チームパフォーマンスをあげる3つの要素

スポーツパフォーマンスが高いということにおいて、例え個人競技であったとしても「個人の実力・能力だけが高まれば良い」という考え方はとても危険です。

 

北海道のJARTAトレーナーの犬尾です。

 

サッカーや野球などのチーム競技においてはなおさらであり、特に上を目指すには「個人の実力・能力だけが高い」ことがそのまま「勝利」に結びつかないのは自明の理であります。

JARTAのトレーナーがチームに関わる上で、チームがどうやったら良い方向にパフォーマンスを上げることが出来るのか?

 

これを知ることによってあなたは、1ランク上のトレーナーとして、個人やチームでのハイパフォーマンスを実現させ勝利を導く上で、重要な視点を手に入れることが出来ます。

今回からそれを紐解いていきます。

 

JARTAコンセプト

JARTAのコンセプトは、何もアスリート個人の身体パフォーマンスを上げることだけに使えるものではありません。

JARTAのコンセプトを理解し、視点を変えることによって、チーム競技におけるパフォーマンスの要素も把握することが出来ます。

 

今回から、「チーム力」これについて深く追求していきたいと思います。まずは、JARTAのコンセプトである「統合化」「関係主義」の概念。

チーム競技がハイパフォーマンスを実現する上でもこれが当てはまります。

 

特に主要な要素は3つあります。
チームパフォーマンスをあげる3つの要素

① 個人の力
② マネジメント・サポート力
③ 認識力(内的・外的)

 

これらは、1つだけを取り上げて向上させたとしても、全体のバランスを崩してしまい、結果的にチームパフォーマンスは下がってしまいます。

 

まず個人の力。

サッカーでFWだけズバ抜けて能力が高くても、チームとして勝てるわけではありませんよね。11人の中で1人だけ個の力を伸ばしても、チームとしてパフォーマンスが高いとは言えないのです。

「チームの勝利」において、個の力が高いことは必要条件であるが、十分条件ではないのです。

 

次にマネジメント力。

例えば、戦略や体制、監督などをコロコロ変えていったところで、いくらそれらが優れたモノだったとしても、パフォーマンスを劇的に向上させることには繋がりません。

プロでも勝てないチームでは、よく見かけますよね。

 

最後に認識力ですが、これは内的と外的に分けることが出来ます。

ここでいうチーム内での内的認識力とは、「人間関係」であったり、「共通認識」であったり「コミュニケーションの質」であったりします。

外的認識力とは、チームの外への認識力を指します。例えば、「相手チーム」「応援してくれる人」「社会的立場」などのようなものです。

 

これらの要素だけが例えよかったとしても、肝心な①個人の力や②マネジメント力がなければ、チームは勝てないのです。

 

1つの要素だけを上げたら、全体が変わるだろうと見込む考え方を「要素主義」と言います。

ですが、大切なのは3つのバランスなのです。

 

これら3つはどれか1つが変化すれば、他の要素にも必ず影響するように出来ています。

それぞれの要素を理解した上で、お互いの関係性を把握しながら進める考え方を「関係主義」と言います。

 

我々トレーナーは、自分が相手にする選手だけのパフォーマンスを考えていれば言いわけではありません。

チームが結果を出すためには、トレーナーが全体像の関係性を掴んでいるのか、一部分しか見ていないのとでは、言動・行動が変わってくるからです。

 

今回は、JARTAのコンセプトをチームビルディングに当てはめて解説しました。

 

チームビルディングとJARTAの概念の融合。

 

これを把握できるトレーナーは、「選手・チームの勝利になくてはならない存在」になるはずです。

 

次回はそれをもっと紐解いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。