第3期 JARTAイタリア研修報告 ~No.1~

こんにちは。認定スポーツトレーナーの幟です。

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9月1日~8日までJARTAの海外研修でサッカーの本場イタリアに中野代表、臼井、沖本、幟の4名で行ってきました。

 

今回は、自分がトレーニング指導して感じたことやセリエAのフットサルやバスケットボールのフィジカルトレーナーをしているダンテさんから学んだことを中心に研修の報告をさせて頂きます。

 

■トレーニング指導

私は、研修2日目(初回)にオスティアマーレ U-16に対してトレーニング指導を担当しました。

今回は、テーマを「切り返しの速さを変える」とし、股関節や脊柱にフォーカスしたトレーニングメニューを3人で考案しました。

テーマや内容は行きの飛行機で指導内容を3人で考案、イタリア到着後に中野代表とコーディネーター兼通訳の吉田輝さん(アキラさん)にプレゼンテーションしアドバイスをもらいます。そのアドバイスをもとに再度3人で内容の修正や指導練習を繰り返しました。

 

・与えられた時間は、30分。

 

皆さんは、初めて関わるチームに30分で自分が指導するトレーニングのコンセプトを理解してもらい、指導をすることが出来ますか?

もちろん興味をもち、続けてもらえるトレーニングでないと意味がありません。

 

・いかに仕切れるか!

 

イタリア人の特徴を考えた上で全体を統括する必要があります。そのためには、説明の方法(簡潔に)や間の取り方、選手の習熟度をみながらの時間配分、選手との距離…日本で指導するとき以上に考える必要がありました。

また、指導する際には選手だけに注目しがちですが、サポートしてくれるトレーナーやコーチ、今回でいうと通訳のアキラさんといったサポートメンバーも含めて全体統括しなければならない(仕切る!)ことを改めて感じました。

 

…指導後には、反省会(良かったところではなく、悪かったところのみを言うことに!)でまた凹みます。

 

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■ダンテさんとの出会い

今回の研修から新たに追加されたのが、フィジカルトレーナーのダンテさんの指導見学です。

 

ダンテさんは、セリエAのフットサルやバスケットボールチームなど4チームのトレーニング指導をされています(イタリアではフィジカル・メディカルといった分野が分かれているため、チームに関わる時間がある程度決められているので掛け持ちが可能だそうです)。

ダンテさんはいろいろな情報を柔軟に収集されているようで、JARTAコンセプトにも非常に興味をもたれていたようで、私達と会うことをとても楽しみにしていてくれました。

 

ダンテさんは、トレーナーがトレーニング指導をするときや選手・チームと関わる上で重要なことなどたくさんのお話をしてくれました。食事中や移動の車内でも私達の質問に情熱的に返答してくれました。

 

その中から名言をいくつか紹介しますね。

パラシュートであれ!

トレーナーはパラシュートのように常に均等に布を開いた状態で均等に空気の圧力をうけないと、安定した飛行はできないし墜落する可能性がある(⇒トレーナーは常に頭や心を開いた状態で様々な情報を収集しなければ選手やチームに正しいトレーニングを導できず誤ったトレーニングを指導することになる)。

 

良いトレーナーは良いものを勉強して自分のものにする

 

良い情報を得たら、まずは自分のものにしてから選手に指導する。

※これはJARTAのセミナーでも言われていることですね。 私達がトレーニング指導したことをダンテさんが選手の前で真似することはありませんでした。トレーニング内容には興味をもってくれたようで、練習して自分のものになったら選手に指導すると話されていました。ちなみにクレーンを見せると「家に帰って練習するから、明日は歯がないかもしれない」と冗談を言ってました。

 

・パッション&笑顔が重要だ!

情熱(熱意)をもって接すれば必ず選手に伝わるし、笑顔で接すればコミュニケーションを図ることができる。

 

第4期から、ダンテ塾が必須になるかもです!!

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■最後に

約1週間の研修でトレーニング指導では本当に苦しみましたが、自分の良いところ・悪いところをさらけ出せたので(私の性格上、普段の生活の中で自分をさらけ出すことはまずありません)、今後に生かせる貴重な経験ができました。

ダンテさんやアキラさん、イタリアで頑張っている若き日本人留学生など素敵な方々に出会うこともできました。

そして、中野代表や普段は違う地域や職場の認定スポーツトレーナーと意見交換しながら海外で研修を過ごせることも他ではできない経験だと思います。

 

今回の経験を生かして、今後も挑戦し続けていきます!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

幟宏美