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2015年09月24日

「JARTA認定スポーツトレーナー」を目指したきっかけ / 高塚 政徳

私が、JARTAのセミナーを初めて受講したのは約2年前の2013年11月でした。
 
私はそこから半年ほどの期間で認定スポーツトレーナーを取得しました。
高塚 政徳5

私の住む北海道から短期間で、受講費に加えて交通費・宿泊費をかけて大阪や東京へ足を運んで学ぶことは、体力的にも金銭的にも簡単なことではありませんでした。
 
なぜ、JARTAの学びを開始したのか。少しでも早く認定スポーツトレーナーになると決めた理由はなんだったのか。
 
認定スポーツトレーナー高塚の当時の状況を振り返ってみたいと思います。
 
「スポーツ現場に出ている理学療法士にはなれた」
 
当時、私は理学療法士として6年目となり、学生時代から絶対にやりたいと考えていたスポーツ現場(個人として、病院として、ボランティアでの関わりなど様々な形で)での活動も頻繁に行わせて頂けるようになっていました。
 
サポートさせて頂いているチームの結果が、たまたま上向きになっている時期だったこともあり、自分がチームに関わることがプラスになっているのだという漠然とした自信を持ち始めている頃でした。
 
「自己満足のレベルに過ぎなかった」
 
チームにとって一番大事な大会で、トレーナーとしての力量が圧倒的に足りていないことに気づかされることがありました。
 
詳細は書けませんが、個別対応、チーム全体のコンディショング指導(トレーニング含め)も上手くいかず、大会に向けて主力選手のコンディションが思ったようには上げられないままチームは敗退してしまいました。
スクリーンショット 2015-09-24 15.17.38
出来る限りの対応はさせて頂きましたが、一番大事なタイミングでほとんど彼らの力になることができていなかったのです。
 
自分よりもレベルの高いトレーナーが関わっていたらこのチームの結果はどうなっていたのか。
 
トレーナーの責任は思った以上に大きいのではないか。
 
このまま単に経験を積むだけではいつまでたってもチーム・選手の勝利や成長には貢献できないかもしれないという危機感を感じました。
 
トレーナーとして、スポーツに関わらせていただいている以上は、現場に出ているということでの自己満足ではなく、トレーナー側が現場から必要性を感じてもらった上で求められるレベルになりたいと強く思うようになりました。
 
「自らのトレーナーとしての基準を上げたい、可能性を広げたい。」
 
そんなタイミングで、JARTAとの出会いがありました。
自分にとって、直感的な部分もありましたが、JARTAの理念・コンセプトを聞いた時に、少しでも早くこの学びを自分のものにするために、最短で認定スポーツトレーナーになることを決意しました。
 

認定スポーツトレーナーとしての現在と、これから

 
認定スポーツトレーナーを取得することだけでは、JARTAが大事にしている「選手のために」には至らず、成果を出して行くためには、そこから一つ一つ積み上げて行く作業が必要になります。
私は、認定スポーツトレーナーになってからはとにかく現場で実践し、試行錯誤してきました。対応できることは確実に増えていますが、最初のころはうまくいかないことも多く、いまだにJARTAでの学びを生かしきれていないなと思うことも多々あります。まだまだ理解を深めていかなくてはいけない状況です。
 
トレーナーのレベルを上げるための道程には終わりがなく、「これでいい」ということはなく、トレーナーとして一人の人間として常に成長して行かなければいけないことだと思います。
今後、自分自身の可能性を広げるためには、現状に満足せず、ここからどう行動するかが重要になってきそうです。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。