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2014年04月28日
京都大学野球部でのトレーニング指導|JARTA活動報告
先週、京都大学のJARTAトレーニング研究チームからの依頼で、同大学の野球部数名のコンディショニングとトレーニングの指導に行ってきましたのでご報告します。
代表の中野崇です。今回は京都大学野球部で活動報告です。
晴天のもと、グラウンドに治療ベッドを用意していただき、コンディショニングの段階から屋外で実施しました。選手もかなりまぶしそうでした。
京都大学にはプロ注目投手である田中英祐投手がおり、はじめは田中投手のコンディショニングとトレーニング指導から行いました。
田中選手は、京都大学から初めてのプロ選手が誕生するかも知れないと、注目されている選手です。
参考) 京大卒プロ野球選手が誕生か!?プロ注目右腕田中英祐投手
施術ポイントや詳しい内容は公開できませんが、かなりの素材であることは確かです。
田中投手には、プロでやっていくための身体作りや投手としての重要ポイントを押さえたセルフコンディショニングの方法、トレーニング理論と方法をしっかりと説明しました。
スパイラルストレッチ
方法論はともかくとして、JARTAトレーニング理論はかなり難しいので、普段は選手にはわかる範囲で必要最低限だけ説明します。
ただそこはさすが京大生。理解が早く、かなりの部分まで興味を持っていただいたので、それなりに深いところまでお話しました。
臥位での大腰筋調整
股関節スクワット
スパイラルスライド
台所事情の問題もあり、リーグ戦では連投が求められる状況が多いだけに、的確な身体の使い方を研ぎすましてケガなくパフォーマンスを向上させていってもらいたいです。
その後はもう一人腰痛の選手を治療し、続いて全体に対するトレーニング指導です。
初回だったこともあり、まずは一次姿勢の重要性について解説し、JARTAセンタリングトレーニングから一次姿勢を構築するためのものをピックアップして練習してもらいました。
インナースクワットの指導場面
少し動きが出来上がってきた後、今度はスピードアップ系トレーニング、投球速度向上系のトレーニングと進みました。
どちらも初歩の簡単なトレーニングを行いました。
四股立ち
京都大学ということで勝手に頭でっかちな選手ばかりというイメージを持っていましたが、みなさん理屈だけでなくしっかりと感覚も重視されてトレーニング行っていただけました。
選手のみなさん勝手な先入観を持ってしまい、申し訳ございません。
十分な時間はかけられませんでしたが、今回の基礎トレーニングを継続するだけでも必ず効果は出てきます。
今後はJARTA認定スポーツトレーナーたちにもサポートに入ってもらい、継続的にサポートしてゆく予定です。
同大学の他の運動部からの依頼も来ていますので、関西近辺の認定スポーツトレーナーの方にはそのうちJARTAから募集があると思います。
その折にはぜひご協力お願い致します。