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2019年01月27日

女性トレーナーのすゝめ

はじめまして。
 
JARTA認定スポーツトレーナーの前谷涼子です。
 
私は鳥取で、
 
Body make studio スプリット
 
からだ作り専門のこじんまりとしたスタジオを開き
 
トレーニング指導(チーム、個人)
 
コンディショニング整体
 
インソール作製
 
セミナー講師や自分の経験を話すスピーカー
 
といった仕事をしています。
 
対象はアスリートから一般の方まで。大人も子どももいます。
 

 
今回は、女性スポーツトレーナーを目指す方
 
以前活動していてお休みしていたけど
 
またやろうかなと考えている方たちに
 
メッセージを送ると共に
 
女性スポーツトレーナーの働き方を考えてみたいと思います。

(チームトレーニングの様子;高校生)
みなさんの周りには、女性スポーツトレーナーがいますか?
 
私は色んな場面で、
 
トレーナーになりたい
 
トレーナとしてスポーツ現場に出るにはどうしたらいいですか
 
という相談を受けます。
 
嬉しいことに、女子高校生や女子学生、
 
若手女性理学療法士からも声を掛けてくれます。
 
理学療法士養成校でも、
 
スポーツ分野の仕事を希望して
 
入学する生徒がかなりの割合で多くなっているそうです。
(※理学療法士養成校講師との話より)
 
私が学生の時も、周りには何かしらスポーツに関わりたいと
 
考えている女子学生がいましたが
 
現在スポーツに関わっている方は、数える程度だと思います。
 
JARTAだけでなく、スポーツ現場やスポーツ関連セミナーなどでは
 
女性の人数が圧倒的に少ないです。
 
なぜでしょうか。
 
 
 
少し考えてみると
 
仕事とプライベートの両立
 
結婚、家事
 
出産、子育てによって生活の中心がシフト
 
世間、個人の価値観による行動のブロックなどが
 
考えられる要因として上がってきます。
 
具体的に例を挙げるならば、
 
・結婚して家の家事をするようになり
 
練習や大会に付いていく時間が取れなくなった。
 
・重要な仕事を任されるようになり、現場に出掛けにくくなった。
 
など思い浮かべることが出来ます。
 
遺伝子レベルでの本能的な話、男女の性別による違い
 
日本の女性が歩んできた歴史といった文化的背景もありますが、
 
これは、トレーナーという仕事に限ったことではなく
 
社会における女性のキャリアデザインとして
 
考えられることではないでしょうか。
 
 
 
スポーツ現場で活動したい、そういった志の女性の方
 
女性の役割、自分の出来ることをいま一度考えてみます。
 
トレーナーの形は様々で
 
アスリートathleteという言葉は、
 
運動、スポーツをする人を表しています。
 
トレーナーは運動やスポーツを指導する人と、記されています。
(小学館 大辞泉より)
 
フィットネスジムのトレーナーは女性がいませんか?
 
ヨガやピラティス業界は、講師に男性よりも女性が多くありませんか?
 
世論では、20代から40代の女性で運動を始めた人数は増加傾向にあります。
 
女性限定のフィットネスジムも登場し
 
女性スポーツトレーナーというのは、世の中に必要とされています。
 
男性と同じような働き方をするのでなく
 
女性だから出来た
 
新しい働き方を作っていく可能性を秘めています。
 
もちろん個人の違いがありますし、それぞれの役割も違うと思います。
 
男性が現在多く働いている現場で働くことも、もちろんいいです。
 
地域で子どもの運動指導をする
 
自分の所属していたクラブや部活に関わる
 
高齢者の健康増進事業に取り組む
 
こういった仕事も、スポーツトレーナーの1つの仕事と言えるのではないでしょうか。

(足元からの健康増進教室;高齢者のみなさんと足の運動)
 
チームの帯同や競技に関わる以外にも
 
スポーツに関わる場所はたくさんあります。
 
今までのスポーツトレーナーの働き方にこだわらず
 
<あなただからそうなった>
 
そんな活動の仕方を探してみてください。
 
たとえいつか止めることになっても
 
スポーツトレーナーとして学んだ経験、
 
またスポーツトレーナーを目指し行動したことは
 
必ず人生の他の場面で活きます。
 
 
 
私は病院勤務の理学療法士から
 
スポーツトレーナーとしてプロスポーツ現場まで
 
活動の場を移してきました。

(プロバスケットボールリーグBリーグトレーナ時代)
 
様々な経験が出来たのは
 
<行動し続けたから>だと分析しています。
 
休憩をしながら、無理はしないで。
 
そして今は、対象を限定せず、運動、スポーツと繋がっている仕事をしています。
 
スポーツトレーナーとして活動したい女性、女子学生
 
スポーツ現場を広く捉え、ご自身の身近なところから
 
一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。
 
 
 
最後までお読みいただき
 
ありがとうございます。

JARTA公式HP
https://jarta.jp