エコロジカル・ダイナミクス・アプローチ入門





講師



内容詳細

近年着目されるスキル習得・運動学習理論であるエコロジカル・ダイナミクス・アプローチ、その実践方法である制約主導アプローチについて概説する。(全3部作)

各競技のスキルコーチ、ストレングス・コーチ、アスレチック・トレーナー、理学療法士などでは確かに指導領域は異なるが、「選手の運動学習を図る」という同じ目的を有している。

例えば、サッカーコーチはボールや味方・相手選手を用いて選手の運動学習を図る一方で、ストレングス・コーチは抵抗や重りを用いて運動学習を図る。
これらは全く異なる領域としてこれまで区別されてきたが、共通して生じていることは運動学習でありアプローチの方法が表面的に異なるだけである。
つまり、これら異なる指導領域に共通する背景理論が運動学習理論であり、その代表格であるエコロジカル・ダイナミクス・アプローチを学ぶことであらゆる指導領域に活用することができる(もちろん異なる競技に対して活用することもできる)。
従って、スポーツにおけるあらゆるコーチ・トレーナーに役立つ基礎教養的な講座を目指し、

 そもそもの運動学習理論とは?
 その中でのエコロジカル・ダイナミクス・アプローチの特徴とは?
 他のアプローチより優れている点は?
 そして、指導者は具体的にどうすればいいのか?

といったことを解説したい。
*全3部作
*個別での受講も可能ですが、全て受講いただくことをお勧めします。

■第1回 エコロジカル・ダイナミクス・アプローチとは?
■第2回 制約主導アプローチとは?
■第3回 アスレチック・スキルズ・モデルとは?