怪我は悪者か!?

スポーツにおいて一般的には怪我はつきものだ。

そう考えられているという大前提でお伝えしたいことがあります。

 

怪我とは常にアスリートにとって悪者なのだろうか?

連日、メディアを賑わしている平昌オリンピック。

普段テレビを見ない私、赤山僚輔もこの時ばかりは選手のパフォーマンスや所作、インタビューでの答え方を見ながら勉強しています。

昨日の羽生結弦選手の金メダルでより沢山の注目を集めています。

 

彼が今回、右足首の怪我から3ヶ月近く第一線から離れ、メディアも本当に間に合うのか?

連覇が可能なのか?

日本だけでなく、全世界が注目したのではないでしょうか?

 

結果としては痛み止めを利用していたこともインタビューで答え、動き的にも万全の状態ではないながらも結果としては最高の結果と言える金メダルと連覇、そしてソチオリンピック時のフリーでの失敗から自分との戦いにも勝った。

そう称される活躍に日本中、世界中が感動しました。

 

演技後、右足首を丁寧に労い、インタビューでも仕切りに右足首に感謝している。

そう言った発言からも我々には想像できないレベルの不安や恐怖と戦い、自分の身体に対して言葉にはできないほどの繊細な意識を感覚を向けられていたと思われます。

 

怪我をしていなかったら、もっと素晴らしい演技ができたかもしれない。

そう思うことは簡単です。

 

でも怪我をしていなければ右足にあれだけ感謝することは間違い無くなかったと私は思います。

また、怪我をしたことによってより多くのファンが彼の無事を、彼の右足が演技の最後の最後まで持つことを願っていたと思います。

 

それは五体満足で金メダルをとることに疑いがないような状況より多くの方の声援があったのではと推察します。

 

怪我は痛みを伴い、不安を増強し、練習をできる時間を試合の出場するチャンスを奪います。

 

しかし練習ができない分、考える時間を増やし、自分に向き合う時間を増やし、外からみる試合やチームメイトの状況を俯瞰する機会を増やしてくれます。

 

また、身体に対する意識を濃く、繊細にし、健康であることを感謝する重要なきっかけとなります。

 

ピンチはチャンス。

とはよく言ったもので、私自身は決定的に重要な試合に出れないようなタイミングでの怪我でなければ多くの怪我については何かを根本的に変える為の重要なきっかけであり、大きく成長するためのチャンスである。

 

そのように感じています。

 

私自身、小学6年で手首の骨折、中学時代にオスグッド病、高校時代に膝の骨折と2回の手術、成年になってからはアキレス腱を断裂しています。

 

否が応でも身体に対する意識は高まり、怪我で苦しむ選手の心情が手に取るようにわかります。

 

もし、今怪我で苦しんでいる選手がいるなら。

 

自分史上最高のパフォーマンスにジャンプアップする大きなチャンスです。

 

少なくとも私は前十字靭帯再建術後のアスリートなどで、怪我をしてよかった。

そう思えているパフォーマンスが120%で復帰した選手を数多く経験することができました。

 

不安が人を強くするように、怪我も人を大きく成長させるチャンスであり、神様からの大事な贈り物だ。

そう羽生結弦選手が教えてくれたようでした。

 

金メダル、そしてオリンピック連覇本当におめでとうございます。

右足首様もお疲れ様でした。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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