JARTAコンセプト

JARTAとは

東洋医学・東洋身体観、そして身体意識や認識学を基にした技術・トレーニングを提供するスポーツトレーナー協会です。

特に武道・武術の概念を”日本人のアドバンテージである”という視点でスポーツトレーニング理論に応用し、「日本独自のトレーニング」を選手やチームに提供しています。

 

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JARTA クオリティQuality Improvement in Four Areas

 

JARTAが提案すること。

それは4つのクオリティの向上です。

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1.身体のクオリティ向上|Body Quality

【機能的に使える範囲を増やす】

アブレスト能力(並立能力)

身体を最大限ゆるめて、身体の持つセンサー機能を最大限引き出し、収縮と弛緩の両機能が十分に働く「機能的に使える範囲」を拡大することを重視しています。

 

昨今現場で行われているトレーニングは、パフォーマンスアップの多くの要素を筋の収縮力アップに置き換えています。

しかしそういった筋によるパワーを重視するあまり、トレーニングによって選手が本来持つしなやかさや柔軟性がどんどん失われてゆく傾向にあり、身体が硬くなっていくといえます。

 

身体が硬くなると、下記のような弊害が生じます。

  • 身体の使い方がぎこちなくなり、力みがなくしなやかなパフォーマンスが実現しにくくなる。
  • 身体の一部(肩や肘、腰、股関節、膝など)にストレスが蓄積しやすくなり、故障の原因となる。
  • 疲労しやすくなる。
  • 持久力が低下する。
  • 自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、疲労回復能力が低下する。眠りにくくなるなどの症状が現れる。
  • 力任せのパフォーマンスを行う傾向が現れる。

 

また逆に弛緩ばかりにフォーカスしたマッサージなどのコンディショニングでも問題が生じます。

  • 弛緩しすぎて、翌日に身体がだるくなってしまう。
  • 揉まれたところが逆に痛くなってしまう。
  • 筋収縮力が低下してしまう。
  • 頭がぼんやりしてしまう。

 

JARTAでは、これらの問題点に対して、「アブレスト能力」という概念をもって対処します。

 

トレーニングによって身体を固めるのではなく、収縮力を高めると同時に弛緩する能力を高めることにより、パフォーマンスにおいて収縮・弛緩の幅を広く機能的に使えるようになるための身体づくりを提唱しています。

 

身体をゆるめて柔らかく使うというスタイルには、科学的・神経生理学的にも明確な利点があります。

それは筋肉の感知度・身体の状態の認識力です。

 

筋肉の内部には、「筋紡錘」という筋肉の伸び縮みを感知するセンサーがあります。このセンサーは、身体が固まっていると感度が落ち、身体がゆるんで筋肉が柔らかい状態にあると、その感度は向上します。

すなわちこれは、身体の状態や姿勢、思った通りに身体を操作する能力の向上に役立つのです。

 

スポーツのパフォーマンスを高め、さらにケガを防ぐためには、「無駄な緊張すなわち力み」を極力排除すること、どんな場面でも必要最小限の筋力しか出さないような「身体の状態」や「使い方」が実現できることが肝要なのです。

 

 

格定力

格定力とは、とてつもない速さで移り変わる競技場面において「局面に応じた身体の状態を選択する能力」のことです。

いくら筋力が強くても、いくら柔軟性に優れていても、その局面に見合った身体の状態を選択・発揮できなければハイパフォーマンスは実現できません。

 

ハイパフォーマンスを実現するためには、刻々と変わる状況において必要とされる身体の状態(例えば力を少しだけ入れつつ脱力など、全力と完全脱力の間の状態は無限に存在する)を体現できる能力が必要です。

そしてその能力は「ゆるんだ身体」がベースとなった上でトレーニングすることが可能です。

 

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2.動きのクオリティ向上|Quality of Movement

【武道的身体操作術】

JARTAでは、身体の使い方の質を向上することで、”フィジカルの差”を超越する身体操作術を身につけていただくことを目指しています。

柔能く剛を制す

日本では、古くよりこの言葉が使われてきました。

身体を柔らかく使うことで、大きな相手や強力な力を持った相手を封じるという概念です。

 

武道・武術の世界では、筋力差や体格差があっても、「その力を発揮させなければ良い」という考え方が存在しました。

さらに相手の力を利用する、相手の力の向きをほんの少し変えることで封じる、柔らかく相手の力を吸収してしまうという技術もたくさん在るのです。

 

間合いを制する

スピードについても、武道・武術には特に「動き出しの速さ」や「察知されない動き」など、間合いを制するための優れた概念があります。

例えば、地面を蹴らずに急加速する技術。普通では想像もつかない動きですが、これらの概念を利用すれば可能なのです。

 

想像がつかない動きを相手にされると、その相手は「認識できない」動きとなり、全くついてこられなくなります。

これらの概念は間合い以外にも、最高速度の向上にもつながります。

 

身体の使い方を極限まで研ぎ澄ますことで、一切の無駄を排除してゆくからです。

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【怪我を防ぐことは身体の使い方を変えること】

スポーツで実績を残すための大きな阻害要因が怪我です。

昨今、怪我の治療方法は多くの研究が進んでおりますが、まず大前提として、「怪我を突発的なもの・不運なもの」と捉えると、多くの場合は怪我に関する問題を解消することが難しくなります。

JARTAでは競技におけるほとんどの怪我を「競技やトレーニングも含めた日常的な身体の使い方」によるストレスの蓄積が原因と考えます。

そしてそれが怪我の直接的な原因となる筋力不足や柔軟性不足につながっていると推測できます。

つまり余程の場合を除いて、より根本的な部分は、「身体の使い方」にその原因が存在していると考えています。

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3.トレーニングのクオリティ向上|Quality of Training

【トレーニングの量質転換】

JARTAの大きな特徴は、トレーニング理論です。現在のスポーツトレーニングの多くを占める筋力トレーニング系のような「量的」な部分だけではなく、「身体機能の質・動きの質」にフォーカスしています。

既存のスポーツ科学に代表されるように、人体を構成する要素を一つ一つ取り出して量的に強化しても、決して最大限のパフォーマンスを発揮できるとは限りません。なぜなら、それはパフォーマンスを構成する要素を統合化できていないからです。

 

人間の運動においては、「フィジカル」の要素に加え、「スキル」、そして「認識力(メンタル)」の各要素が、絶妙に調和して統合化されてこそ、ハイレベルなパフォーマンスが実現されます。

昨今、様々な種類のトレーニングが誕生していますが、トレーニング業界で行われているものはほとんどが「フィジカル」の要素を満たしているだけにすぎません。

「肉体改造」という名目で様々なフィジカル系トレーニングを集中して行い、結果パフォーマンスが低下したり、ケガをしたりしてしまうような例は数えきれません。なぜならその様々なトレーニングは、ほぼすべて「フィジカルの要素を満たすだけのトレーニング」だからです。

 

JARTAでは、「統合化トレーニングの概念」を掲げ、運動の必須要素を全て満たした包括的・統合的なトレーニングでアスリートのパフォーマンスアップを実現します。

中でも特に注目すべきは、武道・武術の考え方を根底とした上達理論です。それらの上達理論は、他の各スポーツに比べて非常に優れています。

 

そして特筆すべきは、この理論は「日本発祥、日本独自のもの」という点です。

それゆえ、我々は古くから受け継がれた日本固有の上達理論をパフォーマンスの上達に応用することこそが、「日本が世界で勝てるようになる」ための有効な手段だと考えます。

 

日本のスポーツは、なぜ世界で勝てなくなったのでしょうか。

それは身体観やトレーニングの「西洋化」が大きな原因の一つだと考えます。

 

そもそも身体的構造的な要素で外国人選手には劣る日本人が、それを補うために筋トレをして筋力をつけようとする姿勢は、あまりに短絡的であり、必ず骨格的・生理学的に限界があります。

身体の大きさや筋力で劣るのであれば、日本人に見合った「身体の質」、そして「動きの質」で勝負すれば良いのです。

 

私たちは、それを実現させるためのシステムを構築し、アスリートたちのレベルを高めてゆきます。そして、国内ならびに世界で「勝てる」選手の育成をサポートしてゆきます。

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JARTAトレーニングの習得手段

これらは非常に高度な概念であり、高度な技術です。簡単には習得できません。

しかしそれは考えてみれば当然なのです。

なぜなら娯楽から発展したスポーツと違い、武道・武術は「生死」がかかった状況で発展してきたものだからです。

 

JARTAでは選手、チーム、トレーナーにそのトレーニングの方法論、前提条件としての身体の作り方、指導方法を習得していただくためのシステムを提案しています。

 

4.トレーナーのクオリティ向上|Quality of Trainers

【真に選手の要望に貢献できるトレーナー】

選手は、なぜ痛みや違和感を取り除きたいのでしょうか。

その理由は、ほぼ全て「最大パフォーマンスの発揮」「パフォーマンスアップの実現」に集約されます。

 

JARTAでは痛みや違和感の除去とパフォーマンスアップの関係性を明確にし、選手の要望に応えることを最優先するという姿勢を貫いています。

 

科学的根拠を追求する姿勢と、選手の要望に手段を問わずに応える姿勢や考え方は、重なる部分もありますが、明確に異なります。

我々は科学的根拠を否定しているわけではありません。

 

ただ、選手の要望は「科学的根拠」ではなく、「ケガの治癒やパフォーマンスアップである」ということです。

ケガの治癒やパフォーマンスアップを切望している選手は、統計や数値ではなく、目の前の唯一人なのです。

 

JARTAが主催する講習会では、「選手の要望に応える手段と考え方」の習得に重点を置いています。

 

そして、トレーナー自身の身体の使い方の習得にも重きを置いています。

理由は、

  • 身体の使い方によってコンディショニングの効果が変わるから。
  • 身体の使い方が下手なトレーナーに、身体の上手い使い方を指導することは理にかなっていないから。

JARTAでは、たとえ一流選手であっても、JARTAトレーナーが指導するトレーニングにおける身体の使い方に関しては勝ることができることを基本スタンスとしています。

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世界レベルで通用する日本人選手

美しくしなやかな動きをする選手が、ムキムキの粗い動きをする選手を圧倒する…。ごく稀にそんな選手が現れ、多くの人々を魅了します。

 

JARTAでは、それを「センス」「天才」で片付けるのではなく、そういった選手を生み出せるトレーニング理論と指導システムを構築することは可能だということを提唱しています。

 

身体を固める能力や瞬発力を高めるだけでは通用しないことはこれまで多くの結果として証明されてきているはずです。我々日本人がどうすれば勝てるのか、温故知新のごとく原点に回帰して身体観やトレーニングを見直すべき時です。

 

近年、身体の大きい欧米人に対抗しようと、体幹トレーニングなどに代表される「身体を固める力」「固定する力」を養成するトレーニングがスポーツ現場での中心となってきました。

それらは欧米式の理論が基になっています。

 

しかしスポーツにおける多くの場面では、四肢のみならず体幹部も含めて最大限しなやかに使うことが要求されることの方が多いのです。

サッカーのメッシやネイマール、ロナウジーニョなどの動きを今一度よく見て下さい。彼らのしなやかなプレーの中で、体幹部を固く固定して使っている場面など皆無です。

 

 

▪︎JARTAトレーニング・コンディショニングの習得および採用は下記ご参照ください。

 

トレーナーの方

選手・チーム

 

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※現在JARTAでは、メールマガジン新規ご登録の方に、期間限定特典としてJARTAのベーシック講習会のダイジェスト版を登録2日後のメールマガジンにてお渡ししています。

 

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