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2016年04月23日

なぜ腫れも浮腫みもなかなか引かないのか・・・。

スポーツをしている限り怪我がつきものです。
 
というのが現在の現場の現状であると思います。
 
慢性障害をなくすという視点の前に少しでも早く怪我から復帰させたい、あるいは早く復帰したいという思いが誰しもあるのではないしょうか?
四国香川県で活動しております。赤山僚輔です。
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術後のリハビリテーションや怪我からの復帰でいつも問題になるのが患部の炎症や浮腫からくる可動域制限や筋力低下です。
患部へのアイシングや可動域訓練、筋力訓練をしていても一時的に機能が改善してもまた運動量が増大し炎症を繰り返したり、リハビリの進行が思うようにいかない経験がある方も多いかと思います。
そのような時に重要な視点となるのが、
全身循環の改善
です。
またそのなかでキーワードとなるのが
リンパの流れ何もしていなくてもしていることです。
 

リンパの流れで把握しておこうべきこと

それはずばり、
左の胸の硬さをとっておく
ということです。
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ご存知の方も多いかもしれませんが全身のリンパの流れは左右の静脈角から鎖骨下静脈へ流れ、リンパ系が血管系へと繋がっているのです。
 
そのなかでも右上半身以外のリンパの流れは全て左の静脈角への戻ってくるようになっています。
 
そのためふくらはぎや、鼠径部など局所のリンパの流れをいくらよくしても左の静脈角及び鎖骨下静脈付近の硬さがあれば根本的な改善に繋がらないのです。
 
しかしただ左胸の硬さをとるといっても大胸筋のストレッチをするだけでは不十分です。
 
硬さの要因は筋もあれば筋膜も皮膚も、また関節の動きもあれば経絡の問題もあります。
そういった要素を関係主義的に捉えて左胸周りの硬さを根本的に改善することで全身のリンパの流れが非常によくなるのです。
 
イメージ的には左胸がリンパ全体の流れの最後の関所で、他のリンパ節が途中の関所という感じです。
 
最後の関所が閉ざされているのに途中をいくら解放しても一時的であるのは誰でもイメージできると思います。
 
またその硬さを関係主義的にとるとこで人が何もしていなくも無意識にしていることを改善することに繋がるのです。
 
何もしていなくても・・・。
 
そう、それは呼吸です。
 

無意識にしている呼吸だからこそ循環には重要

 
呼吸は1日2万回以上もすると言われています。
その呼吸で本来動きべき部分がなんらかの原因で硬くなっていたらどうなるでしょう。
呼吸によって全身に循環する血流や筋の収縮弛緩の影響で還流するリンパの流れが悪くなったり偏りが出てくる可能性があります。
呼吸機能として横隔膜の動きは一般的ですが、胸郭の上端である第1肋骨や鎖骨、胸骨含めた胸部の柔軟性は非常に重要な要素となります。
そうなるとさきほどの左胸の硬さを根本的に改善することは、リンパ系にも血管系にも呼吸機能にも好循環をもたらす可能性があるのです。
もちろん腹腔の硬さを自律神経機能とも合わせながらアプローチすることも根本的な呼吸機能を改善するためには重要となります。
 
このように循環という観点でリンパ・血流・呼吸機能・自律神経機能に対して包括的な視点やアプローチを学べるセミナーを今年より開始しております。
 
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5月6月は代表的な下肢の不良アライメントであるニーイントーアウトを評価・改善するセミナーと同時開催致します。
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