JARTAが「手本力」を重要視する理由

JARTAの考え方のひとつとして「手本力」があります。

JARTA認定スポーツトレーナーコースでは考え方や知識・技術だけでなく、この「手本力」もトレーナーの能力として重要視しています。

この「手本力」は、JARTAが他のトレーナー団体と大きく違うところのひとつではないでしょうか。

 

では、なぜJARTAはこの「手本力」を重要視するのでしょうか。

 

 

北海道で活動しています認定スポーツトレーナーの矢口雅人です。

 

選手にトレーニングを指導するとき、選手にそのトレーニングの手本を見せられるようにしておく。

これが、「手本力」です。

 

 

JARTAが「手本力」を重要視する理由として、私は大きく3つあると思います。

 

・説得力を持たせる

・選手に目標を提示できる

・良好な関係性を築くことができる

 

 

今回は、これらについてひとつずつ解説していきたいと思います。

 

 

 

  • 説得力を持たせる

 

太った人に「痩せた方がいいよ」と言われて、納得する人はどれだけいるでしょうか。

「痩せた方がいいのはわかってます。ただ、あなたには言われたくない。」と思う方がほとんどだと思います。

どれだけ正論を言っていても、話す人によって説得力がなくなってしまうのです。

 

トレーニングについても同様のことがいえます。

どれだけ良いトレーニングを提供したとしても、選手が納得・理解して行わなければ、より良い効果は得られません。

そのためにも、提供するトレーニングに関しては選手にすごいと思わせるぐらいの「手本」を見せることで、選手が納得し、トレーニングへのモチベーションにつながるのではないでしょうか。

 

 

選手に目標を提示できる

JARTAで学ぶトレーニングは、「◯回できれば良い」とか「こうなれば良い」といったゴールはありません。

しかし、ある程度の目標がなければ、選手はどこまでできれば良いのかがわかりません。どんなトレーニングに関しても、目標がなければモチベーションは上がりません。

 

目標を設定する時、選手は口頭で説明されるより、どのような動きなのか実際に見た方がイメージがしやすいと思います。

そして、その時に見てもらう「手本」を選手は目標にします。

その「手本」のレベルが低ければ、選手の目標レベルも下がってしまいます。

これでは、トレーナーが望む選手のパフォーマンスアップは望めません。

 

 

  • 良好な関係性を築くことができる

 

これは、上のふたつにも関係することですが、選手に対してしっかりとした「手本」を見せることで、選手もトレーナーをリスペクトすることができます。

そのトレーニングだけでなく、今後提供するトレーニングに関しても「このトレーナーが言うなら、、、」と思ってくれるのではないでしょうか。

 

 

 

トレーナーであれば、選手のパフォーマンスを高めたいと誰もが思っていると思います。

先にも話したように、どれだけ良いトレーニングを提供したとしても、選手自身がそのトレーニングに対するモチベーションが上がらなければ、より良い効果はでませんし、パフォーマンスアップにつながりません。

そのためにも、選手に見せられるような「手本力」を持つこともトレーナーとして大事な能力ではないでしょうか。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

JARTA公式HP

https://jarta.jp