なぜあの選手の腫れは引かないのか!?

アスリートに関わる上で、腫脹の残存や浮腫の慢性化は復帰を遅らせるだけでなくパフォーマンスに大きく関与する要素となります。

では腫脹や浮腫は局所の損傷具合や期間や時間と比例して考えれるのでしょうか?

何故か、なかなか腫れが引かない選手がいる。

浮腫みやすく疲労が残りやすい選手がパフォーマンスの波が大きい。

アスリートのリハビリや現場に出ているとこのような悩みに一度は遭遇したことが皆様もあるはずです。

今回お伝えするのは新JARTA循環セミナーでお伝えする『循環の観点からの評価』について、その要素の一部をご紹介致します。

四国はうどん県で活動しております。JARTA統括部長の赤山僚輔です。

私は手術センターを併設したスポーツ整形での勤務時代に毎日のように人工関節や膝の靭帯再建術の手術当日や翌日以降の患者さまのリハビリに携わっていました。

最初はまったく同じ手術をするのに術後の痛みが強い方や腫れが強く術後のリハビリに影響が出るようなケースでは、年齢や合併症・術後の運動制限や術前の患部のコンディションなどが大きく影響していると考えていました。

しかし術前のリハビリで何ヶ月間もフォローしていたり、怪我をする前の選手を現場で関わる上で腫脹が軽減しにくいケースや浮腫が残りやすいケースにはある一定の共通点があることに気づきました。

 

 

腫れる前から腫れさせないという思考

腫れる前から腫れさせないというと日本語的におかしな側面があるかもしれませんが、整形外科的に仮にまったく同じ手術を同じ術者が同じ操作、手術時間で実施するとしてその後の腫脹を左右する要素は術前から容易に想像することができます。

それがまさしく全身循環、局所循環の視点であり循環に関与する下記のような要素の捉え方なのです。

呼吸・リンパ・血流・自律神経・8つの隔膜・経絡・環境因子

そしてそういった視点や思考を持つことで、怪我をする前の選手たちに腫れにくく、浮腫みにくく、ゆくゆくは疲れにくく高いコンディションを保つ為の準備ができるのです。

具体的には呼吸が浅く、睡眠の質が悪い選手は疲労を蓄積しやすく慢性的にだるさや筋疲労を訴える例が少なくありません。

私が指導する施設でも遅くまで真面目にトレーニングやコンディショニングを実施する高校生もいますが、施設を出るのが遅くなり夕ご飯の時間が遅れ、入眠時間が遅くなってしまうようでは本末転倒だと伝えています。

いくら施設でよいと思われるケアを行っても生活の中でマイナスな側面がありトレーニング時間の確保の為にそれが助長されるのではプラスマイナスで、もしかするとマイナスになるかもしれません。

選手に関わるのであればどういった要素が循環を悪くさせる要素になり、どのような身体状況や問診を通して推察する必要性があるのかということが重要となるのです。

 

筋や関節のコンディション不良の要因すら循環不良が原因かもしれない

循環セミナーでは足首や股関節の硬さを直接患部に触れることなく循環を改善することにより患部の硬さを改善していきます。

局所の筋や関節の動きにくさの要因にその筋の血流や組織間のリンパの流れ、経絡の流れや何もしていなくても硬くなる場合には何もしていなくてもしている呼吸の影響が考えられます。

新セミナーではその循環に関わる多くの要素に対してどの部位をどのような組織をターゲットに評価していくかをお伝え致します。

そういった評価を行うことで腫脹の早期改善に繋がるだけでなく全身の倦怠感や局所のだるさなどの正体に出会うことができるかもしれません。

ただ闇雲に抽象度の高いアプローチをするだけでなく個別性を考慮し目の前の選手が腫れが引きにくい要因を突き止めることができるようになるのです。

 

呼吸

リンパ

血流

自律神経

8つの隔膜

経絡

環境因子

上記のような要素をどのように紐付け、症状と関連付けて原因を突き止めるか。

時にそれは特別な手技ではなく選手自身の簡単な気づきかもしれません。

 

目の前の選手の腫脹を早期に改善させ、早くコートに戻す為に。

パフォーマンスに影響する浮腫やだるさを積極的に改善し選手の最高のパフォーマンスサポートする為に。

来年度から再開し、2日間に拡大、そしてJARTAセミナーでは初の評価だけで初日が終わる新JARTA循環セミナーの詳細は下記よりご参照ください。

JARTAコンセプトをどのように評価・問診に落としこむかが本セミナーでは理解できます。

まずは東京、札幌から募集を開始しております。