NEWS(最新情報)
2014年07月10日
静岡県のサッカーの名門校、常葉橘中学サッカー部の初回サポート報告
先日、常葉橘中学サッカー部での全体トレーニングに介入させていただきましたのでご報告いたします。
常葉橘中学サッカー部は、先日開催されました静岡県U-15サッカーチャンピオンシップ2014で、ジュビロ磐田ユースを破って優勝している強豪チームです。
JARTAからの紹介で、3人体制で担当することになりました。今回は、JARTAトレーナーの荒川が報告します。よろしくお願い申し上げます。
晴天のもと人工芝の専用グランドで初回を迎えることができました。25人を相手にトレーニングの提供は初めてで緊張しました。
初回の介入では
『チーム状況の理解、自分たちの必要性を感じてもらう』
をテーマに作戦を立て、臨みました。
JARTA代表の中野から「想像できる限りのことをシュミレーションすべし」とのアドバイスをもらい、シュミレーションを重ね、対応できる準備をしました。(作戦会議の内容は日を改めて報告します)
Ⅰ.チーム状況の理解
チーム目標
- どういうサッカーを目指しているのか
- 我々トレーナーに求めるもの
- 具体的にサッカーにおけるどの要素を上げることを必要としているか
などの質問で事前にやりとりし、チーム状況を把握しました。
Ⅱ.自分たち=JARTAの必要性を感じてもらう
- 変化を実感してもらうこと
- 監督から要望のあった『スピードアップ』
をテーマにトレーニングを提供させていただきました。
重心を感じる重要性
重心の位置で可動域が変わる、センタリングウォーミングアップの一部です。選手たちは変化に気づき、重心位置の重要性を身体で理解してくれました。
選手たちの食いつきが一番いいスパイラル・レッグショット
『サッカー選手は500回連続だよ』に対して『10回で限界』との声も・・・。
レッグショットである部位の意識を高めます。下肢に連動するRSSCの発動性を高め、スピードアップには必然です。
カットフォールはゲーム形式で行いました。どれだけ早くしゃがめるかを競います。ちなみに、写真は優勝した選手とトレーナーの対決です。
初めに出した課題である、スパイラルレッグショットの精度、連続回数ともにトレーニングを一通り実施した後、向上していました。
このように、JARTAトレーニングには各トレーニング相互に関係性があることについて、選手たちも身体で理解してくれたようです。
反省としては一次姿勢の重要性、細かい部分の説明はできなかったことです。今後、指導者向けのレクチャーや、個別のコンディショニングの中で深めていこうと思います。
最後に、選手には次週までの宿題を出させてもらいました。次回、選手たちの変化を見るのが楽しみです。
今後認定スポーツトレーナーになられる皆さん、是非一緒にサポートしていきましょう。
JARTA認定スポーツトレーナー
荒川