「食事」と「栄養」が心とカラダを繋ぐ

文:伊藤直哉

 

 

スポーツに一生懸命に取り組む我が子の力に少しでもなりたい。

 

それが親の心境だと思います。力になる方法はたくさんあります。応援に行くのも道具を買うのも練習を手伝うのもそうです。

しかし、どの程度関わっていいものかは悩みの種でもあります。親が干渉しすぎると良くないと言われたり、大きくなるにつれ子どもが自立していきむしろ距離をとられる。 我が子を応援したい。そんな親の思いをありったけ思う存分込めることのできる方法が一つだけあります。

 

それが食事と栄養です。

 

毎日食べる食事であるからこそ可能性は無限大です。
スポーツに一生懸命取り組むための土台となります。

 

そしてセラピストやトレーナーは、その橋渡しが出来ます。
我が子のために奮闘する親のために、食事と栄養の大切さを知り、その手段を伝えることが出来ます。

 

全ては選手のために
そしてその選手を想う親のために

食事と栄養という方法があります。

 

 

今回はそんな我が子を思いながらも仕事など日々忙しく奮闘しているご両親へ、ひとり暮らしを始めて食事に困っている選手への記事です。

 

 

 

 

大切なのは分かってるが、栄養、栄養って言っても…

「めんどくさい」
「練習してしんどいのに作る気にもならない」

と思っている方が多いと思います。

 

そんな選手のために、
そして料理をしてくれているお母さんのために、

 

カラダも冷やさず、栄養素も取りやすく、
そしてただ食材を入れるだけでできる簡単な(料理の仕方に個人差はありますが…)

『スープ最強説』

を東洋医学の視点から日々の食材を選ぶ方法をお伝えします。

 

 

前回の記事でも紹介しましたが、

「冷えは万病の元」

冬のトレーニングだけでなく、体調管理も夏に影響する

 

スープはこれを解消してくれます。

 

カラダを冷やしてしまう食材でも温める調理法を用いることで、冷やす作用が緩和されます。
温める・冷やすという観点で食材を考えるストレスも軽減されます。

そして何より、自分で作っても失敗しにくいのも大きなメリットです。
私も料理はしますが、スープ作りで「失敗した〜」と思うほどのことはありません。

練習や日頃の生活に気を配っているからこそ、大切な食事といえども簡単で美味しいのが1番です。

 

 

 

では実際にどういう時にどのようなものを食べると理想的か(アドバイスしたら良いか)ご紹介します。

 

・しんどい
・だるい(重だるい)
・ぼーっとする
・動きたくない
・眠い
・めんどくさい
・気合が入らない
・胃腸が弱い

などの症状がある選手はカラダを動かしたり、温めたりするための生命活動のエネルギー《気》が不足しています。

練習したりしてこの《気》を消耗して、少なくなっている選手は本当に多いです。

 

 

では、シンプルに《気》を補う食材を入れれば良いのですが。

 

東洋医学にはこういう言葉があります。

「気血同源」

《気》と《血》は相互依存関係です。
《気》は《血》(全身に栄養を運ぶ作用)を作っています。
ですので《気》が不足していれば、《血》も不足してきます。

カラダにエネルギー《気》を補給し、栄養を運んでくれる《血》を作って元気を取り戻すのが理想です。

 

 

では実際に入れていきましょう。

 

見た感想はいかがでしょうか。
すぐスーパーで買えるものばかりですよね?

ベースはコンソメでも和風だしでも何でも大丈夫です。

更にしょうがを入れればカラダもより温まります。
(カラダに熱を持っている人は入れすぎに注意)

 

気分転換に酸味のあるトマトを入れても良いですね。
トマトは胃の働きを助け、食欲増進効果もあり、酸味は肝(肝臓のようなもの)の機能も上げてくれます。

 

また大豆は気を補い、胃腸の機能も高め、血流も良くしてくれます。
豆類は水の代謝にも良く、むくみやカラダの重だるさも取り除く作用がありますので、
ミックスビーンズなどを使うと良いです。

 

 

いかがでしょうか?
良く食べる食材ですし、スーパーでも簡単に買えます。

 

いつも食べているかもしれませんが、何気なく食べているのと意識して食べているのとでは効果も違います。

同じストレッチでも何も考えずにしているのと、筋肉など意識しながらしているように。

 

 

日々の練習で頑張っているからこそ、大切な食事。
それでもより簡単に作れることも大切な継続できるポイントかと思います。

 

そんな時はスープにして、いろいろな具材を入れてみてはいかがでしょうか?
疲れているからこそ、カラダを冷やし過ぎず、胃腸に優しく温かくして食べてみてはいかがでしょうか?

 

 

今回は1つ例を紹介しました。
他の症状にも食材や調理法を変えて、『最強のスープ』が作れます。

もちろん腹八分目、良く噛んで食べることも《気》や《血》を作る上でとても大切です。

 

 

JARTAスポーツ栄養セミナーでは、この記事のように東洋医学の視点を用いて選手のカラダの状態に合わせて、食材や調理法を考えていきます。

 

そして、「口に入るまでのコンディショニング」
例えば、疲れて消化吸収力が落ちて、食べたものが吸収されず、栄養がパフォーマンスに繋がらないことのないように、普段からの過ごし方やセルフワークもお伝えしていきます。

▶︎JARTAスポーツ栄養セミナーの詳細はこちら

 

 

是非、

パフォーマンスUPやケガをしないカラダづくりに、東洋医学の視点を取り入れて、食事や体調管理を考えてみてはいかがでしょうか。

参考にしていたけたら幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

〈前回の記事はこちら〉

手段に囚われない、食事面からのサポート

夏の食欲不振へのアプローチ

冬のトレーニングだけでなく、体調管理も夏に影響する

 

 

 

 

 

今回JARTAではスポーツ栄養セミナーがコース化されました。

西洋と東洋、両方の栄養学を体系立てて学ぶことができます。
※参加条件はありません。どなたでもご参加いただけるセミナーです。

 

日本における栄養学は西洋的な観点を中心に発展してきましたが、実は東洋にも栄養学があります。

 

JARTAでは、西洋医学と東洋医学、そして西洋的身体観と東洋的身体観は、それぞれ補い合え、両者をそれぞれ使いこなすことで選手にとってより良いサポートが実現できるという考え方を持っています。

 

我々はこの考え方は栄養学にも当てはまると考え、西洋と東洋の栄養学の両者を使いこなせるようになることを目的としたセミナーを開催することにしました。

 

▶︎こんな方には特にお勧めいたします。
・西洋だけでなく東洋の栄養学も学びたい方
・スポーツ栄養学に興味があるけど、どこから学べばよいかわからない方
・スポーツ現場での応用編など、より深く学びたい方
・スポーツをしている方の栄養をサポートする立場にあるが、不安がある方

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JARTAスポーツ栄養コース

 

Stage1の募集は始まっています。
(Stage2以降へは必要に応じて進学をご検討ください)

皆様のご参加をお待ちしております。

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Stage1 -基本の食事 大阪会場
※当セミナーはJARTA認定スポーツトレーナーコースに含まれません

▶︎日程 2019年2月17日(日)10:00~15:00(受付:9:30)
▶︎会場 アルファオフィス247大会議
▶︎講師 西洋編|片山真子、東洋編|伊藤直哉
▶︎申し込みフォーム https://beast-ex.jp/fx3952/NUOsaka

 

JARTA公式HP

https://jarta.jp