試合帯同時に行うコンディショニングにおけるポイントとは

この時期、試合会場に行くとトレーナーの方が各チームに帯同し活躍されている場面が多々見られます。

試合の前や次のラウンドに向けて選手達の要望に応じながらコンディショニングにあたる事だと思います。

試合が重なるにつれて足が張って来るなどの違和感を感じ、本来のコンディショニングを維持できず、筋をほぐしてもらうように訴える選手。

それに答えようと一生懸命にマッサージやストレッチなどで緩めるようとするトレーナー。

しかし、ちょっと待って下さい。

数分後 数時間後に試合があるのにそんなにほぐしていいのですか?

 

自分自身が行ったマッサージやコンディショニングによる弊害はないでしょうか?

 

 

関西認定スポーツトレーナーの谷口です。

 

 

筋肉は弛んでいる方が体の状態が良いことは選手自身も理解しています。

 

しかし、トレーナーは筋肉が張っているからその部位を緩めるなどの対処になりその部位 筋肉が張ってくる原因に対してアプローチできているでしょうか。

 

また、強く揉み過ぎた事による筋の微細損傷や浮腫の誘発、オーバーストレッチとなりスポーツに大切な伸張反射が起こりにくい状態になっていないでしょうか。

 

 

もう一度何のためにコンディショニングを行っているのか再考すべきです。

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私達が行うコンディショニングはパフォーマンスUPを目的に行っていくべきです。

コンディショニングの先には同じベクトル上に必ず選手のパフォーマンスUPに繋がる必要がありあります。

 

 

大切な事はハイパフォーマンスを発揮できる適切な体の状態にしなければいけません。

 

 

 

 

では、どこを緩めること最優先するべきか

 

 

 

JARTAで何度もお伝えしているようにハイパフォーマンスを発揮する為にはいかに大腰筋を機能的に使える状態にあるかということです。

 

しかし、ここで気をつけなければならない事があります。

 

大腰筋の周囲には自律神経・動脈などが近くにある為、試合の途中で腹部を直接刺激しアプローチする事は自律神経が過敏な状態であり且つ、ストレス緊張などによる内蔵の負担を考慮するとリスクがあります。

 

考えるべきは大腰筋に直接アプローチするのではなく十分な機能を発揮ように間接的にアプローチする事です。

 

 

例えば

  • 大腰筋の起始・停止の間にある腰椎・仙腸関節や股関節に可動性がないと本来の働きを発揮できません。

 

  • 拮抗関係にあるハムストリングス上部(ハムストリングス下部は大腿四頭筋との拮抗関係)を働きやすくする事で大腰筋の機能を高める事も出来ます。

 

 

  • 経絡に沿って考えることで足趾の硬さを取ることでも働きやすい環境を作ることも出来ます。

 

上記のものを実施した上で必要な箇所に収縮を促すようなワークを取り入れる事より賦活する事が可能となります。

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まとめ

 

 

選手の訴えに対してアプローチする事は大切ですがその延長線上にパフォーマンスUPがあることを忘れてはなりません。

自分自身が行ったマッサージやコンディショニングによる弊害もあるのです。

 

 

全ては選手のパフォーマンスUPの為に!!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。