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2015年10月03日

第3期 JARTAイタリア研修報告 ~No.3~

JARTAイタリア研修で学んだこと
臼井 美由紀5
認定スポーツトレーナーの臼井です。

第3期JARTAイタリア研修に参加し、学んだこと・感じたことを報告させていただきます。
 

動機

私がイタリア研修に参加しようと思った動機は、
・中野代表のプレゼンや選手指導を現場で見て学びたかったこと
・海外の一流選手の練習を見てみたかったこと
・自分の経験値を増やしたかったこと
 
イタリア人チームへのトレーニング指導は、それほど難しいことではないだろうと軽く考えていました。
 

失敗談

伝えたいことが、全然思い通りに伝わらない!!!
 
モンテシルバーノというU-16のフットサルチームで、トレーニング指導を行いました。
「切り替えしの反応速度を上げるためのトレーニング」
幟さんが指導したサッカーチーム、沖本さんが指導した日本人留学生を経て、同じ内容で3回目。
 

  • 説明を端的に
  • 実際のプレーへの活かし方をわかりやすく
  • 有用性・必要性を感じてもらえるように

 
この3点を特に意識して、プレゼンの内容は3人で何度も再考しました。
 
自信を持って伝えられると確信していました。
 
実際は、想定外のことが次々と起こり、全然思い通りに伝えることができませんでした。
 
言葉の通じる日本では、ただ言葉数並べるだけで誤魔化すことができる内容も、まったく誤魔化すことができません。
 
現場での臨機応変な対応、伝えることの難しさを痛感しました。
そして、伝えるには、伝えたいという情熱・熱意が大切であることも教えていただきました。
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 【教訓】

もう一つ、イタリア研修を通して学んだことがあります。
 
それは、言い訳しないこと!
 
今回、トレーニング指導をするにあたり、上手くできない言い訳が山ほどありました。
 
言い訳をしていても何の解決策にもならなくて、その言い訳にしてしまった事実と向き合い解決していくことが、前に進むための唯一の方法だということを改めて学びました。
 
真剣勝負している選手に、こちらも真剣に向き合わないといけないということを、言葉ではなく、経験として感じることができました。
 
今まで言い訳して後回しにしていたことを、これから一つずつ解決していこうと思います。
 
ラツィオの見学
ローマに着いて、初日と2日目。
イタリアセリエA ラツィオのユースのフィジカルトレーナー、トップチームのフィジカルトレーナーの方々と、それぞれ対談する機会を設けていただきました。
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ユースのトレーナーさんからは、下肢のバネ機能を大切にしたトレーニングの方法を教えていただきました。
トップチームのトレーナーさんには、主に中野代表がJARTAのトレーニングについてのプレゼンを行いました。1時間以上に及ぶプレゼンでも、常に相手のニーズに合わせた内容を提示することで、非常に興味を持たれていました。
最後には、監督さんも見に来られていました。
そして、それを見学していた私自身も、中野代表の熱意を目の当たりにし、更にがんばろうって思えました。
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まとめ

主にインプットすることを動機に参加したイタリア研修では、アウトプットの重要性を学びました。
予想以上に辛かったこともありましたが、予想以上に楽しく学ぶことが多い研修でした。
この経験を活かして、今後どんどんアウトプットしていこうと思います。
 
研修に関わったみなさま、最後まで読んでくれたみなさま、ありがとうございました。
臼井 美由紀