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2016年08月16日

スポーツトレーナーに必要な3つの目

みなさんは「3つの目」という言葉を耳にした事がありますでしょうか?
 
スポーツトレーナーとして携わって行く為には3つの目が必ず求められます。
その3つの目を養い多角的な視点をもって物事を捉えることが大切です。
 
今回はチームそしてトレーニングメニューを例にお伝えします。
 

認定スポーツトレーナーの谷口です。
 
 
「3つの目」とはすなわち「鳥の目」 「虫の目」 「魚の目」を指します。
 
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鳥の目

 
「鳥の目」とは全体を大きく捉える視野の事を言います。
 
チームの今の問題点は何か?
それを解決するためにはどうしたらいいのか?
トレーニングであれば、今の流行は筋を肥大させるのにフォーカスしているのか?
それとも筋ではなく体の使い方にフォーカスされているのか?
といったものを指します。
 
何をするにも一つだけに集中しこだわり、視野を狭くしてしまうと上手く行かない場合も多いです。
 
まずは、全体像を把握する為に必要な鳥の目が必要です。
 
 
 

虫の目

 
「虫の目」とは鳥の目とは対照的に細かい視点で捉える視野の事を言います。
 
つまりチームではなく選手一人一人の長所や短所をとらえ、パフォーマンスアップさせるためにはどうすればいいのかといった視点です。
 
トレーニングであれば、トレーニングメニューや種目にこだわりそれを徹底的にやりぬくといったものが当てはまります。
 
全体像を把握した上で個別に対応していく為に必要な虫の目が必要です。
 
 
 

魚の目

 
最後はトレンドや世の中の流れを掴む先見の目の事を言います。
 
今の選手のパフォーマンスアップだけを考えるだけでなく、将来の姿をイメージしながらトレーニングを提供できているかといった点です。
特にジュニア世代において過剰なウエイトトレーニングなどをさせていないでしょうか。
 
私であれば、伸長の伸びが落ち着くまでは骨盤/胸郭/脊柱などの可動性バランスの向上に重きをおいて実施しています。
今の結果だけにこだわらす、将来大きな花が咲くようにしっかり準備をさせてあげるのもジュニア世代に関わるトレーナーに必要な待つといった眼差しです。
 
また、トレーニングであれば新しいトレーニング方法に対する情報や知識、今後の流れを捉える事が求められます。
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まとめ

 
自分自身にあてはめると、どのタイプの目を中心に世界を捉えているかわかると思います。
自分に足らない目を養い3つの視点を持つ事で、トレーナーとしてさらに成長していくのではないでしょうか。
 
JARTA認定スポーツトレーナーであれば
選手に貢献する為には、手段に囚われずセンタリングトレーニングを中心としたトレーニングを提供し『ゆるんだ身体』を作り上げる事で『アブレスト能力』 『格定力』 『早度』を最大限に高め選手の伸びしろを伸ばすといった3つの目を有しています。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。