トレーナーと病院の関わり方、これを知らずにトレーナー活動はするな!

「どこかすぐに診察してくれる整形外科の病院とかクリニックは知らないですか?」

皆さんはこの質問にすぐに答えられますか?

 

JARTAトレーナーの藤田です。

 

チームをサポートしていると、すぐに診察してくれる病院について必ず質問を受けます。

誰から聞かれることが多いかというと、もちろん指導者(監督・コーチ)や選手がほとんどですが、稀に保護者の方から質問を受けることもあります。

 

この質問が実はとても重要で、答えることができないというのでは信頼を落としてしまいます。

 

トレーナーと病院の関わり方、これを知らずにトレーナー活動はするな1

 

どう対応するか

理学療法士仲間から仕入れた情報や、インターネットなどで調べた情報をチームの監督やコーチに伝えるのですが、特にチームの所在地にどのような病院があり、どのような対応をしてもらえるか、しっかり把握するようにしておきます。

 

把握しておくことで重要な情報とは、

  • 所在地
  • 診察時間(休診日や救急対応の有無)
  • 初診でも可能か
  • スポーツDr.かどうか
  • スポーツDr.の専門分野(膝・肩など)
  • スポーツDr.の専門競技(経歴を見れば分かります)
  • レントゲンやCT、MRIの有無 など

 

以下詳しく見ていきましょう。

所在地

可能な限り近いところがいいです。

迅速な対応が必要な場合もありますし、受診後に練習を行うこともできまた練習後に受診することができるからです。

 

受診のために練習を1日空けてしまうより、近くで受診ができ少しでも長くチームでプレイできる方がチームにも迷惑はかかりません。

 

診察時間(休診日や救急対応の有無)

スポーツ外来をしているところは基本的に夜診をしていることが多いのですが、曜日が決まっていることもありますので要確認が必要です。

また試合は土日祝日が多く休診日にあたることがほとんどですので、土日祝日も診察をしてくれるようなところ知っているのでも違います。

 

初診でも可能か

ほとんど大丈夫ですが、ときどき紹介状がないとダメだという病院もありますので事前確認は必要です。
 

スポーツDr.かどうか+専門分野や競技

かなり重要な情報です。
 

実際の現場でも「整形外科に診察に行って◯◯と診断されました。復帰まで◯◯週間、◯◯ヶ月安静ですと言われました。」ということは多々あります。しかし詳しく聴いてみるとスポーツDr.ではなく一般整形外科だということがほとんどです。

診断に関しては間違いないことの方が多いですが、一般整形外科医とスポーツDr.では、復帰までのプロセスや安静期間に違いがあります。

 

スポーツDr.であれば様々なバックグラウンドをイメージした結果、試合に間に合うようなメニューやリスクをしっかりと教えてくれます。特に専門分野や専門競技のチームDr.となればなおさら話は変わってきます。

 

レントゲンやCT、MRIの有無

見た目には凄く腫れていても実際にレントゲンやCT、MRIを撮ってみると何も異常がないということも多々あります。

そのためしっかりと設備が整っているかを確認することが重要です。今では超音波(エコー)を使用して診断してくれるところもあります。

 

トレーナーと病院の関わり方、これを知らずにトレーナー活動はするな2

 

受診後の対応

次に受診後の対応について考えていきます。

受診後に重要な情報は、

  • 診断名
  • 受傷箇所(骨折・靱帯損傷・肉離れ など)
  • 安静期間
  • 復帰時期
  • 復帰までに実施してもよい練習やトレーニング など

 

これらを把握していなければトレーナーとしてケガをした選手にどのように対応してよいのか判断に困り、選手を最短距離で復帰まで持っていくことができません。

またこの内容を普段から選手や指導者にも伝えておくことが重要です。

 

最善策は受診に同行すればDr.から色々な情報を聞くことができるのでいいですが、同行が難しい場合もあります。

あと、トレーナーがチームに所属しているということをDr.に伝えてもらうことも重要です。トレーナーの保有資格も伝えれば、Dr.も指示が出しやすくなるからです。

 

まとめ

トレーナーである以上、必ず質問される内容のため知らないではすまされず、知らなくては良い信頼関係を築くことはできません。

受診前や受診後で必要な情報は異なりそれぞれ必要な情報は把握し、指導者や選手・保護者にも伝えておくことが重要です。特に遠征時でのアクシデントは対応できないことがあるため県外での情報も重要です。

 

JARTAでは全国各地に認定スポーツトレーナーがいるため、急なアクシデントにも迅速に対応することができます。