『無駄な経験はなにひとつない!』イタリア研修から学ぶこと僚輔

JARTAイタリア研修は学ぶものの宝庫である。

それが例え専門外のスポーツであってもどのように自分の中にインストールでき、スパイスを加えて自分なりの提供ができるかが重要である。

 

認定講師の田中紀行です。

 

今回は3月9日から8日間の日程で参加したイタリア研修についてのお話を書きたいと思います。

私は普段パーソナルで選手に関わることが多いので、サッカー関連の内容が多いイタリア研修はチームスポーツから学び、自分の見聞を広げるつもりで参加しました。

ところがイタリア研修から得たものはもっと本質的なものでした。

 

【イタリア研修の主な内容】

今回のイタリア研修の中身を簡単にご紹介します。

◆セリエAフットサルチームの施設・練習見学、チームトレーナーからのレクチャー、トレーニング体験、チームへの指導体験、ディスカッション

◆イタリアトレーナー協会とのディスカッション:評価機器を用いた選手管理方法とデータ分析

◆セリエAサッカーチームのユースアカデミーの施設見学、テクニカルディレクター・フィジカルスタッフとのミィーテイング、練習見学、

◆スタジアムでの試合観戦(インテルvsボローニャ)

移動を除いた5日間でこれらの内容をがっつりと学びました。

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(セリエAフットサルチームの練習場面)

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(セリエAサッカーチームのトレーニング設備)

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(スタジアムでの試合観戦)

 

【選手にとってSpecialな存在になること】

すべての方が共通して言っていたことです。

どんな素晴らしい技術やどんなに幅広い知識をもっていたとしても選手のハートに響かなくてはなんの意味もありません。それはパーソナルやチームで関わると言う前提ではなく本質的に言えることです。

 

イタリアの選手たちは特に顕著にその部分を表現します。

 

面白く興味のある練習やトレーニングには目をキラキラさせてテンションを上げて没頭します。

逆の場合は、集中力を見せずにやる気のない態度を示し、時には練習中にも関わらずいなくなったりもします。

日本人選手はというとその様な態度をする選手はほとんどいません。しかし、とことん自分に妥協なくパフォーマンスアップに取り組んでいるかと言うとそうではない事が多いです。

この部分が日本のトレーナーの甘えになりやすいとも言えます。

 

パフォーマンスが上がらないのを選手のせいにしていないですか?

 

自分の持っているすべてのものを選手に提供できるように、常にアップデートしていますか?

 

トレーナーとして選手に関わることの中で重要な事は、

『シンプルに選手のために必要な事をする』

ということです。

これが効く・あのトレーニングは素晴らしいと言った自己満足のものを提供するのではありません。

 

トレーナーは常に選手の発するサインを感じ取り、それを自分の中で変換し、選手の求めているものを提供する事を繰り返し行う必要があります。

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(さまざまな表現や動きを交えて熱心にトレーニング指導するダンテ氏)

【イタリア研修が教えてくれたこと】

イタリア研修は、そんな自分の甘えた気持ちを根底から叩きのめしてくれます!

良いトレーニングを提供でき、選手が自ら繰り返し取り組んでくれるか、その点を追求するのがまだまだ甘い事に気づかせてくれました。言葉の壁は全く関係ありません。

 

選手を取り巻く環境は監督、コーチ、トレーナーだけでなく生活、施設、文化等様々なものがあります。トレーナーは常にそれを知る努力を怠ってはいけませんし、自分の小さなプライドで知ることを制限してはいけません。

やってやりすぎることなんかはひとつもないのです。やってみないと始まりません。日常がそんなトレーニングの場であることをこの研修を通じて改めて学ぶことができました。

 

【イタリア研修の勧め】

イタリア研修を行くことを迷われている方は、是非一歩踏み出し参加してみてください。

人間力を大きく向上するきっかけしか待っていません!もちろん甘くはありませんが…(笑)

この熱い気持ちが皆様に届きますように!

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(今回参加した認定スポーツトレーナー:インテルアカデミーにて)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。