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2015年11月21日

立甲が身体に及ぼす影響とは!?

立甲の重要性に関してはこれまでのブログやセミナーでもお伝えしてきました。
立甲を獲得することでパフォーマンス、障害予防にどう影響するのか。
認定講師の藤田友和です。
 
今回は立甲によってパフォーマンスアップや障害予防にも繋がったという選手や指導者からの声をお伝えします。
 
過去に同タイトルでのブログを一度書いておりそちらは下記をご参照ください。
 
「立甲がパフォーマンスアップ、障害予防に重要な理由」
http://jarta.jp/training/954/
 
「立甲を獲得するために」
http://jarta.jp/training/3975/
 
「ローテーターカフトレーニングと立甲」
http://jarta.jp/training/2356/
 
 
スクリーンショット 2015-11-21 9.52.44
 
写真は先月行った認定スポーツトレーナーの合宿(義務研修)での様子です。
全員で立甲を行いましたが少し気持ち悪いですね。
 
 
「立甲ができたことでの身体変化」

  • コントロールがよくなった
  • ストレートの球速がアップした
  • 肩、肘の痛みが少なくなった、なくなった
  • 肩甲骨がよく動くようになりバッティング時にあった体幹のつまり感、回しにくさがなくなりインコースが打ちやすくなった
  • ピッチング後にあった肩周りの筋肉痛や疲労感が減った
  • 立甲の出来具合や感覚の違いで普段からのコンディショニングチェックにもなる
  • 立甲が出来ていると身体の調子が良いが、しにくい時は少し身体に違和感があるのでその日のバロメーターになる
  • 肩のはりや腰痛がなくなった
  • 鎖骨骨折後復帰しても違和感がずっとあり気になっていたがなくなった
  • 腕の変な力みがなくなることで腕の操作がしやすくなった
  • ドリブル時に肩甲骨がしっかり動くようになり身体の連動性ができてきた
  • 肩甲骨が動くようになり相手と競り合った時に楽に抑えられるようになった
  • ドリブル時のフェイトの幅が拡がりかわしやすくなった
  • 走っている時の肩周りの変な力みがなくなり楽に走れるようになったことで体力の消耗が少なくなった
  • 自分よりも身体の大きい選手からの当たりに負けなくなってきた
  • 肩の違和感や少しの変化に気づくようになった
  • 首の痛みや違和感がなくなった。首の可動域がひろがった etc

 
この他にも多くの改善例がありますが割愛させていただきます。
 
立甲はコンタクトスポーツ(サッカー、バスケットボール、ハンドボール、ラグビー、アメリカンフットボール、相撲 etc)、ノンコンタクトスポーツ(野球、テニス、バレーボール、バドミントン、卓球、自転車競技、陸上競技 etc)の分野に捉われず、どの分野でも必要な身体の使い方です。
肩甲骨や肩ばかりにフォーカスしがちですが、立甲ができることでの副産物も多くあるのは上記の選手や指導者の声からお分りいただけたかと思います。
スクリーンショット 2015-11-21 9.52.58
 
「まとめ」
立甲ができることでパフォーマンスアップや障害予防に繋がることをご理解いただけたかたと思います。
立甲は身体の使い方や認識力(気づき)を向上させたり、力みを少なくするために必要な要素を作るためのトレーニングやコンディショニングです。そのため立甲ができたからパフォーマンスアップする、障害予防に繋がるというものではありません。立甲は人が身体を動かす上で必要最低限必要な能力であり、パフォーマンスアップや障害予防の一要素と捉えていただければと思います。
 
立甲に関してはJARTAのベーシックよりお伝えしています。