Sports Aroma 基礎・評価編



日常的に『アロマ』という言葉を聞くことが増えました。キャンドルや柔軟剤、コーヒーなど、良い香りの『アロマ』=『癒し』というイメージが強い方が多いかもしれません。
良い香りを吸引することによってリラックスする、集中力を高めるといった精神面への効果は当然期待できます。また、香りの特性は嗅覚が大脳皮質を介さずに大脳辺縁系へ直接伝わるということ。
大脳辺縁系は記憶や情動と密接に結びついており、これらが引き起こす身体症状に対してもアプローチが可能だと考えられています。
さらには大脳辺縁系から視床下部へ到達し、自律神経系の調整も期待できます。本セミナーでは精油(香りの元)自体の効果はもちろん、嗅覚神経による脳へのアプローチ機序、症状に合った精油の評価方法を1日で修得していただけます。

たくさんの精油がある中、選手に何を使用すれば良いのか…
一般的には、精油の効能によって選択されます。精油に含まれる化学成分の効果を期待するのです。
例えば、ラベンダーに多く含まれる酢酸リナリルは鎮痛作用が有名で、そのために疼痛軽減を目的に使用されることがしばしばあります。アロマと痛みに関する研究では、
痛み関連電位を測定し、精油の効果を検討したところ、ラベンダー、イランイラン、ネロリ、ペパーミント、カモミール、ローズマリーの各精油における振幅(痛みの強さ)の経時的変化において、低下したものはラベンダー、イランイラン、ネロリ、ペパーミントで認められたと報告されています。
【出典|谷川富夫,他:アロマテラピーの“いたみの領域”に果たす役割 PAIN RESEARCH 26:120,2011】こういった効能や研究結果は非常に重要ですが、この側面だけでは不十分であると考えています。一般的な効能は認められていても、目の前の選手に有効か否かは確認しなければ分かりません。
そのために、身体反応を評価する必要があります。
基礎・評価編では基礎的な知識だけでなく、この評価方法もお伝えします。


1.アロマの基礎(精油・キャリアオイルについて)
2.アロマの吸収経路
3.痛みと嗅神経について
4.アロマの身体への影響
5.精油の評価方法
6.ハンドトリートメント体験※選手への使用はもちろん、自分自身・身近な方へも使用していただけます
※当セミナーは認定トレーナーコースに含まれません
※実技編であるスポーツアロマトリートメントの開催は11月25,26日です

講師   奥田智乃
日本アロマリハビリテーションマスタープラクティショナー | 日本アロマリハビリテーション研究会認定講師
執筆 | 【月刊】地域リハビリテーション(三輪書店)  共著:塩谷 美奈子 · 会津 圭崇 · 奥田 智乃
12巻 4号より 「医療・介護に役立つアロマリハビリテーション」を連載

受講料
一般             15,000円
会員             13,000円
JARTA認定スポーツトレーナー 11,000円

定員 14名


東京会場 2017年10月15日(日)
10:00~16:00(受付開始9:30~)
タワーホール船堀、会議室406
東京都江戸川区船堀4-1-1
都営新宿線、「船堀」駅下車、徒歩約1分。

※現在、他地域での開催は予定しておりません。