実感を高めるために

実感してもらうこと

 

今回は育成年代のチームや選手に対してトレーニングを指導する際に大事なことについてです。

昨今トレーニングの方法はたくさんでてきています。

すごく効果的なものもありますが、方法だけを見て取り入れると、時にはパフォーマンスを下げてしまうことがあります。

方法だけを伝えて終わりというような指導を変えていきたいと常々感じています。

 

 

JARTA認定講師の山岡です。

 

 

トレーニング指導をする際に気をつけていることは、選手自身が身体の変化を実感しながら行うということです。

 

現在、岩田FCという U15のサッカーチームでトレーニング指導をしていますが、本当に日々実感してもらうことの重要さを感じています。

 

なぜ実感してもらうことが大事か

 

選手が実感したり、しようと身体に目を向けることで内的認識力を鍛えることにつながってきます。

 

JARTAでお伝えしている内的認識力とは、目的とする動作中に自分の身体がどのような状態にあるかを認識する力のことです。

 

この内的認識力を働かせないままトレーニングを続けてしまうと、目的としている効果を出せないばかりか、マイナスの学習として逆にパフォーマンスを下げてしまうことがあります。

 

トレーニングの目的は、あくまでもパフォーマンスアップのためであり、出したい動きを獲得するためのものです。

 

プラスの学習をさせるためにもしっかりと内的認識力の伴ったトレーニングをする必要があり、内的認識力を向上させる1つの要素として実感を持たせることが重要であると強く感じています。

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何を実感してもらうか

具体的に何を実感してもらうかというと、

  • 身体の何処が使いやすくなったか
  • または動きにくくなったか
  • その競技の動きとしてどう動きやすくなったか

 

この3点を主に実感してもらうようにしています。

 

 

トレーニングを指導して逆に動きにくさを感じる選手もいると思います。

それをどう解釈して新たな指導を考えるかの思考も大事になってきます。

 

集団で指導する場合、特に感じにくい選手に時間はかけずらいですが、こういった選手こそしっかり実感してもらえるようにする必要があります。

 

実際にどのように指導をしているか

 

できるだけ実感してもらいやすいようにプレゼン方法を考えています。

 

全体としては下記のような流れで変化を感じてもらうということが、とても重要だと感じています。

 

目的動作の確認→トレーニング→目的動作の確認

 

この流れの中で効果を感じられないとトレーニングを続けません。

何のためにしているのか目的意識が薄れ、ただ単にこなすだけのトレーニングになってしまいます。

 

またトレーナーの意図した変化を強要するのではなく、そういった変化が出ていない選手にも目を向けることが重要です。

なぜ変化が出ていないのかを考察し意図する変化を感じてもらえるように新たに口頭での指導を加えたり、アシストとなるトレーニングを指導する必要があります。

 

その他、トレーニング指導の際は身体の状態を認識させるような声かけをするようにしています。

上述した内的認識力です。(外的認識力については今回は省きます)

 

 

  • 重心がどこにあるのか
  • 余計な力みがないか
  • 目的部位に目的とした刺激が入っていることを感じられているか
  • etc

 

こういった点について声かけをしながら指導をしています。

どうやってするかと共に何を感じながらするかが重要です。

 

まとめ

トレーニング指導の際は、トレーニングをすることでどんな効果(動きの変化等)があるのかなどを実感できるように構成することが重要であると考えています。

 

方法論を伝えるだけでは選手のパフォーマンスは上がってきません。

継続して実感を重ねたトレーニングを積むことで内的認識力も向上してきます。

 

変化を実感しづらい選手に対しても、どうすれば実感できるのかを考え、別の方法、声かけで指導するということが重要です。

 

全てはパフォーマンスアップのために、何が効果的なのか常に考える思考も重要であるとつくづく感じています。

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最後までお読みいただきありがとうございました。