングが難しすぎる?
○女性が参加しにくい雰囲気?
○講師や、SNSで出てくるのが男性ばかりだから?
○暑苦しい?男臭い?etc.
理由は、スポーツトレーナーを志す女性の母数が少ないということもあるかもしれませんし、
一概にこれだとは言えません。
本当は、何かあるかもしれませんが。(気づいている方がいれば一報いただきたいです。)
その一方で、現場からは女性トレーナーを求める声も少なくないのが現状です。
【ニーズはさらに高くなる】
多くの日本人女性アスリートが、世界を舞台に大活躍しています。
その姿をみて、競技スポーツを志す女性は年々増えているのではないでしょうか。
女性チームやアスリートに、女性トレーナーがつくことが必ずしもいいというわけではないですが、
女性特有の健康管理に関する対応については、女性トレーナーのほうが介入しやすいのは間違いありませんし、
遠征や合宿帯同の際も、対応できる要素は多いはずです。
【女性でもできる】
JARTAトレーニングの考え方や方法論は、女性アスリートにももちろん使えます。
むしろ有効。
JARTAでは、女性アスリートのサポート実績も多くあります。
女性特有のしなやかさを最大限活かすこと。
そこを強化、維持しながら、その選手が求めるパフォーマンスに不足する要素を高めることがベターではないかと私は考えています。
【女性トレーナーだからこそ伝えられること】
男性トレーナーから女性アスリートにトレーニングを指導する際に、時折言われてしまうこと。
それ、男だからできるんですよね?
この言葉を言わせてしまうのはトレーナーの問題でもありますが、「性差」は変えられない部分です。
しかし、我々が伝えるトレーニングにおいて、できるできないに「性差」はありません。
むしろ、JARTAの女性トレーナーの中には男性よりも優れた身体操作を行えるツワモノもいます。
自分よりもサイズの大きい相手、パワーやスピードがある相手とどう戦っていくのか。
ここは、女性も鍛錬していくことで確実に上達できる部分です。
苦労して、習得したトレーニングは説得力が違います。
言い訳をさせず、本当の意味で選手の心に火をつけることに関しては女性トレーナーのほうが、アドバンテージがあるかもしれません。
女性トレーナー自体の数が少ないということは、自分次第で希少価値を生み出しやすいということも言えます。
今後、先日の竹治トレーナーのようにJARTAの女性トレーナーの方達の活動をこちらで紹介させていただく予定になっています。
(先日の記事、“「私」という個性”)
今まであまり見えてこなかったJARTAの女性トレーナーの動向がみえてくると思いますので、ご期待ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JARTA公式HP
https://jarta.jp