JARTA認定スポーツトレーナーとしての活動報告【京都大学野球部トレーニングサポート】

先日、JARTA認定スポーツトレーナーの寺田、松田、JARTA代表の中野の3名で、京都大学の野球部員を対象にトレーナー活動をしてきましたので、今後の課題も含めてご報告します。

 

はじめまして。高知県で活動しています、JARTA認定スポーツトレーナーの松田と申します。今回の記事は同行したトレーナーを代表して私が書かせていただきます。

今回、寺田と私は、野球部員数名のトレーニング指導を担当しました。(今回は体験・見学という形で、女子ラクロス部員数名と京大の理学療法学科の学生数名も一緒に参加していました)

 
京都大学野球部トレーニングサポート3
 

ちなみに自分たちに与えられた時間は1.5時間。

皆さんならこの時間内で、しかも初対面の集団を対象としてどのような指導を行いますか。自分達の行なった指導は以下の通りです。

 

1.本日の目的を説明
JARTAセンタリングトレーニング、一次姿勢の説明 等々

2.一次姿勢調整トレーニングを指導
・脊柱スパイラルストレッチ
・みぞおち・肩助面トレーニング
・大腰筋トレーニング
・立甲
・インナースクワット
・シッティングフロー
・フローティングダウン 等々

3.質疑応答

このような流れでした。

 

1.5時間経過後、授業のために抜ける選手もいましたが、結局は全体練習の終了後に個別指導など含めると合計2.5時間ほどの指導時間でした。

 

野球部員、女子ラクロス部員、理学療法学科学生の皆さん、ちゃんと話しを聞いてくれて、トレーニングも真面目に実施してくれました。

トレーナーの指導が適切ならば、どんどん進化するんだろうなと感じました。

 

逆に言えば、トレーナーが間違った方向性のトレーニングを示せば選手達は本来のパフォーマンスを発揮できないということも実感しました。(マイナスの学習といいます)

 

なぜそう感じたのか。

 

選手はトレーナーのことを信頼しています。(あまり信頼されていない場合もありますが・・・)信頼しているトレーナーが指導してくれたことならば、それがたとえ間違っていたとしても全力で取り組んでくれます。

「努力するのは選手の責任ですが、努力(トレーニング)の方向性を示すのはトレーナーの責任です。」

京都大学野球部トレーニングサポート2

選手とトレーナー、お互いが信頼し合っていても、トレーナーが間違った指導をすれば選手の努力は報われません。どんなトレーナーも選手を悪くしようと思って指導することはないです。

 

しかし、現実にはトレーニングの方向性を間違えて(このやり方が正しいと思い込んでしまって)、選手に無駄な努力を強いる場合もあります。ですから、我々トレーナーは選手が結果を出せるよう常に考え、準備し、行動するという努力が必要だと感じました。

 

今回のトレーナー活動で自分達の課題として、次のものを挙げました。

1. トレーニングの目的、期間(期限)、程度をもっと明確にする必要がある。

⇒今回は少し提供するトレーニングの種類が多かった。もう少し種類を絞って、トレーニング実施の質を高めることが必要だった。

2.トレーニングと野球の動きを関連づけて説明し、そのトレーニングに取り組む意義をしっかり伝えることが必要である。

⇒トレーニングの効果はすぐに出るものではないです。日常生活の中で何度も何度も繰り返して行うレベルのものもあります。

そのトレーニングを行うことで、未来の自分がどのようなパフォーマンスを発揮できるのかを伝えることが重要でした。さらにその姿を選手が具体的に思い浮かべることができるようになれば、トレーニングへの取り組みは飛躍的に向上すると思いました。

3.選手をどんどん上達させてモチベーションを更に上げていくことが必要である。

⇒大半の人がそうだと思いますが、出来なかったことが出来るようになると楽しいし更にやる気が出てきます。何度も何度もトレーニングを繰り返せば誰でもある程度上達するのは当然です。

トレーナーは的確なポイントを指導して、選手を最短距離で目標まで連れて行く技術が必要だと感じました。
 
京大硬式野球部 田中英祐投手の立甲

(今秋のドラフト候補、田中英祐投手の立甲)

 

今後も京都大学サポートはJARTAが継続して行なっていく予定なので、次回参加の際には今回の経験を活かしたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

JARTA認定スポーツトレーナー

寺田 智博
松田 純一

京都大学野球部トレーニングサポート1