大人になった自分は幼少期と比べてハイパフォーマンスを発揮しているのか??

〜子供との遊びを通じて考えたこと〜

 

今年42歳になる認定スポーツトレーナーの松田純一です。

 

自分と同じアラフォーの方にお聞きします。

 

前転や後転などのいわゆるマット運動を最後にしたのはいつですか?

 

雲梯(うんてい)にぶら下がり、猿のように移動して遊んでいたのはいつのことですか?

 

高所からジャンプして遊んでいたのはいつのことですか?

 

自分は子供との遊びを通じて、ここ最近これらのことを久しぶりに行いました。

 

結果は散々でした…。

 

頭の中のイメージでは幼少期(2歳~12歳頃とします)のように遊べるはずでしたが、現実のパフォーマンスは違っていました。

 

幼少期より筋力は強いし動きも理解できているはずなのに、何故イメージ通り遊べないんだと若干ショックでした…。

 

しかし、この出来事にスポーツでハイパフォーマンスを発揮するためのヒントが隠されているのではないかと考えました。

 

今回の内容は、自分と同年代の方には特に目を通していただきたい内容です。

 

【幼少期の遊びを大人になって行うとこうなりました】

 

それぞれ結果と原因です。

 

①前転と後転(マット運動)

・前転・後転はできるんだが転がるたびに目が回る。続けて転がると目眩がひどくて動けない。→三半規管の機能低下。

・後転は球体が転がるというよりはゴツゴツと岩が転がっていく感じになる。→脊柱一つ一つが選択的に動いていない。

 

②雲梯

・握るバーを一つ飛ばしに進んでいきたいが、次のバーになかなか手が届かない。届いても連続して一つ飛ばしに進んでいけない。→腕の筋力のみで動いており、全身の反動を使った動きができていない。

・そもそも肩が痛くなってくる。→日常生活で180度以上肩を上げることがない。可動域の低下。

 

③ジャンプ(飛び降り)

・着地の衝撃が全身に走り、着地後すぐに動けない。→着地の衝撃を全身で分散できていない。幼少期と比べ筋力があるが故に脚のみで踏ん張ってしまう。

 

このように幼少期の運動イメージとは違い散々な結果でした。

 

【ハイパフォーマンスを発揮するための身体の土台作り】

 

前転・後転が上手くできなくても…

雲梯が上手くできなくても…

ジャンプが下手であっても…

果たしてスポーツの場面でハイパフォーマンスは発揮できるものでしょうか?

 

できるかも知れません。

 

確かに野球やサッカーなどでプレー中に前転をしたり雲梯をしたり飛び降りることはそうそうにありません。

 

しかし、先ほどの遊びの中にハイパフォーマンスを発揮するための要素が含まれていることに注目していただきたいです。

 

前転を繰り返しても目眩がしないということは、激しい動きをしても空間での自分の状態を見失わないということに繋がります。

 

滑らかな後転ができるということは、脊柱一つ一つが選択的に動くことで全身のしなやかな動きへ繋がります。

 

筋力に頼らず雲梯を一つ飛ばしに進んでいけるということは、全身を連動した動きへと繋がります。

 

ジャンプの衝撃を分散できるということは、無駄な力みを無くして怪我を防ぐことに繋がります。

 

このように少し考えるだけでも、幼少期の遊びの中からハイパフォーマンスへ繋がる要素が発見できます。

 

ハイパフォーマンスを発揮する為に絶対に必要なこと、それは「身体の土台作り」です。

 

各競技専門の動きへ分化する以前に必要となる、根底的な身体の使い方は、視点を変えれば幼少期の遊びの場面にも存在します。

 

【自分が取り組んでいるトレーニング】

幼少期の遊びがイメージ通りできなかった悔しさと身体の土台作りのために、月1~2回ですがマット運動を始めました。

 

 

ここで注意したいのが、ハンドスプリングが上手くなるためにやっているのではないということです。

 

空間で自分の状態を認識するためや、背骨をしなやかに使える身体を作るために、ハンドスプリングを行なっています。

 

今のスマホは便利なもので簡単にスロー撮影が可能です。

 

回転中のイメージと実際の動きを合わせるために活用しています。

 

最終的には映像を見なくても自分の状態が分かるようにしないと、ハイパフォーマンスへ繋がりません。

 

写真や動画をトレーニングに活用する場合は、見かけだけを修正するのではなく、トレーニングの目的を見失わないように気をつけてください。

 

【まとめ】

・大人になって幼少期の遊びをすると、できなさすぎてショックを受ける。

・ハイパフォーマンスを発揮するために身体の土台を作る必要がある。

・トレーニングを上手くできることが目的にならないよう気をつける。

・写真や動画を活用する際は、フォームなど見かけだけを修正しないよう気をつける。

 

※自分はハンドスプリングをトレーニングに取り入れましたが、けしてハンドスプリングのみを推奨している訳ではありません。

ハンドスプリングから得られるトレーニング効果は、いくらでも別のやり方で得ることが可能です。

もしも実施される際は、必ず自己責任ということを了承の上で行ってください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

追伸

 

 

前転宙返りもやり始めましたが、まだまだ課題がたくさんです。

 

42歳、まだまだ伸びしろがあります。

 

 

JARTA公式HP

https://jarta.jp