バレー選手にしてもらいたい手首や指のケア

 


文:高島 公平

 

バレーは手の使い方が重要になるスポーツの一つです。

オーバーをする時にはボールを指で包み込み、肘を伸ばしていくのと同時に手首のスナップを効かせボールを押し出します。

また、フェイントをする時には手の形を状況に応じて変化させ狙った場所にボールを落とそうとしたり、ボールの軌道を作ろうとします。

ブロックではボールが当たる最後まで指先にしっかり力を入れることが必要になってきます。

 

手を硬く使ってしまうことや指先にまでしっかり力が伝わらない状態であると、バレーではプレーの質が下がってしまうことに繋がってしまいます。

 

 

しかし、日頃から手の状態まで気にしてケアを行なっている選手は少ないのではないでしょうか。

 

 

手の状態を気にしていくようになると「今日は少し手が硬い」であるとか「何か動きにくい」、「少しむくんでいる」など様々な状態を体感するようになってきます。

 

 

 

今回は手の状態をより良い状態にしていくためのケアをお伝えしたいと思います。

 

 

そこでまず皆さんに知っておいてもらいたいことがあります。

 

それは手はたくさんの骨でできており、手を動かす筋肉は手首から先だけでなく手首から肘の間にまであります。

たくさんの骨や筋肉があることで手は様々な動きをすることができ、細かい操作が可能となるのです。

しかしながら、たくさんの骨や筋肉が上手く誤魔化して動くこともでき、知らない間に硬さができたり動きが悪くなる部位が出てきてしまうのです。

 

 

このことからも日頃から手の状態を気にしていく必要があると言えます。

 

 

ケアの方法として手首のストレッチや手首を回す、指をしっかり動かすということはよく知られている方法だと思います。

今回はこれら以外の方法をお伝えしたいと思います。

 

 

 

1、手のひらのアロースポイントを押しながら指の曲げ伸ばし

 

アロースポイントとはいくつかの筋肉が重なり合うポイントです。手だけでなく全身の色んな場所にあるものです。

手のひらのアロースポイント(手のひら真ん中やや下)を軽く押しながら、約5秒間指の曲げ伸ばしを行ないます。

 

手のひらにあるアロースポイントに関わる筋肉には手のひらにある虫様筋や掌側骨間筋だけでなく、腱を介することにより手首から肘の間にある長掌筋や浅指屈筋、深指屈筋が挙げられます。

また、これらの筋肉に作用するだけでなく手のひらにある母指や小指を動かすための筋肉にも影響を与えることができ指の操作性を良くするためのケアになります

 

 

2、手首を握り、握った手を振る

 

手首の骨と前腕の骨の間を親指と人差し指or中指で握ります。

軽く握った状態から上下に5~10回振るように動かします。

親指を上に向けた状態と手のひらを下に向けた状態の2種類で動かします。

手首の動きを良くするためのケアになります。

握っている手で緩みを感じることができれば1回だけでも十分に効果を得ることができますが、硬いままの場合は2、3回続けて行なうと手首の動かしやすさを実感できるようになってくると思います。

一般的に知られている手首のストレッチをしてもスッキリしない場合や効果が不十分な時に併せて行なっても効果的です。

 

 

この他にも手首や指に引っ張る刺激を加えたり、指先を持って捻じったりすることなどまだまだ多くのケアの方法がありますが、まずはこの二つから日々のケアに加えてみてください。

 

オーバーパスが苦手の人や上手くボールコントロールができない人、手に疲れを感じやすい人はぜひとも取り組んでもらいたい内容になっています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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